GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

中山大障害

2007年12月21日 | 競馬場
競馬ファンの間では、有馬記念の話題でもちきり。
でも、前日土曜日には、名物レース中山大障害(GI)が行なわれる。かつては中山大障害冬・春と言われていたが、GIレースになってから冬は「中山大障害」、春は「中山グランドジャンプ」と命名されている(と、今頃気がついた)。
GIになってからの歴史は浅いが、数々の名勝負を生み出した名物レース。

最近では、オーストラリアのカラジが3連覇を達成しているが、それ以前、冬と春を含めて3連覇を成し遂げたポレール(父エブロス、母シークイン)や、2連覇のゴーカイ(父ジャッジアンジェルーチェ、母ユウミロク)など、忘れられない馬たちがいる。

実は、中山大障害を勝った馬で、遠野の乗用馬生産に貢献した馬が2頭いる。
1974年春、1975年の春を連覇し、JRAの顕彰馬になったグランドマーチス(父ネヴァービート、母ミスギンオー)と、1977年、1978年、1979年の優勝馬バローネターフ(父バウンティアス、母キタホマレ)。
乗用馬生産を目的として再出発した遠野の馬産改良に一役かった。乗用馬生産には、サラブレッドやアングロアラブなどの軽種馬と、中間種の相性がとても良いそうである。

写真は、1996年12月、中山大障害を3連覇したポレール。競走馬引退後は阪神競馬場で誘導馬となった。

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