2018年7月号
表紙は、トマトとれたて、ちぃちゃん!
笑顔でトマトを収穫する小学生というのも、なかなか・・・
他、ゲスト作品や人気作品も色々!
今月の「姉への愛で賞」は、『クレオパトラな日々』より、マグスくん!
最近、カエサルと仲良しなクレオパトラお姉ちゃん・・・
それを気にし過ぎて、何やら暗黒面に落ちそうな弟・マグスくん。
「さてはまたカエサルとセッタイしてるんでしょ!?」と、お冠。
セッタイの意味を間違えてましたからね・・・えっちなイメージで(^^;
そのため、より一層、暗黒面に落ちやすくなっているのが、不穏でありました。
まあ姉弟とはいえ、夫婦となったわけですから、元々大好きだったお姉さんが
他の男に取られた(と思える状況)となれば、嫉妬の炎も燃え上がるというもの。
宰相ポティノスや、将軍アキラス、ローマ兵士たちの不満の高まりとともに、
雲行き怪しくなってまいりましたよ。
【7月31日、コミックス9巻・発売!】
●なごみクラブ (遠藤淑子 先生)
プールも色々・・・
お店でお客様から、ナイトプールの話を聞くマネージャーさん。
しかし、プールに入らなかったというから何とも奇妙・・・と思いきや、
ナイトプールに来る人は、大体そんな感じなのだとか。
プールはガラガラなのに、プールサイドがぎゅうぎゅうになるって、おかしな話。
お酒飲んだり、インスタ用の写真を撮ってる人が多いとのことで、そーゆーもの
なのでしょうかね。
そんな話を聞いて、お店が終わった後、プールへ行こうかなんて話になってますが、
ナオキくんは監視員のバイトをしていた経験から、プールの大腸菌の多さを知り、
プールに抵抗感があると述べていて興味深い所でした・・・まあ、基準値内らしいですが。
内情を知ってしまうと「ちょっと…」と思ってしまうこと、ありますよね。
コンビニのおでん、外食の原価、電車のつり革やエスカレーターのベルト等々、
気になる所は色々・・・まあ、つり革などはとくに問題ないようでしたけども。
でも、プール帰りの由加ちゃんに会ったマネージャーさんが、
彼女がいかにプールを楽しんだかを聞いて、「それはよかった」と笑顔になっていたのが、
色々考えすぎて止まってしまうことの、もったいなさを感じさせてくれます。
多くのものが基準値内であったり、問題なかったりするのに、
余計な情報を得ることで、気にしてしまうのは損な気がします。
何より、まず楽しめることが大事なのかな・・・なんて感じつつ、
7月31日にコミックス9巻が発売とのことで、今後も楽しみです!
【コミックス2巻、発売中ゲスト!】
●きゅーは吸血鬼のきゅー (G3井田 先生)
英さんを健康にするため、きゅーさん頑張ってます。
まんがライフWINでの連載は終了しましたが、ゲスト登場!
血を美味しくするべく、英さんを健康にしようと日々努める吸血鬼のきゅーさん。
今回は水泳にチャレンジするようですが、きゅーさんが行きたいだけ疑惑も(^^;
しかし、実際に泳ごうとすると泳げないきゅーさん。
吸血鬼界にプールはないらしいので、仕方ないといえば仕方ありませんが、
それでよく泳ごうと思ったもので・・・
確か、吸血鬼って流れる水の中は泳げない(というケースもある)はずなので、
もしかすると、きゅーさんは流れるプールとか泳げないかもしれませんね。
それはともかく、特訓したきゅーさんが泳げるようになり、上達し過ぎて面白い。
英さんはサボるために、きゅーさんの練習に付き合っていたのに、これでは逆効果。
英さんのトレーニングメニューを組めると喜ぶきゅーさんが、輝いていました。
などなど、プール回で大はしゃぎなきゅーさんと、相変わらず省エネな英さんが愉快
でしたけど、プール疲れした英さんが、不健康な食事をとっていたのは笑!
英さんの血が美味しくなるのは、いつの日か・・・
コミックス完結2巻も発売中とのことで、楽しませていただきましたー!
【ゲスト作品】
●埼玉県には何もない (野広実由 先生)
王女様が埼玉にやって来た!
