浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

新年の願い

2006年01月04日 | 日常

新しい年が始まりました。ただ普通に夜が明け、朝が来ただけでも、それが12月31日と1月1日の間を経て行なわれたものであれば、多くの人々にとって特別な意味を持ちます。人が社会で生活するということは、様々なモノを抱えてくることでもあります。

自分自身で切り替えのできる人ならば特別考える必要も無いでしょうが、多くの人にとって怒りや悲しみ、ストレスなど負の要素を断ち切ることは難しいことなのかもしれません。そんな抱えているモノを自分の中で整理できる日が、この日なのではないでしょうか。

僕はいつも年賀状に「今年も良い年でありますように」という言葉を添えるようにしています。それは自分自身に対して誠実でありたいと願う気持ちでもあります。

ただ、今日『うと雑記』の「年頭のあいさつ」という記事を読んで、ハッとさせられました。

「いいことだけが、ありますように」

素晴らしい言葉だと思います。決して飾っていないし、今まで積み重ねてきた全てのもの(正の要素も負の要素も)をひっくるめて、発せられる言葉ではないでしょうか。

僕も願います。この世界にとって「いいことだけが、たくさんありますように」。