
先日のマイルチャンピオンシップを最後に、スズカフェニックスが現役を引退し、北海道静内のアロースタッドで種牡馬になるという。
先週20日の調教後、フェニックスの馬体重は今まで一番重い480Kだった。それを見たとき、フェニックスはもう走りたくないと思っているのでは、感じた。優秀な競走馬はレースに向けて自分で体を作っていくと聞いたことがある。だから体重増加はちょっと気になった。本番では472Kに戻していたが、結果は8着。でも決して力尽きたようなレースではなかった。前が壁にならなければ、行き脚を失わなければ、末脚をもっと活かすことができただろうに、と思った。
スズカフェニックスは、遠野の縁で応援するようになった。それまで岩手競馬所属馬の育成調教をしていた「馬の里」に、3年前JRAの馬を預かる育成厩舎「MS遠野」が仲間入り。フェニックスはそこで休養後、2007年1月の東京新聞杯で重賞初制覇を果し、その年の3月に高松宮記念を勝ってGI馬となった。
フェニックスは競走馬として超エリート。そんな名馬に、休養で遠野に戻っているときは毎日会うことができた。「遠野仲間」のように思えた。
本当にお疲れ様でした。
力強い、ひたむきな走りを決して忘れない。
写真は、初めて競馬場で会った日、東京新聞杯を勝利したときのスズカフェニックス。
スズカフェニックス
2002年3月29日生まれ
父 サンデーサイレンス
母 ローズオブスズカ(父 Fairy King)
橋田満厩舎
先週20日の調教後、フェニックスの馬体重は今まで一番重い480Kだった。それを見たとき、フェニックスはもう走りたくないと思っているのでは、感じた。優秀な競走馬はレースに向けて自分で体を作っていくと聞いたことがある。だから体重増加はちょっと気になった。本番では472Kに戻していたが、結果は8着。でも決して力尽きたようなレースではなかった。前が壁にならなければ、行き脚を失わなければ、末脚をもっと活かすことができただろうに、と思った。
スズカフェニックスは、遠野の縁で応援するようになった。それまで岩手競馬所属馬の育成調教をしていた「馬の里」に、3年前JRAの馬を預かる育成厩舎「MS遠野」が仲間入り。フェニックスはそこで休養後、2007年1月の東京新聞杯で重賞初制覇を果し、その年の3月に高松宮記念を勝ってGI馬となった。
フェニックスは競走馬として超エリート。そんな名馬に、休養で遠野に戻っているときは毎日会うことができた。「遠野仲間」のように思えた。
本当にお疲れ様でした。
力強い、ひたむきな走りを決して忘れない。
写真は、初めて競馬場で会った日、東京新聞杯を勝利したときのスズカフェニックス。
スズカフェニックス
2002年3月29日生まれ
父 サンデーサイレンス
母 ローズオブスズカ(父 Fairy King)
橋田満厩舎