ジャックはこれから何をされるか分かっているから、扉のところに行って、ソワソワしている。
凛は鼻ズラを押さえ込まれて、身動きがとれない。
ジャックはもう、何が始まるか分かったので、もう震えているぞ。もう逃げたくて、しょうがないみたいだ。
凛はシャンプーを終わって、これから耳の矯正をするのだが、まだ、担当の方が見えるまで時間があるので、ちょっと休憩。耳の周りの毛をカットして、しばしの間放されて、うろうろしている。矯正のテープが取れたせいか、自分の耳じゃない感じで、しきりに頭を振ってパタパタしている。
もう一枚。
う~ん、とっても可愛いぞー。見慣れた顔が目の前にあるのかキョトンとしている。再び、耳の矯正をするのでしばし、この姿は見納めだ。
ジャックはからきし、意気地がない。ブルブルと震えっぱなしだ。遠くで見ていても情けない。「ジャック、しっかりしろ!。」l