らんかみち

童話から老話まで

家電製品の故障は伝染する

2013年08月06日 | 暮らしの落とし穴
 2台のエアコンが時を同じくして壊れた。1台はリモコンを受け付けず、もう1台は室外機が動作しない。メーカーは同じで型番は少し違うが、どちらも20年ほど前に設置したものだ。同い年だからといって、壊れる年まで一緒じゃなくても良いのじゃないかなぁ。
 幸いなことに症状が異なるので、片方のパーツを取り外して交換すればどちらかは助かるはず。迷うことはない、母の部屋のを救おう。

 実は同じことを3年前にもやっている。型番が少々違ったとしても共通のパーツが使われていることが多い。というわけで修理は楽勝だった。がしかし、犠牲にしたもう1台の方の代替はどうするんだ。
 電気屋さんに行って聞いたところ、エアコンが品薄で入荷がいつになるか分からない、だってぇ! 量販店には行ってないけど、こうなったらやせ我慢するか。

 それはそれとして、太陽熱温水器が屋根の上で水を垂れ流している。2、3日前から水圧が低いと感じていたけど、こういうことだったのか。修理屋さんに診てもらったところ、古すぎて部品が手に入らないらしい。
 昔の修理屋さんなら、部品が手に入らないなら中古を使い回したり、自分で部品を作ったりしてなんとかしたんだろうが、今は修理屋さんの責任が問われるようなリスクは負えないのだろう。

 明日は屋根に登って、修理できそうなら悪あがきをしてみる。それでダメなら、いやダメでも納得は出来ないけど、少なくとも逃げなかったと自負できる。
 バイクの修理でも、もう少しのところまでたどり着いていたんじゃないか、あと少しだけ深く掘り下げていたら自分で修理できていたのに、と悔しい思いをしたこともある。
 そこだけなんだよな、貧乏性といやそうだけど、宝くじが当たっても同じことをやっている気がする。