GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

人々が繋ぐ木曽馬の未来

2023年04月12日 | 日本の馬
2022年度JRA賞馬事文化賞は、abn長野朝日放送制作のドキュメンタリー番組「木曽馬と生きる 風わたる里 開田高原」が受賞された。また名古屋大学博物館では、岐阜大、名古屋大博物館コラボ展で、大岩友里氏の写真展「48年後の木曽馬たち」と木曽馬の歴史や現在の木曽馬保存や活用への取り組みなどのパネル展が開催されている。
木曽馬は日本在来種の一種で、ほかの在来種と同様、絶滅の危機から何とか今日まで生き延びてきた馬たちだ。
日本在来馬は保存だけでなく、その活用が大きな課題となっていて、各地域でそれぞれの努力が続けられている。
そのような状況の中、今回の名古屋大学博物館のコラボ展はとても有意義なのではないだろうか。
開田高原「木曽馬の里」、木曽馬保存会の活動と、学術関係、メディアなどの様々な分野が協力して、木曽馬の未来を紡いでいるのだと思う。
この展示会は、5月6日(火)まで開催されています。詳細は名古屋大学博物館のHPを参照ください。

写真は、開田高原「木曽馬の里」入り口付近にある木曽馬の親子像。御嶽山を望む美しいところです。
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