浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

忘れんぼさん

2006年01月03日 | こども

僕には物事や人の話を曖昧なイメージで捉えるくせがあるらしいです。例えば、人と会う約束をしていても、どの人とどんな用事でどこで会うのか、頭の中でイメージしていても明確な日時を覚えていなかったり、或いは出掛ける準備をしていても適当に持っていくモノを準備するので、本当に必要なモノが無かったりします。

先日、そんな僕の行動を知ってか知らずか、出掛ける際にデジカメを忘れた僕に対して、息子(6歳)が『もう、忘れんぼさんなんだから』と言いました。まるで親が子どもを諭すようなその言葉を聞いて、思わず微笑んでしまいました。

息子が大人(おそらく僕)の真似をしているのが可笑しくもあり、また僕と対等な立場でありたいという心が垣間見えたり、優しい心を感じたり、色々な想いのこもった言葉だと感じたのです。

甘えんぼさんの息子と忘れんぼさんの僕で過ごす日々も楽しく感じています。


初蹴り

2006年01月03日 | 因島

1月2日に初蹴りを行ないました。僕が指導に関わっている中学生たちと、今まで関わってきたOBたち、これから関わるであろう小学生たち、さらに社会人として一緒にサッカーをしている人たち、そしてそれらを支えてくれている親たちが集まって今年最初のサッカーを行ないました。

毎年たくさんの人が来てくれるのですが、それが僕たちの楽しみでもあるのです。懐かしい顔を見て、色んな話をして、一緒にボールを蹴って、幸せな時間でした。

僕が因島を離れて過ごしていた頃、たまに因島に帰ってきたら懐かしさと共に、どこか居所の無いような気持ちを感じていました。そんなとき、仲間と共にサッカーボールを蹴った時間が気持ちを満たしてくれました。

今、僕は故郷である因島で生活していますから、当たり前のように感じていますが、実際に因島を離れて生活している人には、こんな時間を作ってあげることが大切なのではないでしょうか。

自分の生まれ育った場所を離れて生活する教え子たちに、いつまでも帰ってこられる場所を提供できたら良いなぁ。そしていつまでも大切な仲間でいたいなぁ。