らんかみち

童話から老話まで

フェンネルで豚バラの角煮

2015年07月15日 | 酒、食
              

 フローレンスフェンネルをどうやって消費したものかと苦吟していたところ、宅配のおばちゃんが「はまりそうな味や!」と、二つ目を持って行ってくれた。おばちゃんは子どもの頃、フェンネルに付く青虫を刺激して角を出させて遊んでいたというから、きっと青虫の低級霊が憑いているんだろう。

 それはさておき、今日はフェンネルの角煮。今までは豚バラを生姜とネギで一度炊き、さらに醤油やみりんで煮込んでいたけど、フェンネルを使った冒険にいどんでみた。
 正直いうと、フェンネル漬けになっている自分に出来上がりの味が判定できるだろうか、という疑問はある。しかしそれは生姜でも同じことで、調理を終えてしばらくしないと本当の味は分からないものだろう。

 残り物の野菜、ていうか、産直市で見つけたビーツというカブみたいな野菜も一緒に煮込んでみた。赤ワインで煮込んだような血の色した煮汁はビーツから出た色素。白ワインで煮込んだので、酸味が今までにないアクセントになっている。
 フェンネルわぁ・・・ああ、口の中でその香りを発しながら肉がとろけていくぅ! 白ワインとの組み合わせ、これはクセになるかも。

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