ヤングキングアワーズ 2013年10月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●ドリフターズ (平野耕太 先生)
悔しがるラスプーチン。
前回、豊久たちに計画を阻止されたあげく、
信長にかまされたことが、よほど癇に障ったのか、イライラモード。
そこへ通信符を使い、語りかけてきた土方・・・ そして黒王!
黒王からもたらされた指示は、奪えなければ壊せ、というもの。
もはや戦闘必至な状況へと、動きつつあります。
一方、豊久たちは、戦の準備!
まず、地図を持ってこさせる信長さん、基本中の基本ですね。
ラスプーチンにあれだけカマしておいて、負けたらシャレにならんと慌てているのが面白い。
さらに、サン・ジェルミ伯の精鋭たちには大笑い゜(*゜´∀`゜)゜ いや、笑っちゃ失礼か。
屈強な男たちが大勢いますけど、まあ、その、なんかおかしいというのがね。
「テーバイ神聖隊」・・・のパクリと、ハンニバルさんに指摘されてます(^^;
しかし、そのちょっと変わった男たちも、戦士としては一流。
豊久の号令で、あっという間に「戦士」の顔になっていたのは頼もしかった!
それぞれの役割を担う主要3人。
歩卒=豊久、弓衆=与一、鉄砲衆=信長と、
各々の特性を活かした配置に、思わずニヤリとしてしまう陣容ですねえ。
鉄砲を造り、そろえていることに、サン・ジェルミ伯などは驚いていますが、
伯自身は戦闘について素人で、黒王のねらいを見抜いている豊久や信長との対比が絶妙。
ここはやはり、この3人が活躍することになりそうです。
ハンニバルじいさんが、また要所で助言したりするのかな?
鉄砲衆を任されている信長さんですが・・・
率いているのが「テーバイ神聖隊」なのは、もうお気の毒というか何と言うか(´▽`;)
それを光秀のせいにしているのには笑った!
そんなこんなで、オルテ首都にて緊張高まる戦闘前夜。
野郎ども、戦だ! と言わんばかりの盛り上がりに、心躍らされます。
〈漂流物〉がもたらした「鉄砲」の音が、どのように世界に響き渡るのか、
土方・ラスプーチンを相手に、豊久たちはどう立ち向かうのか、
つづきが早く読みたいと感じつつ、今後も楽しみです!