針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

山中與幽人對酌

2008-09-25 07:56:29 | 漢詩・古典・エトセトラ

 長い年月が経つと大分記憶があやふやになります。「月下獨酌」の文章が山中與幽人對酌」のものと混同してしまったのだ。こりゃいかん!。と言う訳で、再び復習だ。皆さんにはこんな退屈な話しなど、聞きたくも見たくもないとは思いますが、たまには、見て御覧あそべ。(爆)針が思うのに、漢詩こそ、「スローライフ」の原点を掴むのに役立つものはないのだよ。ギスギスした心を癒すのにもってこいなのだぞ。

          

      [山中與幽人對酌]  盛唐 李白

兩人對酌山花開 (りょうじんたいしゃく山花開く)
山の隠者とふたりで酒をくみかわす。周りには花なんぞ咲いているぞ。

一盃一盃復一盃 (いっぱいいっぱいまたいっぱい)
ほら一盃、そらもう一盃。

我醉欲眠卿且去 (われようて、眠らんとほっす。卿(君)まあ、しばらく帰れ
ああ、オレはもう酔っちゃったよ。君、もう帰れって。

明朝有意抱琴來 (明朝、意あらば、琴を抱きて来るべし)
明朝来る気があるなら琴を抱いてきな。

         
 なんて勝手な奴だと思うでしょうけど、酒のみは勝手なんだよ。琴を抱いて来いと言われた方も、「成る程!」と思うところが、いいね。それこそ「ツーと言えばカー」なのだ。気持ちのチッチャイ奴なら、「コノ野郎!」と怒るところかもしれませんがね。

 この人達のレベルになると、それこそ、屁でもないのだ。と言うよりか、酒を飲んで酔っ払って、現実から逃避して、自分の理想郷にフワフワと飛んで行ってるのかもしれない。だから琴を抱いて来いと言われた方も、「俺も帰って寝るよ、俺も夢の中に彷徨いに出掛けるとするかあ」。なんちゃって。

コメント (5)
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