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北海道美術ネット別館

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南1西4

2009年02月18日 23時40分38秒 | つれづれ日録
 画像は、電車通りの建物の解体現場。
 たしか「ハンバーグの芝」とか「フルーツケーキファクトリー」の近くで、不動産店が入居していたと記憶する。

(2月19日追記。たしか、以前は梅澤時計店だったと思う)




 札幌市内で、路面電車の線路が敷かれた道路のうち、南1条通の道幅がもっとも狭い。
 とりわけ西4丁目は、始発・終点の電停があることも手伝い、大型車の進入が禁止されているほど狭い。

 かなり後年まで、中央区役所前の電停(旧北海タイムス本社前)電停には、安全地帯がなかった。南1条通の道幅が狭いためだ。

 札幌市当局は、相当以前から、この道路の拡幅を考えていたらしく、建て替えられた建物はみな、道路からやや後退した位置に建てられている。
 だから、東急ハンズの前など、客待ちタクシーがならんで車道を狭くしているにもかかわらず、あんなに歩道が広いのだろう。
 この近辺で、まだ建て替えと後退が済んでいないのは、西5丁目通り角の「藤井スポーツ」と、上の画像にほど近い「さぱらホール」ぐらいになってしまった。
 もっぱらクラフト・手工芸の作り手たちの展示即売会場などとして親しまれている「さぱらホール」は、いつまで残るだろう。

 もっとも、このあたりの街並みは、筆者はそれほど嫌いではない。
 1970年代初頭までは、札幌は中心部といえども、2、3階程度の低層の建物がならぶ地区が多かったのだ。いまのパルコのところだって、靴屋や茶屋、帽子屋などが軒をつなねていたのである。
 気がついてみれば、ほとんどの土地には高いビルがすき間なく建設されてしまい、昔ながらの低層の建物が残っているのは、ごくわずかになってしまっている。
 南1条通でいえば、西1丁目の「漢方薬の秋野」は別格として、池内と丸井今井の間、カナリヤ、そしてこの西4丁目の一部ぐらいだろうか。さがせば、南2西1のあたり(ここは一般の民家がある)など、まだあるだろうけど。

 ところで。
 2月17日、北海道新聞夕刊・札幌圏版のコラム「プラネタリウム」を読んで、びっくりした。
 レギュラー執筆者のひとりであるKさんが、リーブルなにわの書店員からジュンク堂書店勤務になっていたのだ。

 ジュンク堂ができて、市内の書店員さんにも、けっこう動きがあったようである。

 リーブルなにわは、この画像のすぐ近くにある店なので、まんざら無関係な話ではないということで…。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (エゾ三毛猫)
2009-02-20 05:32:52
あー、なくなっちゃいましたか。
それにしても、あの細い土地に
どんな建物ができるのかな?

あれだけ往来の激しい場所に、
資材搬入だけでも大変だろうに。

こんな場面を見る度に、いつも
思い出す絵本があります。

誰もが幼い頃一度は読んでいる
バージニア・リー・バートンの
「ちいさいおうち」、名作!!

今の子供達は知っているかな?
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たしかに… (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2009-02-20 22:20:39
「ちいさいおうち」、わたしも幼い時分に読みました。
こども心に、「これでは根本的解決にならないのではないか」と思いましたが…。

だって、都会がもっと大きくなったら、同じことの繰り返しじゃないか、と
返信する

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