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なつかしのはまなす国体 オホーツク小さな旅(77)

2013年06月18日 20時40分58秒 | 街角と道端のアート
(承前)

 5月29日の遠軽えんがる行きの続き。

 丸瀬布水谷町の一角に、スポーツプラザがある。
 その外壁に、1989年に道内各地で開かれた国民体育大会「はまなす国体」のマスコット、ヒグマの「フロンティ君」が描かれていた。
 丸瀬布で国体の競技が行われたとは聞いていない。



 はまなす国体といえば苦い思い出がある。

 当時、筆者は留萌で働いていた。
 国体というのは一大イベントなので、筆者の勤務先の新聞社でも写真部や運動部は総力を挙げて取材のため全道に赴いたが、デモンストレーション競技のゲートボールが行われた留萌にだけは本社から誰も来ないという。さすがに本社に電話したが「ヤナイくんは写真が上手だから大丈夫でしょ」などと、うまくまるめこまれてしまった(そんなことないのに)。
 当日は、支局長が不在だったため、カメラ2台を持って取材と撮影に忙しく走り回った。2台というのは、紙面のためのモノクロフィルムを詰めたカメラと、写真集に載せるためのカラーフィルムを入れたカメラである。

 数カ月後、留萌市役所で、わが社が出した写真集を見たときはびっくりした。
 出版されたことを知らなかったのだ。
 ゲートボールのページもちゃんとあった。

あんなに苦労したんだから、1冊ぐらい送ってよこせ~!!


 あー、いま思い出しても腹立つ。ま、笑い話だけどね。





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