
2月11日は、7日に休んだぶん、がんばってギャラリーを巡る予定だった。
しかし、職場でインフルエンザにかかった人がいて、急遽仕事に出るはめになった。
午前中は、きょう回っておかないと終わってしまう展示を中心に足を運び、午後から職場に行った。
まず、茶廊法邑へ。
ギャラリーでは、無料で搬入自由の絵画展が開かれていた。
カフェのヤマダナオミ写真展が筆者のお目当て。ペットロスから逃れようとその当時マイルで渡航可能な最も遠い場所ということで訪れたサンフランシスコだが、お気に入りになり、何度か通ってスナップしたという。
筆者も2009年にサンフランシスコを訪れている。見ていた風景はあまり重ならないようだけど、書店「CITY LIGHTS BOOKS」や急斜面のケーブルカーなどが懐かしかった。
11日まで。
環状通東駅から法邑へ向かう途中にあった、木々で囲まれた家がすっかりきれいに姿を消していた。
地下鉄東豊線と東西線で、西11丁目へ。
さっぽろ雪まつりが開かれている大通公園を西に向かう。
長い行列ができていたが「雪ミクのオフィシャルショップ」に並ぶ人のようだ。
札幌市資料館には北大写真部の展示を見に来たのだが、これは筆者の勘違いで、来週だった。
わら細工の展示などを見て、教育文化会館ギャラリーへ。
第14回市民写真展が開かれていた。
これは純然たるアマチュアの写真展で、来場者投票を受け付けていたので、知事公館にある安田侃の白大理石の彫刻の表面に葉の影がうつっている「木漏れ日を浴びて」という作に1票を投じてきた。
12日まで。
西11丁目から地下鉄東西線で琴似へ。
西区民センター会議室で「3日間だけのことに美術館」。
札幌彫刻美術館の所蔵する本郷新の彫刻やデッサン計21点を無料で展示している。
とくに変わったところはないが、大通公園の「泉の像」、釧路・幣舞橋の「道東の四季・冬」など代表作のエスキースが多いので、気軽に親しめる内容だと思う。
ところで筆者は知らなかったのだが、この「ことに美術館」は3回目らしい。
1回目は個人コレクションの絵画展(2003年)。2回目は写真展だったらしいが、告知に気づかなかった可能性がある。
11日まで。
同センターのロビーでは、札幌龍谷学園高校の美術部・書道部・漫画部が合同で校外展を開いていた。
苛原治さんの小品の肖像があった。彼はここの卒業生だったのか。
東京藝大大学院を修了してから、いまは東京の私立高で教壇に立っており、今後は公立高に転じるとのこと。
1年生の「蜂」という木彫があり、荒削りで不思議な魅力があった。
おなじ琴似駅周辺とはいえ、同センターから次に行くカフェ北都館ギャラリーまではかなり歩いた。
北都館では、谷地元麗子日本画展「猫結び」と、「東海林嘉良子とポール クロース 日本画と写真展」を見て、スパゲティ・ハンバーグを食べる。
東海林さんは、道内の風景画、背景を平坦に消した花など静物画、人となりが感じられる「O氏像」など肖像画、墨による花の絵、鳥獣戯画や伴大納言絵詞といった古典の模写、仏像を迫力いっぱいに描いた作、さらにはバードカービングまであったが、案外とっちらかっておらず、落ち着いた雰囲気の会場になっていた。
12日まで。
谷地元さんの会場に、彼女の猫をデザインしたしおりが置いてあって、ご自由にお持ちくださいとのことだったので、1個いただいてくる。
こちらは月末まで。
琴似駅から東西線で大通へ。
スカイホールで星槎道都大卒展。板谷有実子さん「雨のあった時代」などが、シルクスクリーンで刷った布と、それで造った傘を同時に展示していておもしろい。
最後に、北海道新聞社北1条館「道新プラザ DO-BOX」で、岩崎量示さんの写真展「タウシュベツ川橋梁」。
十勝管内上士幌町の糠平のダム湖で朽ち果てようとしている有名な被写体だが、岩崎さんはすぐ近くに住むだけに、さまざまな季節・時間の表情をとらえている。星空といっしょに写っている作品がすてきだと思う。
13日まで。会期中、スライド&トークショーがあります。
詳細はこちらへ。 https://www.hokkaido-np.co.jp/event/5910
というわけで、このペースだと12、3カ所は行けそうな勢いだったが、午後から仕事。
まあ、筆者は政治的な主張ゆえ、2月11日はむしろなるべく仕事をするようにしているので、かまわないのだが。
