GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

2007年遠野のセリ(5)~2歳馬の値段~

2007年10月26日 | 遠野の馬
2歳馬は、遠野馬の里のスタッフがオークションライダーを勤める騎乗方式。
調教され、すぐにでも乗ることができる2歳馬、今年は7頭が上場された。写真は2歳馬の最高値だったフリーデンアミーゴ(父フリーデンスラート、母アミー)。310万円でJRAが購買。続いて281万円(アイリスイズミスラート)、201万円(マロンスラート)・・・。
数年前は2歳馬でも100万円を超えたら拍手がおこった。今回は快挙かもしれない。

初めて遠野のセリに立ち会ったとき、購買者だけでなく地元の観客席からも「ほれほれ、もう一声」などという掛け声が上って、ポヨヨンと1万円くらい値がつりあがったりすることもあった。関係者だけが参加するようなサラブレッドのセリと違って、どこか暖かみのある遠野独特のセリの雰囲気が好きだった。
この数年で購買者も増えて、遠野のセリは乗用馬市場として注目度の高い緊張感のあるイベントになりつつある。馬の取引価格も上った。今年は、観客席からの掛け声も禁止された。

来年は今年に比べて頭数が増える見込み。
遠野らしさを失わず、今後もセリが盛り上がりますように。

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