
札幌で「アイヌ民族文化伝承の会 手づくりウタラ」を主宰する小川早苗さんと、そこでアイヌ民族刺繍を習っている人々による展覧会。
出品者のひとり、朝田千佳子さんにお聞きしたところ、アイヌ民族と和人(近世以降に道外から渡ってきた人々とその子孫)がいっしょに、アイヌ民族文様や刺繍の展覧会をやるのは、初めてではないかとのこと。言われてみれば、たしかにそうかも。
アイヌ文化の展覧会は、ちょくちょく開催されていますが、それ以外のものがおなじ空間に展示されているのは、初めて見ました。

色の補正をまちがった失敗写真ですいませんが、このように、左側には朝田さんの染織作品が、奥には、サケの皮でつくった衣装(チェプウル)が展示されているのです。
サケの皮の靴は見たことがありますが、上っ張りはあまり見る機会はないです。
順番が前後しますが、冒頭画像で、壁にならんでいる服のうち右から3番目は、樹皮でつくったアットウシです。
アイヌ民族は農耕にはほとんど携わらず、狩猟と漁撈で暮らしていましたから、使える自然のものは、フルに活用していたのですね。
会場では、新刊の「アイヌ民族もんよう集」(税込み3000円)など小川さんの著作や、バッグなども販売しています。
2010年4月29日(木)~5月4日(火)10:00~7:00(最終日-5:00)
道新ぎゃらりー(札幌市中央区大通西3 北海道新聞社北一条館 道新プラザ内 地図A)
出品者のひとり、朝田千佳子さんにお聞きしたところ、アイヌ民族と和人(近世以降に道外から渡ってきた人々とその子孫)がいっしょに、アイヌ民族文様や刺繍の展覧会をやるのは、初めてではないかとのこと。言われてみれば、たしかにそうかも。
アイヌ文化の展覧会は、ちょくちょく開催されていますが、それ以外のものがおなじ空間に展示されているのは、初めて見ました。

色の補正をまちがった失敗写真ですいませんが、このように、左側には朝田さんの染織作品が、奥には、サケの皮でつくった衣装(チェプウル)が展示されているのです。
サケの皮の靴は見たことがありますが、上っ張りはあまり見る機会はないです。
順番が前後しますが、冒頭画像で、壁にならんでいる服のうち右から3番目は、樹皮でつくったアットウシです。
アイヌ民族は農耕にはほとんど携わらず、狩猟と漁撈で暮らしていましたから、使える自然のものは、フルに活用していたのですね。
会場では、新刊の「アイヌ民族もんよう集」(税込み3000円)など小川さんの著作や、バッグなども販売しています。
2010年4月29日(木)~5月4日(火)10:00~7:00(最終日-5:00)
道新ぎゃらりー(札幌市中央区大通西3 北海道新聞社北一条館 道新プラザ内 地図A)