GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

遠野のスポーツ流鏑馬

2007年08月12日 | 馬徒然
昨年10月、「遠野馬の里」で第1回目のスポーツ流鏑馬大会が開催された。
北海道や東北、関東の乗馬クラブや、遠野でサラブレッドの育成・調教をするスタッフなど33人が参加して盛り上がった。

遠野スポーツ流鏑馬の中心人物は、宮守のS氏。東北馬力大会や寺沢高原ホースフェスティバルもS氏が深く関わり、他の土地にない馬のイベントとして年々賑わっている。彼の乗馬はそれはそれは見事でダイナミック、流鏑馬なども的をはずさないことで有名。古式馬術など昔の資料を見て研究していることも今回初めて知り、頭が下がった。馬産家、乗馬調教、馬喰、馬肉製造業・・・馬に関するすべてを手がけるすごい人物なのである。

私は馬の撮影していても、競馬や馬術そのものの競技写真撮影にはあまり魅力を感じない。S氏に言わせると、乗馬もできない、そんなので馬の何が撮れるとばかり、いつも「馬についてもっと勉強しろ、本物を撮れ」と諭される。私の視点は別のところにある、と心の中で反抗するも、ある意味もっともなことを言われるので、たいがい私は落ち込むのである。私、気が弱いんですから、見かけよりずっと。

小友で乗用馬生産をするMさんが、今年のスポーツ流鏑馬に参加するようS氏から勧められ、弓と矢を借りた。
遠野独特の流鏑馬の型などの説明を聞き、私はシャッターを切るポイントなどを教わる。「視点が違う」と目をそむけるのではなく、そういう写真も撮ることで、馬世界が広がると考えればいいかなー。

9月2日(日)、遠野馬の里で第2回目のスポーツ流鏑馬大会が開催されます。
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