らんかみち

童話から老話まで

岡崎だけじゃなく、宮あおいファンまで敵に回した?

2008年09月18日 | 酒、食
豪雨「岡崎だったからいい」=麻生氏発言に抗議文-愛知県岡崎市(時事通信) - goo ニュース

 ばか者が! 岡崎だから良くないんじゃないか。「桜子ちゃんの味噌蔵が心配で、夜も眠れなかった」くらいのことがなぜ言えん。漫画オタクなら朝ドラも押さえとくべきじゃないのか。(宮あおい主演のNHK朝ドラ「純情きらり」が今月末から再放送されるらしい)
 
 この発言がきっかけになったわけじゃないけど、田舎のスーパーにもようやく味噌煮込みうどんが出回るようになったので買いました。ただし、讃岐うどん文化にどっぷり浸かった当地の人心におもねるべく、麺は讃岐風のゆで麺でした。
 味噌煮込みうどんは八丁味噌の重要さはいうにおよばず、麺はいくら煮込んでも芯が残るくらいでないと許せません。今回買った軟弱ゆで麺みたいなのを使ってたら、露払いどころか勇み足でいずれ土俵を割るでしょう。
 
 菩提寺のご住職が、「名古屋の山本屋で味噌煮込みうどんを食べたら2200円もした」と驚いてました。確かにあの店は値が張りますが、そりゃあ名古屋コーチンでもトッピングしたんじゃないの? といぶかりたくなります。
 あの店、美味しかったのは間違いないですが、穴の開いてない土鍋の蓋を小鉢代わりにするあの独特の食べ方ができず、エプロンをしてもネクタイを味噌まみれにしながら食べたのを思い出しました。
 
 しかし地元の人に、「もっと安くて美味しい店はいっぱいあるよ」といわれて探したんですが、むしろ美味しい店を探すのに苦労した覚えがあります。讃岐も同じで、うどん所のド真ん中にあってさえ、カップ麺の「すうどんでっせ」より不味い店があるんです。
 
 だからといって、うどんは自分で打ってゆでて食べるもんじゃないです。店で食べるのがいいに決まってます。打つのだって蕎麦の何倍もの時間がかかるし、ゆでるのだって10倍以上の時間がかかります。夏場なんて暑くてやってられません。
 手間がかかるばかりか、打ちたてが重要な蕎麦と違って、うどんは冷凍でも味は変わりません。いやそれどころか、乾麺だって結構いけます。ああそれなのに、またうどんを打ってしまいました。自分でものを産み出す喜びには、コスト意識もエコ意識も抗えないんですね。

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