長い年月が経つと大分記憶があやふやになります。「月下獨酌」の文章が山中與幽人對酌」のものと混同してしまったのだ。こりゃいかん!。と言う訳で、再び復習だ。皆さんにはこんな退屈な話しなど、聞きたくも見たくもないとは思いますが、たまには、見て御覧あそべ。(爆)針が思うのに、漢詩こそ、「スローライフ」の原点を掴むのに役立つものはないのだよ。ギスギスした心を癒すのにもってこいなのだぞ。
[山中與幽人對酌] 盛唐 李白
兩人對酌山花開 (りょうじんたいしゃく山花開く)
山の隠者とふたりで酒をくみかわす。周りには花なんぞ咲いているぞ。
一盃一盃復一盃 (いっぱいいっぱいまたいっぱい)
ほら一盃、そらもう一盃。
我醉欲眠卿且去 (われようて、眠らんとほっす。卿(君)まあ、しばらく帰れ
ああ、オレはもう酔っちゃったよ。君、もう帰れって。
明朝有意抱琴來 (明朝、意あらば、琴を抱きて来るべし)
明朝来る気があるなら琴を抱いてきな。
なんて勝手な奴だと思うでしょうけど、酒のみは勝手なんだよ。琴を抱いて来いと言われた方も、「成る程!」と思うところが、いいね。それこそ「ツーと言えばカー」なのだ。気持ちのチッチャイ奴なら、「コノ野郎!」と怒るところかもしれませんがね。
この人達のレベルになると、それこそ、屁でもないのだ。と言うよりか、酒を飲んで酔っ払って、現実から逃避して、自分の理想郷にフワフワと飛んで行ってるのかもしれない。だから琴を抱いて来いと言われた方も、「俺も帰って寝るよ、俺も夢の中に彷徨いに出掛けるとするかあ」。なんちゃって。
この詩は、針殿のお山の生活をそのまま詠んでるんじゃないの?
絶対そうだと思うんだけどなぁ・・・
一盃一盃重無限
我酔欲眠君使風呂
後時有意食美味蕎麦
思い切ってくっ付けましたね。(爆)
本当の仙人生活は酒飲んでたらふく食っていたんじゃ駄目ですよね。仙人は霞食わないと!。←こ、これは無理です。
今週の26日夜から久しぶりの釣行で御座る。雨降らないといいなあ。3,4日は「かかし祭り」でっせ。
針さん、漢詩って好きなのですね。
ギスギスした心を癒すって、なんとな分かるような?
詩の意味を自分なりに考えたり、教えてもらったりと 自分の中に入ってくると色々と思うところもあったりして^^
色んなのがあるけど、詩って好きです☆
また人それぞれ微妙に受ける感じが違っていたりして。
この短い文章の漢字がかもし出す世界もよっかったりしてね。
だから自分なりの色を付けてもいいんですよね、