1243号と違って・・
とあるエリアの沿岸地方に出かけた。
目的は水生昆虫調査。
これまで未調査。
まずは、ここ。
周辺は田園地帯で、いかにも良い感じ。
山手にあるのだけど、なんでかゴミがやたら多い。
で、水昆はぜんぜん・・
そんな我われ、からかってるのかウシガエルが鳴き出す。
つぎは、少し移動して畑地の中の池。
「もう池は無いよ」と近くにいた農作業の方の言う通り
・・・すでに水が無く、ガマに混じって普通の草も生えてる状態。
さらに移動。
別の山手の池を目指す。
3つ連続する池のいちばん上の小さな池が狙い。
が、水質もよろしくなくて、見るからに期待できない感じ。
で、入ってみても予想通り。
ヨッシイが居たのが面白かったくらい。
途中の、放棄水田跡の水たまり。
シャープツブ居ないかな?
居るはず無い。
ヒメガムとトゲバゴだけ。
車を走らせる分には、素敵な田園の風景・・でも、何も居らん。
という、よくある田舎の典型みたいなかんじ。
一般の方には分かりづらい部分だろうね、こういうのは。
30年、50年すると、少しは復元するのだろうか、
それともこのまま衰退していって
ヒメガムすら絶滅危惧種になってたりして・・
そんな中で少しだけ面白かったのは、セスジ系。
歩きながら、
セスジ、居るんやない?
とテキトーなこと言いながら通り過ぎる道端の水たまり。
後ろに続く部員が、
居ますよ、セスジ。
ホントだ、いっぱい居る。
こんな教科書的なとこで見たこと、あんまり無いんで面白かった。
活発に泳いでいたので、ピンボケになっちゃったけれど
このセスジ系の幼虫と思われるのもたくさん。