
(承前)
5月29日の遠軽行きの続き。
遠軽町丸瀬布の市街の住所は、わかりやすい。
市街を、おおむね東西に、JR石北線、国道、湧別川が貫いており、石北線の北側が丸瀬布水谷町(以下、「丸瀬布」を略)と天神町、石北線と湧別川の間が東町、中町、西町、元町、湧別川の向こうが新町になっている。
国道を走っているだけでは、まず水谷町なんて通ることはないのだが、毎年6月には、道内最大級のフジ棚にフジの花が咲き誇るらしいので、どんなあんばいなのか、様子を見にいくことにした。

話の流れにまったく関係ないが、こういうコンクリート擁壁を見ると、外岡秀俊の小説「北帰行」を思い出してしまう。



古い建物が好きなので、ついこういうものにばかりレンズを向けてしまうが、実際の丸瀬布水谷町は、公民館や体育館があったり、新しい住宅も並んでいたりで、廃村のような地区では決してない。
平和山公園の看板から右折し、坂を登っていく。
右手にある廃屋は大きく、学校のようなつくりだ。
そして、弘政寺に到着。この寺の境内にフジ棚がある。
しかしごらんのように、まだレンギョウが咲いていて、フジは咲く気配もなかった。



寺の入り口にあった看板を見ると、フジ棚はここから相当奥のほうまで続いているようである。
ちょっと距離がありすぎるし、ぜんぜん花が咲いていないのだから、行ってもむだと思い、引き返すことにした。
5月29日の遠軽行きの続き。
遠軽町丸瀬布の市街の住所は、わかりやすい。
市街を、おおむね東西に、JR石北線、国道、湧別川が貫いており、石北線の北側が丸瀬布水谷町(以下、「丸瀬布」を略)と天神町、石北線と湧別川の間が東町、中町、西町、元町、湧別川の向こうが新町になっている。
国道を走っているだけでは、まず水谷町なんて通ることはないのだが、毎年6月には、道内最大級のフジ棚にフジの花が咲き誇るらしいので、どんなあんばいなのか、様子を見にいくことにした。

話の流れにまったく関係ないが、こういうコンクリート擁壁を見ると、外岡秀俊の小説「北帰行」を思い出してしまう。



古い建物が好きなので、ついこういうものにばかりレンズを向けてしまうが、実際の丸瀬布水谷町は、公民館や体育館があったり、新しい住宅も並んでいたりで、廃村のような地区では決してない。
平和山公園の看板から右折し、坂を登っていく。
右手にある廃屋は大きく、学校のようなつくりだ。
そして、弘政寺に到着。この寺の境内にフジ棚がある。
しかしごらんのように、まだレンギョウが咲いていて、フジは咲く気配もなかった。



寺の入り口にあった看板を見ると、フジ棚はここから相当奥のほうまで続いているようである。
ちょっと距離がありすぎるし、ぜんぜん花が咲いていないのだから、行ってもむだと思い、引き返すことにした。
(この項続く)