道内のプロ陶芸家でつくる団体の、年1回の展覧会です。
企画テーマは「野の花を活ける」。
案内状には「自由な発想で制作された花入 」と但し書きがあります。
会員は
愛澤光司、
阿妻一直、
石川雅昭、
上田隆之、
尾形修一、
海藤慎治、
小甲楠緒子、
小山七郎、
齊藤千賀子、
塩入稔、
柴田睦子、
白戸孝行、
高井秀樹、
田嶋裕子、
多田昌代、
田中豊、
種谷賢、
張浦華、
中村照子、
中村 . . . 本文を読む
すみません、もう始まっています。
三原順(1952~95)は札幌生まれの少女漫画家です。高校を出て、そのまま札幌の地でマンガを描き続け、95年に急逝しました。
筆者の高校時代は、代表作の「はみだしっ子」シリーズがちょうど「花とゆめ」誌でクライマックスを迎えるころで、学級内でも男女問わずその話題で持ちきりでした。
「はみだしっ子」は、実の親に捨てられた少年4人が、いっしょに旅を続けるという . . . 本文を読む
1980年代の米国で、ストリートから飛び出して世界的に有名になった画家キース・ヘリング(1958~90)の個展。31歳でエイズによる合併症で短い生涯を閉じたことでも、世界を驚かせました。
HBCなどの主催で、同放送局のYouTube チャンネルには、紹介の短い番組が6本アップされています。
同じ会場で2000年にも開かれており、札幌では21年ぶりということになります。
自分も前回の展 . . . 本文を読む
北海道内の大型美術展は9割方、北海道新聞社か、STV(札幌テレビ放送)の主催で、毎年夏には、もっぱら道新が道立近代美術館、STVが札幌芸術の森美術館で展覧会を開き、宣伝合戦に力を入れてきましたが、今年は両ライバル? がタッグを組んでひとつの展覧会を開催するようです。
よく
「日本人は印象派が好きだよね」
みたいなことをしたり顔で言う人がいて、まあそれは事実なんですが、この10年ほど、東京で多 . . . 本文を読む
朝ドラや東京ステーションギャラリーでの個展で注目が集まる神田日勝(1937~70)の中期の作品群「画室」シリーズに注目した企画展です。
66年の「画室A」から67年の「画室E」、さらにその流れをくむ「室内風景」(68年。有名な代表作とは別)のほか、アトリエや制作現場を描いた道内ゆかりの画家たちの作品をあわせて展示します。画家にとって、アトリエを描くとはどういうことかを探るとともに、比較を通じて . . . 本文を読む
2009年からほぼ毎年開かれている「JRタワー・アートプラネッツ」。
今回は「装飾性」がテーマなんだそうで、すでに始まっています。
公式サイト( http://www.jr-tower.com/topics_detail/4183 )のテキストは次の通り。
本展では、近年絵画やオブジェなどの美術作品の多くに潜在する“装飾性”をテーマとし、その造形表現を「アール・デコール」と称して、北海 . . . 本文を読む
3本目のタイトルは
「みんな元気かい! Kimiko Tanukikoji a.k.a Michiko Houmura 法邑 美智子 DVD発売記念展」
が正式のようです。
「ギャラリーがシアターになります。大画面で楽しみましょう」
と書いてあります。
このフライヤーの右側の写真は驚きです。60代以上でこのポーズを取れるというだけで実は大変なことなのですよ。若い人は筆者が言うことがピンとこな . . . 本文を読む
所属団体や地域の枠を超えて道内のベテラン具象画家が集まり、ファンも多い「グループ環」展。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で初の中止となりました。
今年は入り口で検温を行い、毎年行っているギャラリートークはありません。
出品作家は次の13氏が案内状に記されています。
所属は筆者が加えましたが、もし近年退会などで変更がありましたら、ご指摘願います。藤井さんが亡くなって全道展会員がいな . . . 本文を読む
札幌三越で初個展を開催してから、はや35年。当時は染付け、鉄絵を中心に発表しました。その後、象嵌、炭化、緑釉の山脈と作風の変遷をたどり、現在は白釉を基調に制作しています。おかげさまで今年は節目の20回目の個展を迎えます。これまで育て、支えていただきました皆さまに心より感謝いたしますとともに御礼申しあげます。
今展は、風の吹くまま、自由に形を変えて動く浮き雲に、北の大地の心象風景を投影しました。(以 . . . 本文を読む
すみません、もう始まっています。
東京・銀座での発表に続き、道内でも3カ所で、白濱雅也さん初の絵本原画展が開かれます。
絵本も出版にこぎ着け、会場で販売しているそうです。
それにしても白濱雅也さんの八面六臂ぶりには驚かされます。
岩手県釜石市生まれ(1961年)の白濱さんはこれまで、東日本大震災に衝撃を受けて北海道・十勝に移住し、それをテーマにした「POST3.11」を企画し、東京都美 . . . 本文を読む
すみません、もう始まっています。初日のアーティストトークは終了しました。
植物画の展示というよりも、釧路芸術館が取り組む重要なテーマの一つである「自然と芸術」にかかわる企画展で、日本画、油彩、水彩、版画、写真、化石など約200点を展示するとのこと。
フライヤーには「北海道樹木図譜」がメインビジュアルとなっていますが、その他、高坂和子の絵画、水越武の写真、安積徹の日本画、一原有徳の版画、太田 . . . 本文を読む
※新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言発令で6月20日まで臨時休館中。会期は30日まで延長しました
北口さつきさんは日本画家。
筆者の印象に残っているモチーフとしては裸婦がありますが、男性目線のなまめかしいところはなく、色が浅黒くて、どっしりと存在感のある女性が描かれていました。いわば、毅然とした女性像というおもむきでした。
今回は「桜」のシリーズと「伝説の風景」などが並ぶそう . . . 本文を読む
北海道抽象派作家協会の案内状はがきと図録のデザインは、モノクロで、展覧会名や会場・場所が太い明朝の縦書きで、すべて漢数字、左側は出品作家の横書き(推薦作家が先、同人が後)と毎年決まっていますが、最終回となる今回は、黄色い同心円があしらわれています。
これは創立時の主要メンバーで道内戦後美術に存在感の大きかった渡辺伊八郎を意識したデザインです。
今年は、推薦作家が
會田千夏
堅田智子
田中郁 . . . 本文を読む
ご案内が遅れてすみません、すでに会期終盤です。
今回の展覧会は事前予約制で、土曜日と日曜日の13時から18時までの鑑賞のみとなります。申し込みページから予約してください。
メンバーが2人ずつ、ギャラリーに在廊しています。
申し込み、詳細は次のサイトへ。
https://www.kintart.com/
出品作家は、大井敏恭、大西 洋、川上りえ、末次弘明、林 亨、山下圭介の各氏。
. . . 本文を読む
新札幌駅直通の「デュオ2」5階にある「新さっぽろギャラリー( http://www.arc-city.com/shin-sapporo-gallery/index.html )」が3月29日をもってクローズします。
最後を飾る「Last One」展は、新道展の今荘義男、亀井由利、工藤悦子、川西勝、後藤和司の会員5氏による絵画グループ展です。
いずれもベテランの実力派で、見応えのある展示にな . . . 本文を読む