黄そけいが花を咲かせています。
桜のようには待たれなくともちゃんと咲くとは健気なこと。
この二日間は、大きな茶会のお手伝いでした。
二日間で500人近くのお客様でした。
おもてなしする側の東京支部の者は、
残念ながらお席に参加できないことに。
それでも会の始まる前にお道具の拝見と呈茶を受けることができるということで、
午前8時に間に合うように出かけ、仕事の前の一服を頂くことができました。
幸運なことに、大橋茶寮の守貧庵主手ずからの濃茶を頂くことができ、
利休の茶杓も、六閑斎の手造りのお茶碗も手に取って拝見させていただけました。
床は藤原行成筆の伊予切。
香合は染付の「冠」
花は、砧青磁の「竹の子」に牡丹がさわやかに。
ほんの短い時間でしたが、心に残るお道具ばかりでした。
四時半起きをして駆けつけた甲斐がありました。
お茶は淡々斎好みの「葵の昔」
お菓子は「吉野山」(越後屋製)
大橋宗乃様のお点前はさすがにひきつけられました。
自分を振り返り、心に期するものがありました。
その後は雨の中、お客様のご案内等で、一日があっという間に過ぎ、
昼食をとる暇もなく、頼みの綱は夜の懇親会。
450人を超える大人数の懇親会。
さすがにほとんどの方が和服です。
お料理は、先週のディーナーショーとおなじ。
二週連続で中華でしたが、ごちそうに不足はなし。
明けて日曜日の今日はとても良い天気で、茶室に向かう道すがらも爽やかで、
ガイドよろしく、大使館などを説明する声もきっと晴れやだったと。
二日間、一人の迷子も出さず、下足の間違いもなく、
そして懸案の優しい言葉使いも何とかクリアできたようで、
お別れの際の
「おせわになりました。」
とおっしゃってくださった時の皆様の笑顔にホッとしました。
二週続けての大人数の会でしたが、、
これを体験すればこれ以上のことはないかもと、
「この経験と反省を生かせば、どんなことも怖くない!!」
という妙な自信がついたかもしれません。
それにしても集われたお茶人の方々は、年齢をものともせずお元気なこと。
さまざまな意味で、
私などまだまだひよっこだという感を強くしました。
これで二週続いた大イベントも終わり、一山越えました。
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