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北海道美術ネット別館

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斎藤一明「刻」 釧路の野外彫刻(32)

2012年07月15日 22時41分49秒 | 街角と道端のアート
(承前)

 釧路の野外彫刻のつづき。
 今回のシリーズの最後の記事2本は、釧路といっても阿寒町のもの。
 釧路市民文化会館のロビーにつづいて、故斉藤一明さんの作品である。

 正面から見ると、たてに細長い形が三つ並んでいるだけに見えるが、角度を変えて見ると、たしかに人の顔のようである。



 このフォルムから、ジャコメッティを聯想れんそうするなといっても、ムリだろう。

 しかし、単なる影響関係を超えて、こちらに響いてくる、人間存在の弱さみたいなものがあるのも、また確かだ。

 下のサイトによると、これは鶴居村役場前に設置された大作のエスキスであるという。
 鶴居にあらためて行ってみたいと思う。






参考
斉藤一明の世界


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