GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

卒園式

2007年03月21日 | 馬徒然
友人が園長さんを務める幼稚園の卒園式を撮影。
「卒業」という場面には、幾久しくご無沙汰している。自分の大学の卒業式以来だ。旅立ち、思い出、感謝・・・先生や父兄、そして園児たちの様々な思いが溢れている。幼い子どもたちにとっては、先生という親以外の大人と最初に出会う場所、そして、初めて団体生活を送る場所だ。そんな幼稚園の園長という大変な仕事に全身全霊をかけて取り組む友人の姿に圧倒された。今日の卒園生は140名、圧巻だった。
数日前、打ち合わせと下見で訪れた幼稚園の庭に馬のオブジェ。子どもたちのお気に入りの遊び場だという。
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遠野育成の競走馬が・・・

2007年03月20日 | 馬徒然
遠野「馬の里」で育成された馬が、今週末中京競馬場で行なわれるGI高松宮記念に出走する。
すごい!!がんばれー!!!
今日の写真は、そのスズカフェニックスが、1月27日の東京新聞杯を武豊騎手を背に優勝した時の写真をアップ。
飛んで行きたいところだが、その日はかつてのピアノの生徒の結婚式の写真撮影をすることになっていて、残念ながら中京に行けない。馬券で応援します!!
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職人騎手

2007年03月19日 | 馬徒然
インターネットで競馬ニュースを見ていたら、内田利雄騎手が、マカオで重賞制覇したと報じられていた。
内田利雄騎手は、2年前廃止になった宇都宮競馬所属で、北関東のヒーロー・ブライアンズロマンや、2000年の地方競馬度代表馬になった牝馬ベラミロードの主戦騎手。ベラミロードは、'99年のサヤカが優勝したフラワーCに内田騎手騎手とともにも参戦、その後も何度か中央競馬に遠征して活躍した。
内田騎手は、パドックで騎乗するといつも満面の笑み。それがとても印象的だった。地方の競馬場が次々と廃止になり、競馬に携わっていた多くの人が失業した。騎手も例外ではなく、工場勤めをするようになった騎手がいることも耳にした。そんな中で内田騎手は、岩手、佐賀、兵庫、そして現在はマカオで騎乗しているという。「フリーの騎手」はJRAでもよく聞くが、内田騎手の場合は、騎乗技術だけで渡り歩く職人的な「フリー」。
騎手とは、だれもがなれるというわけではない、特殊技術の職業だ。騎乗ルールや事情はまったく知らないが、所属競馬場の廃止という憂き目にあいながらも、騎乗の腕一本で、現役を続けるというのは、すごいことなのでは・・・?
地方競馬の騎手の活躍が目覚しい昨今、アウトロー的な道を選んだ内田利雄騎手にも大いに注目したい。
写真は、'00年、産経オールカマーに参戦したブライアンズロマンと内田騎手。
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虹の競馬場

2007年03月18日 | 馬徒然
岩手競馬廃止に関するニュースが流れている。
遠野「馬の里」は岩手競馬の馬たちの育成も請け負っている。これからデビューをしようとしていた2歳馬たちが、昨年から早々と「馬の里」で準備を進めていたのに、彼らはどうなってしまうんだろう・・・。岩手県の増田知事は、自らも乗馬をされる馬好きだ。夏の寺沢高原フェスティバルにもご夫婦で遊びにいらしている。知事の馬への想いと、政治は、別なんだよね。当然だけれど・・・。

2年前、ある馬を応援するために水沢競馬場を訪ねた。駅から競馬場へ向かうタクシーの運転手さんが、水沢市民にとって競馬がどれほど大切で馴染みあるものか、熱く語っていたことが印象的だった。競馬場周辺の厩舎住宅地区には公共施設もそろい、競馬場が市民の中に根をはっているように思えた。
12月初旬、太陽が見え隠れし、雪が舞う競馬場には、一日中大きな虹がかかっていた。この時期は、よく虹が出るのだという。寒いのに、来場する人たちは家族連れも多く、みんなのんびりと競馬を楽しんでいた。
この水沢競馬が、今後の岩手競馬の鍵を握っているという。

詳しくは、当ブログからリンクしている「競馬サロン◇ケイバ茶論」を御覧下さい。
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フラワーC

2007年03月17日 | 馬徒然
今日は3歳牝馬の重賞フラワーC。
クラシックレースのトライアルとしての位置づけがなく、話題にのぼることが少ないけれど、好きなレースだ。
外国で生まれた馬たちの活躍が目覚しくなってきた十数年前、今のようにクラシックへの出走権がなかった馬たちにとって、門戸が開かれているフラワーCのようなレースは大切な一戦だった。優勝馬は、初めて海外GIレースを制したシーキングザパールを含め、2000年までが外国生れの牝馬たち。
'99年、土砂降りの雨の中でレッドチリペッパーをおさえてトップゴールしたサヤカと、'00年、新馬戦で後に種牡馬になったゼンノエルシドを封じ込めたマルターズスパーブが優勝したレースは、忘れられないレースだ。
最近は内国産の馬が活躍しているが、競馬場にいながら、馬を見ることができなかった'05年のシーザリオのレースも、違った意味で印象的。その時、私は友人とともにアイルランド大統領レセプションパーティーに出席して特別貴賓席にいたのである・・・。シーザリオはその後、日本とアメリカのオークスに優勝した。
今日はアグネスタキオンの子、ショウナンタレントが人気に応えて優勝。桜花賞馬プリモディーネの子アルビアンは、外国産馬として走ったが、残念な結果に終った。
写真は、'00年優勝馬マルターズスパーブ。
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音楽の引き出し