昨年も出社してたし。
しかし、職場でインフルエンザにかかった人がいて、急遽仕事に出るはめになった。
午前中は、きょう回っておかないと終わってしまう展示を中心に足を運び、午後から職場に行った。
まず、茶廊法邑へ。
ギャラリーでは、無料で搬入自由の絵画展が開かれていた。
カフェのヤマダナオミ写真展が筆者のお目当て。ペットロスから逃れようとその当時マイルで渡航可能な最も遠い場所ということで訪れたサンフランシスコだが、お気に入りになり、何度か通ってスナップしたという。
筆者も2009年にサンフランシスコを訪れている。見ていた風景はあまり重ならないようだけど、書店「CITY LIGHTS BOOKS」や急斜面のケーブルカーなどが懐かしかった。
11日まで。
環状通東駅から法邑へ向かう途中にあった、木々で囲まれた家がすっかりきれいに姿を消していた。
地下鉄東豊線と東西線で、西11丁目へ。
さっぽろ雪まつりが開かれている大通公園を西に向かう。
長い行列ができていたが「雪ミクのオフィシャルショップ」に並ぶ人のようだ。
札幌市資料館には北大写真部の展示を見に来たのだが、これは筆者の勘違いで、来週だった。
わら細工の展示などを見て、教育文化会館ギャラリーへ。
第14回市民写真展が開かれていた。
これは純然たるアマチュアの写真展で、来場者投票を受け付けていたので、知事公館にある安田侃の白大理石の彫刻の表面に葉の影がうつっている「木漏れ日を浴びて」という作に1票を投じてきた。
12日まで。

西区民センター会議室で「3日間だけのことに美術館」。
札幌彫刻美術館の所蔵する本郷新の彫刻やデッサン計21点を無料で展示している。
とくに変わったところはないが、大通公園の「泉の像」、釧路・幣舞橋の「道東の四季・冬」など代表作のエスキースが多いので、気軽に親しめる内容だと思う。
ところで筆者は知らなかったのだが、この「ことに美術館」は3回目らしい。
1回目は個人コレクションの絵画展(2003年)。2回目は写真展だったらしいが、告知に気づかなかった可能性がある。
11日まで。
同センターのロビーでは、札幌龍谷学園高校の美術部・書道部・漫画部が合同で校外展を開いていた。
苛原治さんの小品の肖像があった。彼はここの卒業生だったのか。
東京藝大大学院を修了してから、いまは東京の私立高で教壇に立っており、今後は公立高に転じるとのこと。
1年生の「蜂」という木彫があり、荒削りで不思議な魅力があった。
おなじ琴似駅周辺とはいえ、同センターから次に行くカフェ北都館ギャラリーまではかなり歩いた。
北都館では、谷地元麗子日本画展「猫結び」と、「東海林嘉良子とポール クロース 日本画と写真展」を見て、スパゲティ・ハンバーグを食べる。
東海林さんは、道内の風景画、背景を平坦に消した花など静物画、人となりが感じられる「O氏像」など肖像画、墨による花の絵、鳥獣戯画や伴大納言絵詞といった古典の模写、仏像を迫力いっぱいに描いた作、さらにはバードカービングまであったが、案外とっちらかっておらず、落ち着いた雰囲気の会場になっていた。
12日まで。
谷地元さんの会場に、彼女の猫をデザインしたしおりが置いてあって、ご自由にお持ちくださいとのことだったので、1個いただいてくる。
こちらは月末まで。
琴似駅から東西線で大通へ。
スカイホールで星槎道都大卒展。板谷有実子さん「雨のあった時代」などが、シルクスクリーンで刷った布と、それで造った傘を同時に展示していておもしろい。
最後に、北海道新聞社北1条館「道新プラザ DO-BOX」で、岩崎量示さんの写真展「タウシュベツ川橋梁」。
十勝管内上士幌町の糠平のダム湖で朽ち果てようとしている有名な被写体だが、岩崎さんはすぐ近くに住むだけに、さまざまな季節・時間の表情をとらえている。星空といっしょに写っている作品がすてきだと思う。
13日まで。会期中、スライド&トークショーがあります。
詳細はこちらへ。 https://www.hokkaido-np.co.jp/event/5910
というわけで、このペースだと12、3カ所は行けそうな勢いだったが、午後から仕事。
まあ、筆者は政治的な主張ゆえ、2月11日はむしろなるべく仕事をするようにしているので、かまわないのだが。
昨年も出社してたし。