某国の王女・ミヤハ様の亡き母上は、日本人。
しかも埼玉県出身で、「とても良い所」だと娘に教えて育ていてたため、
ミヤハ様は埼玉県に過剰な憧れを抱いてしまい、ついに留学をすることに・・・
なんて始まったお話ですが、やたらと気品ある美少女ミヤハ様が、
埼玉県にやって来て、真実を知ってしまうという悲しい内容になっていました(ォィ
じいやメイドさんたちは、ミヤハ様の憧れを壊さぬよう国家ぐるみで
「埼玉県には何もない」ことを隠ぺいしてきたのですが、その苦労も水の泡。
ついに、真実が白日の下にさらされます(大げさ)。
留学先の学校で、埼玉のことを尋ねるミヤハ様。
「そこな少女」と声をかけているあたり、王族っぽさが出ているものの、
聞いている内容が「埼玉の名物」というギャップが可笑し過ぎて(´▽`;)
そして、埼玉には何もないことを知ってしまったミヤハ様がショックを受けるも、
クラスメイトは、埼玉を(幻想とはいえ)愛してくれたことに感謝していて面白い。
そんな埼玉の実情が明かされる4コマ作品・・・これは問題作ですよ!(ぇ
ミヤハ様のキャラクターも魅力的ですし、もっと埼玉のことを知りたいので、
ぜひとも、つづきを~!
【その他】
●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)
今回、学校の怪談話・・・
「ときどき女の人の悲鳴が聞こえる」とは恐ろしいと思いきや、あつし君に驚く
盛山先生の悲鳴だったのは、納得(´▽`;) 先生は怪談をやたら怖がっていますけど、
「大人なのに怖い」ではく「大人だから怖い」理由には納得・・・夜の校舎は怖いよ。
でも、吉岡先輩のような人がいると、怪談よりも実物の人間の方が危険だとわかりますね(ぇ
そして最後の人体模型の怪談は、いかにも怪談誕生っぽくて面白かった!
●出会ってしまったツルとカメ (むんこ 先生)
前回の一件から、どうも2人は付き合うことになったようで・・・
今回、勝負をして勝った方の言うことを聞く、なんてことをしていますけど、
卓球勝負の結果、「手をつなぐ」ことになったものの、亀さんの手がスライム付きで笑!
そして、次の勝負=鬼ごっこでは、亀さんが本領発揮で面白かったのの、ベーゴマ勝負で
勝った鶴田くんの願いを耳に入れようともしない亀さん、その理由がいじらしかった。
乙女心というやつでしょうか・・・最後も可愛らしかったですし。
●仮免サンタのサンディさん (器械 先生)
今日も今日とて、クリスマスプレゼントを届けるサンディさん・・・梅雨なのに(^^;
そこで、サタンスクールでも、サンタがプレゼントを届けに来てくれた話をしていて、
微笑ましい思い出と思いきや、プレゼントの奪い合いになったというから、さすがサタン。
おかげでプレゼントの中身よりも、エキサイティングな雰囲気を重視するようになったとか。
そして、今回のプレゼント=水鉄砲で遊ぶ、しのぶさんとサンディさんが面白かった!
●出没!アダチック天国 (吉沢緑時 先生)
今回、足立区のソウルフード=文化フライなるものが登場!?
I島さんが作ってきた見た目コロッケのそれは美味しそうでしたが、食べるとマズイ(´▽`;)
どうも、本物の文化フライは、レシピが公表されないまま、考案者が亡くなられたとかで
伝説の食べ物になっているらしく、そのレア感が、食欲を誘ってくれました・・・ごくり。
そして、その味を再現しているというお店で、実際に食べていたのが羨ましいくらいでした。
それにしても、北千住の人は足立区民の中でも「雲上人」というのは、マメ知識ですね(ぇ
●新婚よそじのメシ事情 (小坂俊史 先生)
今回2本立て! 1本目は、皿の手数について。
王嶋先生は料理の皿の数が多く、すなわち、おかずの種類が豊富というから、さすがです。
対して、小坂先生はワンプレート生活だったようで、これは1人暮らしあるある・・・かな?
まあ、私も朝は、3皿は最低使っているので、王嶋先生のやり方に賛同するわけですが。
しかし、焼き鳥丼には笑! 小坂先生の好みに合わせてと思いきや、な展開が可笑しかった!
2本目は、とんかつ屋に通っていた小坂先生ご夫妻。
しかし、その店も閉店してしまい、残念がっていたわけですが、新たな店を開拓して一安心。
と思いきや、またも閉店するという「とんかつ運」のなさ・・・とんかつ欲を満たすには、
とんかつ屋でなければならないというポリシーが愉快でしたけど、わからなくもないかな(ぇ
飲食業も大変という話でしたが、漫画家業の不安定さと比べて、どちらがどうなのでしょうね?