社中の方が、ご持参のお茶碗で、お薄を点てられました。
乾山写しの菊絵のお茶碗ですね。
時候のお道具でお茶を点てながら、
ベランダ越しの風の音に、
「木枯らし一号になるかしらね。」と。
週末の社中の稽古茶会の準備で、あれこれ動き回っています。
当日使う風炉の灰を整えたり、炭を洗ったり。
ご亭主役の方のお持ちになるお道具のほかに、
こちらで用意する道具をいろいろと合わせたりと、
あれこれ考えてやっと終わりました。
コロナの影響で、ここの所一年半の間、
静かにのんびりとお稽古をしていましたので、
ひさしぶりにこのような小さな行事にも、
気持ちの良い忙しさを味わっています。
やはり、何か目的をもってあれこれと準備をしている時が、
忙しくても、楽しい時間だとあらためて感じますね。
今週は、そんな中、
都会に出て、一年半ぶりにランチをしてきました。
久しぶりに会うお顔も元気そうで、時間は一瞬に埋まりましたが。
そして平常の稽古もしたり。
そんなスケジュールに、
「ああこんな日々の連続だった」と
ちょっぴりコロナ前の生活を思い出しています。