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北海道美術ネット別館

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2015年3月21日は9カ所

2015年03月22日 02時22分22秒 | つれづれ日録
 けっこう長時間労働だった週の後のギャラリー回りで、くたびれたので、とりあえず要点のみ。

・道立文学館で小檜山博の世界展(~22日)
 生原稿と書籍、資料写真がメーンの、ある意味で「正統派」の文学展。
 もちろん、彼の文学に親しんでいる人は必見だが、読んでない人でもそれなりに楽しい。

 いま、筆者は、彼の「風少年」を読んでいるが、戦後これほどまでに貧しい暮らしが北海道の片隅にほんとうにあったのかと、ショックをおぼえる。ただ、小檜山さんがネアカなせいか、小説はあまり暗くないのが救いである。
 どっぷり文明生活に浸っているわれわれは、小檜山文学に触れる必要があるだろう。つい何年か前まで、こんなに自然と人間が近い距離で生活していたことを、肌で知る為に。


・トオンカフェで森迫暁夫「かみちま」(~22日)
 シルクスクリーンのほか、陶や木でできた、小さくてかわいらしい「かみさま」ならぬ「かみちま」がいっぱい。
 アートというよりも「お守り」っぽい。


・茶廊法邑で「スキマエスキス」(~22日)
 赤坂真一郎・藤沢レオ2人展。これはおもしろかった。建築と美術のコラボレーションです。

・momo

・salon cojica で南阿沙美写真展「MATSUOKA!」(~31日)
 こまかいことを蹴散らすパワーがある。
 もっとも、それを作家が言うのはともかく、「ダイアン・アーバス、牛腸茂雄後」の批評が言うのだとしたら、それはいかがなものだろう。

・札幌彫刻美術館で「本郷新の頭の中」「佐々木仁美 in my room」
 ギャラリートーク。佐々木さんがブロンズ大好きだということは、よくわかりました。

・道立近代美術館でもう一つの眺め
 あす最終日。道内の美術好きでこれを見ないのは、ありえません。

・鴨々堂で「アール・ブリュット札幌」。
 会期終了、すべりこみセーフ。さまざまな絵画作品。

・北都館で藤井高志イタリア小品展。
 https://twitter.com/akira_yanai/status/579205704898125824 でもツイートしたが、藤井さんが、嬉々としてイタリアを旅し、スケッチをし、作品にしているその喜びの心が、見ている側にも伝わってくる。
 ベネチア、アッシジ、いずれも美しい。
 23日まで。

 北都館で超遅い昼飯のあと、コンカリーニョへ行き、チェルフィッチュの「地面と床」という演劇を見た。
 22日まで。
 説明の難しい演劇だが、ほかに似たタイプのものがなさそう。



 あす22日は、HOKUSEN GALEERY ivory、さいとうギャラリー、スカイホール、大同ギャラリー、石の蔵ぎゃらりぃはやしには最低限行かねば。
 アールブリュット札幌展の会場であるHIPPIES、Raw Life Gallery、Earth Cover にも行きたい。
 資料館、新さっぽろぎゃらりー、ども、岩見沢i-Boxは時間があれば。

 夜は仕事です。


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