五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月のドリフ

2016年12月07日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2017年1月号より

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以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●ドリフターズ (平野耕太 先生)

 

 攻める黒王軍、守るオルテ軍。

 弾幕をはるよう叱咤を飛ばす信長さん。
 号令を受けた兵士たちが次々と銃撃を放つ様は、すさまじいものがありますね。

 ですが、鎧をまとった巨人が相手では、思うような効果が出ていない様子。
 いくら撃ってもひるみもせずに進軍してくる巨人は、かなり恐ろしい存在です。

 騎兵ではなく、いわば戦車のようなモノが迫ってくるのと同じなのですから、
 戦国時代の信長さんでは、いさかか勝手が違った戦いになってしまっています。
 そのため、想定が外れた信長さんに、焦りの色が見え隠れ……

 

 

 

 攻めるは、惟任光秀。

 信長の戦い方を熟知している光秀さんは、当然「種子島」もご存じ。
 どれだけの威力で、どう運用してくるかをわかっているのですから、
 対策も万全ということなのでしょう。

 そして、一気に兵をなだれこませる作戦を実行しようとしていて、
 オルテ軍を速攻で突き崩そうとする光秀の狙いが見えます。

 しかし、そこで信長さんが銃撃の対象を、巨人から随伴する兵士たちに
 変更したことで被害が出たため、光秀さんは作戦をいったん取りやめ。
 信長さんを苦々しく思いつつも、巨人による進撃を待つことに。

 このあたり、信長と光秀という因縁の2人の緒戦といった雰囲気で、
 なかなか面白かったですね。

 

 

 

 巨人は止まらない。

 黒王軍の歩卒は足止めしたものの、巨人の方はひるむことなく進撃。
 さすがに、この圧倒的な威容には恐怖を覚えざるを得ません。

 信長さんも、これ対しては後退を指示。
 一の壕・二の壕を捨てる決断を下していたのは、さすがな所。
 このままでは、兵士たちが蹂躙されるだけですからね。

 しかし、それでは巨人らに突破されてしまうと、冷や汗をかくサンジェルミ伯。
 それでも信長さんは、あえて突出させようとしているようで……?

 

 

 

 待ち構えるは、島津豊久とドワーフ軍団!

 この窮地にあって、笑みを見せながら「巨人狩りばやっとすっど」と
 臆さず言ってのける豊久さん、大物すぎる~!

 それに対して、ドワーフさんたちは常識人(^^;
 震えていますが、それを「むしゃぶるい」と表現する意地っ張りかげんは、
 むしろ頼もしく思えます。

 そして、巨人に向かってゆく豊久&ドワーフたち!
 ひも状のモノでくくりつけた油のつまったツボに火をつけ、巨人に投擲。
 それがヒットするや、巨人は炎に包まれています。

 また、にかわと泥炭をまぜた“接着液”で、火薬をつめた箱を地面に設置。
 導火線に点火し、巨人がやって来たら大爆発という凄まじさ!

 まるで現代兵器のようで、考案したドワーフさんたちの凄さがわかりますね。
 さらに、迫る巨人の顔面に向けて、ショットガンのような中型の銃器を発射!
 などなど、あちこちで大爆発を起こしつつ、巨人に対抗していたのが痛快でしたよ。

 敵を引き込んでの爆殺作戦。
 なかなか功を奏しているように見えますが、はたして戦況やいかに……?

 そんな中、光秀さんは頃合いよしと判断したのか、総攻撃を指示!?
 ここで攻められて、オルテ軍は支え切れるのか?
 不安をはらみつつも、今後も楽しみです!

 

◆ ヤングキングアワーズ 感想

 


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