2013年2月号
表紙は、『おうちがいちばん』をメインに、
『うちの3ねこ』、『リコーダーとランドセル』、『野村24時』、『どうぶつのおしゃべり』と、
ゲスト3作品。 冬を感じさせる装いが、それぞれ良い感じですね~。
今月の「年の差を気にする先生カワイイで賞」は、『先生ロックオン!』より、京子先生!
以前ゲストでした本作品が再登場! 京子さん(33)と、元教え子・一樹くん(20)。
小学校の先生・京子さんが、教え子だった一樹くんと、10年後お付き合いすることに。
そんな2人の年齢差凸凹っぷりが楽しい4コマ作品ですが、33歳・京子さんが可愛らしい!
年齢差を気にしすぎたり、お肌を若い娘と比べられることを恐れたり、そうしたけなげさは
もちろんですが、何より一樹くんから「好きだよ」とストレートに言われて赤面する33歳とか、
素晴らしいじゃないですかッ!!(力説) 時折みせる“先生”の顔とのギャップが良いです。
【2ヵ月連続ゲスト】
●総理大臣の息子さん (株本慎之介 先生)
総理大臣の息子は変な奴・・・ だけど熱いぜ!
以前ゲスト登場したとき注目していましたが、今回は2ヵ月連続ゲスト登場とのこと。
今回も、総理大臣の息子・竹内総一郎くんのおバカっぷりが、面白おかしい。
日本のヘソ=兵庫県西脇市であるならば、乳首はどこらへん?
なんて男子の会話に食いついて、なおかつ、あさっての方向へ生真面目に考えていたり、
選挙に勝つためには地盤を固めることが必要と述べる父親の言葉を聞いて、
本当に「地盤を固めよう」としたり、ズレたマジメ感覚がミョーに可笑しかった!
さらに、今回は【ジャーナリスト志望 相田みつ】さんが、良い味出してます。
総理大臣のバカ息子=総一郎くんのスキャンダルを狙って、虎視眈々。
まさに“ジャーナリスト”といった感じで、ハイエナのように活動していますが、
相手が総一郎くんなだけに、ズレまくりな成果しか得られない所が面白い。
まあ、何と言いますか、ちゃんとした政治家批判であればともかく、
足を引っ張るだけの報道などはよくありますよね。
相田さんもそうしたタイプの“ジャーナリスト”なのかな~と思っていたら、
その裏には彼女の家庭事情があって、それを総一郎くんがマジメに考えていたのは、
とてもよかった!
それぞれにそれぞれの「できること」があり、ならば政治家には何ができるのか?
総一郎くんの真摯な姿勢でシメていたのは、なかなか興味深いし、
今後を期待させてくれる要素。 次号も登場なので、楽しみです!
【今月のピックアップ!】
●野村24時 (板倉梓 先生)
今回、バレンタイン話! ・・・まだ1月なのに! 2月号だからなのかー!!
ということで、バレンタインを控えた野村さん。
バイトをしている月さんの様子に、「恋でもしてるのかな」なんて考えてますが・・・
ちょっと気になりましたが、まあ、そういうわけでもなかったようで(^^;
そんなこんなで、あちこちで浮つく人たちが目立ったバレンタイン話。
鶴岡先生も「恋人」にあげるチョコを買いに来てますし、
榎本くんはそれを気にしていますし、その2人をみて居心地悪い斉藤さんだしで、
ハイハイ、バレンタインおめでとうございまーす。(やる気なし)
さらに、野村さんにもチョコが・・・?
と思ったら、オチがあまりにあまりで笑った゜(*゜´∀`゜)゜
自分だったら、もらいたくないです!
まあしかし、女性陣が集ってのバレンタインになっちゃって、
何だかんだで幸せにひたる野村さん、華やいでますな~。
些細なことかもしれないけれど、これもやはり幸せのカタチ・・・ なのかな。
なんて感じながら、今後も楽しみです!
●大カラスヤサトシの大発明大王 (カラスヤサトシ 先生)
カラスヤサトシ先生、今回の大発明は・・・?
いつもいつも妙ちくりんなアイデアを、テンション高めに披露する大発明大王。
もちろん今回も同様ではあるものの、なんだか使えそうなアイデアが出てきた・・・かな?
本を読むのは好きだが、読むのは遅い。
ゆえに本が積み上がってゆくばかりで、本嫌いになってしまいそうというカラスヤ大王。
「速読術」にも挑戦したことがあるらしいのですが、うまくいかない。
たしかにアレって、本当にできるの?と思ってしまうような技術ですよね(^^;
慣れるとできるんでしょうかね・・・
そこから発想したのが、目に入る情報をなるべくカットしながら読むアイテム!
紙を切り抜いただけの物なのに、カラスヤ先生が手ごたえを感じるほどの出来の良さ。
読む時間は遅くなってしまったけど、内容が頭に入りやすいというのは面白いですね。
これはイケる発明になるのでは・・・?
という期待を抱かせつつの、ラストには苦笑でありましたが、発想としては悪くないっぽい。
このあたり、いつもの空回り気味なカラスヤ先生ではなく、
のめり込んでゆく大発明大王のペースに、こちらも巻き込まれた読み応えがありました。
本を読むのに役立つ発明とか、私も期待したい。
そんな夢を抱きつつ・・・ 今後も楽しみです!