2018年7月号
表紙は、ディーラー部長代理さん!
ギャンブルの親役を務める貫禄が、「笑いの主役」を勝ち取る姿勢に?
他、白井さんも白石さんも、良い手が来てそう・・・山田さんもバニー姿がお似合い。
今月の「未来から来たで賞」は、『天子様が来る!』!
【未来からの使者】が面白かった!
ラブレターを書いたものの、渡す勇気のない少年。
そこへ、未来から来た自分自身に「渡すべきだ」と言われたものだから、
当然、成功を期待して私に行くのですが・・・
なんて内容でしたけど、結果は惨敗。
では、なぜ未来の自分は渡すべきと言ったのか?
と気になりましたが、その理由があまりにショボかったので笑!
しかも未来の自分は、そのショボい結果にも嬉しそうな所が、これまた可笑しい。
といった感じに笑わせていただきましたけど、何と「天子様」は次回で最終回!?
こうした4コマ作品は残って欲しかったなあ・・・と感じちゃいます。
【新作登場!】
●花丸町の花むすび (むんこ 先生)
花丸町のおにぎり屋さんと、兄妹と・・・
【主な登場人物】
・花子 : おにぎり屋「花むすび」のお姉さん(29)。 お節介気質。
・彗 : しっかり者な女子小学生。
・兄 : 飄々とした無精ひげ。
おにぎり屋「花むすび」で働く花子さん。
お客として来た彗さんの冗談を真に受けて、泣くほどのお人好し。
彼女の境遇が気になる「人様の事情に首突っ込む」タイプのようで・・・
彗さんが公園で1人、パンをかじっていたという話を聞いて、気になった花子さん。
そんなお節介気質な所が魅力だったり、やかましかったり。
そして、配達へ行ったアパートで出逢った青年には「おにぎりおばさん」呼ばわりされ、
お冠でしたけど、彼が彗さんの兄と知って驚き・・・といった感じのお話でありました。
そんな風に、花子さんを中心に繰り広げられる日常模様が楽しそうな作品。
彗さんの家庭事情(親がいない?)も気になりつつ、新作スタート、期待です!
【コミックス9巻、発売中!】
●レーカン! (瀬田ヒナコ 先生)
自称・先祖霊さんのネズミ難。
天海さんの自称・先祖霊さん、怖いものなしの彼女にも苦手なものが?
それがネズミで、なぜ苦手なのかを知りたい皆に、追いまわされることに・・・
なんてお話でしたが、ご先祖霊が隠れるために、天海さんに憑依したはよいものの、
立ち居振る舞いが別人すぎて、即バレしていたのは笑゚(*゚´∀`゚)゚
仁王立ちの天海さんとか、レア!
また、心霊ブロガー上原さんにかかると、隠れ場所もすぐに見つけていて愉快。
「心霊写真」を撮影して見つけるあたり、さすがと言うべきでしょうか(^^;
そして、そんな中、井上さんだけは、先祖霊さんの「隠れ場所」になってあげると
言い出して、何を考えているのかと思ったら、とてもやさしい理由だったことに、
思わず笑みがこぼれるほど、好感を覚えてしまいました。
そのやさしさに、先祖霊さんも感化されたか、霊を苦手な井上さんに配慮して
行動していたのがよかったですね・・・まあ、おかげでヒドイ目に遭ってましたけど。
などなど、自称・先祖霊さんとの追いかけっこが愉快だった今回。
人の苦手なものなんて詮索しない方がよい、と考えつつ・・・今後も楽しみです!
【コミックス1巻、発売中!】
●瀬戸際女優!白石さん (櫻井リヤ 先生)
清純派女優は元ヤン!?
元総長清純派なんてやっていた白石薫さんは、女優。
清純派として売り出してはいるものの、時に地が出てしまったり。
また、結婚を夢見る様子など、白石さんの日常が面白おかしく描かれる4コマ作品です。
今回は、昔からの舎弟にして、今は俳優仲間の鬼瓦巌くんの様子がおかしいことに
気づいた白石さんが問いただした所、結婚前提に付き合っている彼女さんがいるとか。
そのラブラブっぷりを羨ましがってしまう白石さんでしたけど、長年の知り合いなので、
さみしいとも思ったり、それでも幸せになってほしいと考えたり、色々と複雑な様子。
そんな白石さんが、ちょっと新鮮で面白かったですね。
そして、自分も幸せを探そうと、パーティへ出席してみることにしますが、
そこに鬼瓦くんとカノジョさんも来ていて、きちんとエスコートする鬼瓦くんに
成長を感じて感激・・・したのは良いけれど、彼女さんのしっかり者ぶりが、愉快!
