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北海道美術ネット別館

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よく知らずに入ったら濃い店だった件…2023年5月4日は4カ所続き

2023年05月06日 11時26分25秒 | つれづれ日録
(承前)

 新歌志内トンネルをくぐると赤平市だ。
 カーナビゲーションが市街地の南側を抜ける道を行くよう指示するが、それだと昼飯にありつけないので、JR根室線の下をくぐって市街地に出る。

 祝日の上に、午後2時を回っていたせいもあるのか、幹線道路沿いで営業中の飲食店がない。



 1本入った道路には飲食店があるはずだと思い、駅前から右折する。
 「C」という古い食堂があり、駐車場もあいていたので、そこに入ることにした。
 
 
 知らないで入ったのだが、店内には「onちゃん」や「水曜どうでしょう」グッズがどっさり。
 藤やんが企画するキャンプイベントのポスターも貼ってある。
 そういえば、赤平はミスター(鈴井貴之)の出身地なのだ。

 さらに赤平では、昨年の米アカデミー賞で受賞した映画「ドライブ・マイ・カー」のロケが行われており、西島秀俊や三浦透子のサインも貼ってあった。
 しかもメニューには
「写真撮影は自由です」
と太っ腹なことが書いてある。
 
 註文したのは、メニュー表の一番上に大きく書いてあるからたぶん名物なんだろうと、テキトーに選んだヘルメットトンカツラーメン(千円)。

 ほかにも、そば類、納豆ラーメン、五目ラーメン、丼物、カレーなど、かなり品数は多く、昔ながらの食堂の雰囲気だ。

 ただ、onちゃんや水どうグッズを見ているうちに
「重たい献立にしちゃったかなあ」
と、やや後悔の念が立ってきたのだった。

 ところが、ラーメンにトンカツをぶち込んだメニューを実際に食べてみると、これが意外にさっぱり。
 くどくてギトギトした感じも、「多すぎて食べきれない」感も、全くない。
 
 
 スープは老舗食堂によくあるタイプのあっさり系。
 ただ、最近のラーメン店の「魚介系」のような「狙った感」はなく、ナチュラルにあっさりしているのだ。
 とんかつもきれいに揚がっていて、ころもがスープのなかで崩れることもなく、ラーメンとの相性も良くて、すいすいと食べてしまう。

 そしてこの器。
 ここまでくると、いったいどの場面で使われていたヘルメットを模しているのか、なんて、いまさらちょっと聞きづらい(赤平で家を建てるときのものでしょうか?)。

 店の出口に「藩士はどこから来たか、ピンで教えて」という、日本地図が書かれた大きな紙が貼ってあって、これはさっき美流渡で見た上遠野さんの現代アートの参加型作品とおんなじじゃないかよと思っていたら、店のご主人から
「ピン指していってください」
と言われ
「いや、藩士っていうほどでもないんですが」
とかなんとか言いながら、札幌のところに指してきました(ほとんど日本全国から、藩士=水曜どうでしょうの熱心なファン=がこのお店に来てるんだなあ)。


 また、アートと関係ない話になってしまった…。

 冒頭の画像で、テレビはもちろんHTB(北海道テレビ)が流れていました。



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