
道内の良質なクラフトを紹介してきた「北のクラフトプロジェクトいぷしろん」が、これまでの「旅暮らし」に終止符を打ち、札幌駅北口に自前の店「Ager(アゲル)」をひらきました。
プロジェクト主宰の舟見優子さんは、かつて北大のそばで喫茶クルトゥーラを経営しており、自前の拠点を持つのは3年半ぶりとなります。
場所は、ヨドバシカメラマルチメディア札幌の北西角の斜め向かい。
大きな2本の木が目印です。

店の前では、錫の猫がお出迎え。
クルトゥーラにいたので、なつかしい! と思った人も多いでしょう。

店内の様子です。
什器の一部は、クルトゥーラ時代のものを再利用しています。
けっしてだだっ広い空間ではありませんが、舟見さんの心遣いがすみずみまで行き届いた、心いやされるたたずまいです。
この空間に行き当たるまでに
「札幌の街中を歩きました」
と舟見さん。

オープニング企画展は「とっておきのティータイム」。
紹介されている作家は、
石黒いづみ(白磁のタンブラー)、
石川久美子(陶のティーカップ)、
伊藤玲(木のさじ類)、
勝水喜一(漆の板皿)、
北川智浩(白磁のカップ&ソーサー)、
くまがいマナ(宙吹きガラス)、
櫻井芳枝(キャンドル)、
佐藤まゆみ(銅版画)、
高野ひろみ(銅のキャンドルグッズ)、
蔦井乃理子(泥彩のティーボウル)、
寺口知恵(リネンの布巾)、
船山奈月(木の皿)、
堀内亜理子(漆の器)、
吉田澄子(フェルトのティーコージー)
紅茶の葉も売っています。

展覧会の期間中は月曜休み。
展覧会と展覧会のあいだの期間は、買い付けなどのため休みです。
じぶんだけの「お気に入り」をさがしに、どうぞ足を運んでみてください。
毎回ペタペタ触って再会のあいさつ。
クルトゥーラが無くなったショックが大きいせいか・・・。
毎日利用する札幌駅から近いので、気軽に立ち寄れます。
改めて、アクセスの良否って重要だと思いますね。
舟見さんに心の拍手です。
猫看板か作品か、どっちを目当てに見に行ってるのか、
だんだんわからなくなっていますが・・・。
長沼の上杉愛さんの作品だと思いますが…。
たしかに、クルがなくなって、まさかまたあえるとは、わたしも思ってませんでしたから、うれしいです。