2007年03月16日 | 馬徒然
東京、初雪観測!
ピアノの部屋をこの冬一番に暖めて、最近いつも練習している数曲に加え、中学時代から「十八番」のように引き続けていた曲を久々に弾いてみる。あらら・・・弾けない。暗譜しているのに、指が思うように動いてくれない。無理もない、たぶんその曲は2年ぐらい弾いていなかった。
怠けながらも続けた数十年分の曲が、私という引き出しの中にいっぱい入っている。最近になって、せっかく蓄えたそれらを、少しずつ引っ張り出そうと思うようになった。最初はまったく弾けなくても、2回、3回と繰り返すうちに指が思い出してくれる。世の中どんなに便利になり、物事が簡単にできるようになっても、楽器はこんな地道な作業の繰り返し。
それを楽しいと感じるようになったのは、年のせいかもしれない。
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同期の桜

2007年03月15日 | 馬徒然
サクラの開花予想の訂正が発表された。データのインプットミスだとか。コンピューターがはじき出したかなり早めの開花予想に、あちらこちらで開催されるイベント関係者がその準備に右往左往したと聞き、私もちょっと思い当たることがあった。
「新馬戦」と名のつく競走馬のデビュー戦は、数年前まで4月の中山開催まで行なわれていた。中山競馬場に咲き始める桜の木の下に、初めてターフに登場した若駒たちが整列したショットはお気に入りの一枚。2000年4月2日撮影だ。けれど数年前から「新馬戦」が3月開催までとなり、こんな「花の同期生」の姿は見られなくなってしまった。
でも、今年は暖冬で、桜開花も早いという。もしかしたら、またこんな場面が見られるのではと期待したのだった。
ところが、ここへ来て寒い日が続き、桜開花に待ったがかかっている。新馬戦も今週が最後。残念ながら、このシーンは「幻」となった。
競走馬の世界は移り変わりが早い。もう今年デビューする馬たちの話題があちらこちらから聞こえる。
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北関東競馬最後の日

2007年03月14日 | 馬徒然
2年前の今日、3月14日は、宇都宮競馬最後の日だった。
木造立ての趣きある厩舎の一画の装着所はスタンド2階から見ることができた。その日、装着所に1頭の青いメンコをつけた馬が準備をおえて立っていた。厩務員さんらしき人が写真を撮ったり、馬に話しかけたりしている。それが北関東3冠馬フジエスミリオーネだった。北関東の英雄が最後のレース「とちぎ大賞典」に出走するとあって、競馬場は大賑い。彼はファンの期待に応えて見事優勝、北関東最後の競馬場の有終の美を飾ったのだった。
足利、高崎、宇都宮・・・北関東の競馬場は姿を消したが、フジエスミリオーネはその後南関東を経て、現在は荒尾でがんばっている。
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気がかり

2007年03月13日 | 馬徒然
先週あたりから、ひときわ明るくなった陽射しとは裏腹に、寒い日が続いている。最低気温は2月よりずっと低く、昼間コートがいらなくても朝晩は冷え込み、マフラーすら必要である。
チビを看取って2週間、ライバル猫のブッチーがベランダのガラス越しに中をのぞくようになった。チビと違って、ブッチーの食事はいたって楽。固形食を出しておけば、好きなときに庭から上ってきて食べていく。見守っている必要はない。
最寄の駅へ行く途中、ビルの隙間の日当たりのいい場所に、茶色の猫がひなたぼっこをしている。ひと月ほど前までは、グレーや黒っぽい猫と3匹、いつも一緒だった。でも、最近は茶色猫だけがポツンとすわっていて、たまに目が合う。仲間はどこへ行ってしまったんだろうね・・・?
最近、妙に寒いから、猫たちが体調を崩さないといいのだけれど・・・。
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便り

2007年03月12日 | 馬徒然
遠野から仔馬誕生の便りが次々届いている。
日に日にお腹が大きくなる愛馬を見詰める人々の気持ちが伝わってくる。
リンクさせてもらっている遠野での馬暮らしを綴ったブログ「乗用馬生産に携わる日々・・・」「ジンガ郎日記」は、沸き立つような大地の息吹や風の香りがして、落ち込んだときにも、元気をもらっている。謝謝・・・。
次の朗報が待ち遠しい。

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