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北海道美術ネット別館

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陶芸家工藤和彦さんが、旧旭川温泉を陶芸ギャラリー&ベ―カリー「ウラヤマクラシテル」として改装オープン

2017年06月21日 22時52分00秒 | 新聞などのニュースから
 遅れてすみません、道内の土を使って使いやすい食器などを作り、全国的にファンのいる旭川の陶芸家、工藤和彦さんからご案内をいただいておりました。
 旧旭川温泉(旭川市東山2857-58)の土地を入手し、10年以上かけて、空き時間にこつこつと改装していたのは知っていましたが、このたび「ウラヤマクラシテル」として6月17日、オープンしたのです。





 案内はがきには
「今後、自然と向き合った「人」「モノ」「ART」「文化」を紹介、発信する拠点として発展させていきたい」
とあります。

 また、中田竜明さんがまき窯で天然酵母パンを焼く「ウラヤマベーカリー」も設置したとのことです。

 なるべく早いうちに訪れてみたいなあ。
 地図を見ると、カタクリの名所として知られる突哨山とっしょうざんのすぐそば。
 水、木、金、土曜の正午~午後4時の営業です。
 
 道北バスの、名寄行き、比布スキー場行き、愛別町行き(比布経由)に乗り「1線19号」で降り、700メートルほどです。旭川駅前から乗車およそ30分。
 もちろん駐車場もあるはず。
 

http://urayama.org



 北海道新聞2016年6月16日旭川版にも記事が載っていたので、一部を転載します。
 
(冒頭省略)工藤さんは神奈川県出身。高校時代に「納得できる焼き上がりは3割以下。思った通りにいかない面白さがある」と陶芸に熱中した。高卒後に滋賀県の信楽町(現甲賀市)で修業、(上川管内の)剣淵、当麻町を経て2002年に旭川・東山に移住した。

 「広い作業場が取れる」と目を付けたのが1990年代後半に閉業した旧旭川温泉だった。宴会場はろくろ場に、大浴場は2年かけて登り窯にした。ギャラリーは玄関ホールと客室の壁を取り払い、大きな1フロアに。作品が映え、鑑賞に集中してもらうために、自作のしっくいなどで壁を白く塗り上げた。

 工藤さんは「北海道でしかできない焼き物」をつくろうと、黄砂の入った剣淵の粘土層に着目。粒の大きさがそろい、割れやすい欠点を試行錯誤の末、原料の配合を工夫して克服した。シラカバの灰を釉薬ゆうやくにした「シラカバホワイト」など独自の作品を手がけている。

 ギャラリー名は「裏山で暮らしながら作った作品と出合ってほしい」という願いを込めた。(以下略)


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