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北海道美術ネット別館

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アンラッキーな2023年5月20日は11カ所

2023年05月21日 18時12分59秒 | つれづれ日録
 5月20,21日は土日で会社は休み。だが、取材はしていたし、会社からの電話にも出ていた。

 20日は小さなアンラッキーがいろいろ重なった日だった。
 土曜なのでギャラリー巡りに出かけようと思ったが、やはり疲れがあったのか寝坊。しかも、土曜のバスの時刻を確認し忘れ、乗り損なった。
 けっきょく、当初予定の1時間半遅れで出発することになった。

 
「中島公園入口」でバスを降りてト・オン・カフェに向かったら、閉まっていた。この日の夕方にあるライブコンサートの準備のため昼間は休むとのこと。
 地下鉄南北線の中島公園駅でドニチカきっぷを買い、大通で東西線に乗り換えて、バスセンターへ。

 札幌市民ギャラリーの2階の展示はすでに見ていたが、1階がまだだったのだ。

 A室は一線美術会第40回記念北海道支部展。昨年より出品数は多く、一見にぎやかだが、100号クラスの大作は1、2点をのぞきほぼすべてが旧作であることに気づく。
 筆者は旧作出品を頭から否定するつもりはないが、ちょっと大丈夫だろうかと心配になってしまった。

 B室は第31回教職員OB美術展。
 絵画、写真を1人1点ずつ出品している。
 道展・全道展・新道展の会員クラスが多いが、絵画はいずれも小品である。

 C室は児童画なので、パス。

 ちなみに2階は富田幸衛遺作展、第41回北釉会展、さっぽろくろゆり会展。
 くろゆりでは、坂元輝男さんと片桐三晴さんが元気な作品を出していたので一安心。

 歩いてサッポロファクトリーへ。久しぶりのような気がする。
 三条館「ウォールギャラリー」で ko-aya さんの個展「ボダニカル」。グループ展にはあちこち出している彼女だが、個展は珍しいと思う。
 色鮮やかな動物や魚などのモチーフが画面をびっしりと埋め尽くし、コンビニエンスストアなどでもらうフォークやスプーンなどがコラージュされている。
 今月末まで。

 
 創成川通り沿いにそばチェーンがあったので、昼飯。
 

 紀伊國屋書店札幌本店で、イヴ・ミショー『現代アートの危機』(三元社)、マルクス・ガブリエル『アートの力』(堀之内出版)、『ドラえもん探求ワールド 本の歴史と未来』(小学館)の3冊を買う。


 午後は札幌エルプラザで「札幌彫刻美術館友の会」の総会(幽霊会員なので、たまには出席しないと申し訳なくて…)。
 講演が行われ、道新OBの小沢信行さんが、「北の銅像 誕生余話」と題して話した。
 顕彰系の胸像や立像(おっさんの肖像系ともいう)は概してつまらないと思っていたが、立てるまでの裏話がたいへんに面白かった。
 この内容については後日、北海道新聞の夕刊カルチャー面で紹介します。


 以降のギャラリー巡りは次の通り。

 エルプラザ2階(野鳥写真展)
→ギャラリーエッセ(アイヌ文様に魅せられて)

 北12条駅から南北線で大通へ。

→ギャラリー大通美術館(草花のうつわ 新林裕子陶芸展など)
富士フイルムフォトサロン札幌簑口ヒロミ写真展「桜の旋律 II」
ビストロ・カフェ+ギャラリー オマージュ(もんまひさこ七宝展)
→スカイホール(横山文江油絵展)
→さいとうギャラリー(小西康裕個展など)
→Gallery CLAC(OWL)

 大通公園はライラックまつりのためか、大勢の人出。
 簑口ヒロミ写真展は、フィルター使いすぎとか言いだす人もいそうだが、あまりくどくならずに美しい写真に仕上げていると思う。

 大通から東西線で西11丁目へ。

 新たに北5西10にオープンしたスペース「misc.」へ。jobin.さんの個展を見に行った。
 繊細なワイヤのモビールだが、約50点もあるので、広い空間が似合っていた。

 歩きつかれたので「北5条西10丁目」からバスで札幌駅前へ。
 地下鉄東豊線で月寒中央駅まで行くが、バスは出たばかり。福住駅まで行ったらすぐに違う路線のバスに乗れるかもと思って、わざわざひと駅乗ってバスターミナルまで行ったが、あまり変わらなかった。

 
 というわけで、この日足を運んだギャラリーは11カ所。
「来週まで」という会場(門馬、創、犬養、法邑)のうち一つか二つはこの日のうちに回っておきたかったが、かなわかかった。


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