どこか白石さんに似ている所が、鬼瓦くんとの名コンビ感を出していて可笑しかった。
などなど、鬼瓦くんの幸せっぷりに中てられた白石さん、自分自身の幸せを見つけらるのか、
気になりつつ・・・今後も楽しみです!
【その他】
●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)
麻生さん、家族旅行を計画中ですが、ご予算の方が心もとないようで・・・
咲坂師長に相談した所、「野宿」とかハイレベルな答えが返って来ていて笑!
そこで、様々なアイデアを検討する麻生さんたちが面白かったですね。
子供に対する命の教育を取り入れるべきかとか、家族優先で自分のことは後回しとか、
温泉には家族で入りたいとか、考えてゆくうちに条件が絞れていたのは興味深い所。
結局、アイデアはまとまったものの、やはり先立つものが・・・というオチが愉快!
●ハニトラなんか怖くない! (東屋めめ 先生)
山田さんの残業を手伝った所、クッキーをお礼にもらった綾小路くんでしたが・・・
やはり「ハニートラップ」だと疑っていて面白い(´▽`;) でも確かに色々とアヤシイ。
やたらと綾小路くんの周りをうろちょろするあたり、何かしら目的がある様子?
また、他の女性にケガを看てもらった綾小路くんでしたけど、それを知った山田さんが、
そっけない態度になっていたのは、もしかしてヤキモチだったりするのでしょうか。
しかし、綾小路くんの好みを知り尽くしている山田さんは、確かに「怖い」ですよねえ。
●軍神ちゃんとよばないで (柳原満月 先生)
ふんどし一丁な高坂昌信の胸を、わざわざ隠す部下さんに笑!
まあ、外見が美少女なので違和感ないのですが、むしろそれが違和感というか(^^;
そんな高坂さんの前に現れたのは、「愛」の一文字を掲げた直江実綱さん!
はじめ「愛」の前立など信じていなかった高坂さんでしたが、事実だと知って
素直に謝っていたのは可愛い・・・ものの、戦場ではさすがの活躍で、直江実綱と
渡り合う様子が面白かったですね。 そして、やはり可愛かったー!(ぇ
●見上げればいつも妹が。 (市川和馬 先生)
遥さんが夕飯を外で食べてくるため、1人でお寿司をとるツブテくんでしたが・・・
わさび抜きにするのを忘れて涙ぐんでいたのは、可愛い三十路男でしたね(^^;
そこへ、リズベットさんがやって来て「遥は…もういない…」と涙ぐみながら告げ、
誤解されていたのは笑! それはともかく、遥さんを待つべくツブテくんと2人きりの
リズベットさんが、緊張気味だったり、遥さんと出会った頃のことを考えていたのが、
面白い内容でありました。 あと、少しだけ彼女が、ツブテくんを認めていたことも。
●ウレ漫とガケ漫 (綾野綾乃 先生)
自分をモデルに、ポーズとった写真をとってほしいと言う神木さんですが・・・
女子高生をきわどいアングルで撮影することに、犯罪なのでは?と怯える白井さんに笑!
ちょっと気にしすぎでしょ~とも思いましたけど、神木さんはノッてくるとグイグイ来て、
距離が近すぎるあたり、白井さんも嬉しいやら大変やら、気の毒だったかもしれませんね。
瀬戸さんに誤解されかねない状況には、命の危機?まであって冷や冷やものでしたが、
神木さんのおかげで事なきを得られたうえに、いいこともあったようで、楽しかった。
【まんがタイム 月間新人展】
・マネージャーさんたち (たくし純 先生)
女子も男子も、マネージャー!
野球部のマネージャーになった女子さんですが、ユニフォームを来た男子くんに
「スポドリの作り方教えるから」と言われ、恐縮しつつ「気を使わず」と遠慮した所、
彼もマネージャーだというから面白い。
そんな女子と男子のマネージャー生活が、愉快な4コマ作品になっていました。
男子先輩に「なぜマネージャーになろうと?」と聞く女子さんでしたが、
彼女は「男あさり」とか言い出していて大笑! 冗談らしいですけども(^^;
そんな風に、2人のやりとりが楽しい内容でありましたが、淡々とした2人の様子が、
妙な味になっていて、そこに魅力を感じましたので、つづきに期待したい所です!