五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフオリジナル 感想①

2012年12月12日 | ◆4コマ誌③ まんがライフオリジナル

2013年1月号

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 表紙が、お正月ムード!

 人気作品からゲスト作品まで、様々なキャラクターがめでたい御姿。

 2013年が良い年でありますように~・・・ 早いけど(^^;

 

 

 賞はお休み。 野中のばら先生のご冥福をお祈りいたします。(『奥様うでまくりっ!』より)

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 野中のばら先生が先月16日、逝去されました。 (コミックナタリー情報

 今月号の『奥様うでまくりっ!』は、追悼・特別掲載として、過去作が再録されています。

 私は、twitterでお亡くなりになったことを知ったのですが、あまりに突然のことで驚きました。

 

 本作品は、それぞれ個性的な奥様たちのおしゃべりや活動を、面白おかしく描いたもので、

 その個性を中心にしたネタで笑わせてくれる、4コマ漫画らしい4コマ漫画でありました。

 こうした終わりを迎えてしまうのは、大変残念なことではありますけども、

 威勢がよかったり、ドジだったり、セレブで人当たりがよかったりする奥様たちのトーク、

 ぞんぶんに楽しませていただきました!

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●MEDIGIRL

 (道端千揺 先生/原案・監修:有好從桜 先生)

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 新キャラクター登場!?

 いやいや、すごい美人さんが登場しましたね~。

 そんな今回は、きょうこさんがコンタクトレンズを試してみるの巻でした。

 お菓子に釣られて・・・ というあたりが可笑しいんですけど(^◇^;)

 

 私もメガネ派なのですが、コンタクトにしないのは、きょうこさんと同じ理由です。(ズボラ)

 でもって、お菓子に釣られたきょうこさん、医学部らしくプロっぽい発言で、

 店員さんにドヤ顔しようとしてますが、相手はプロですからねえ、プロっぽいとは天と地。

 心の中で言い訳してるきょうこさんに笑いましたわ゜(*゜´∀`゜)゜

 

 そんなこんなでしたけど、今回登場の美人さん。

 その正体は、コンタクトにしたきょうこさんだったから驚きだー!

 というか、ちょんまげやめるだけでも、相当よくなると思うんだけど(´▽`;) ←失礼

 そのほかにも、のっちさん・しほさんもイメチェンしていて、

 いつもの3人と違った姿が拝めたのが楽しかった~! プリクラ撮影とかも面白ッ!

 

 最後も最後で、安定のきょうこさんオチがお見事なシメとなっていました。

 などなど、イメチェン・トリオが良い感じでしたが、やはり本作品の中心は、この3人。

 各々の個性がよくわかりつつ、その交流が楽しめた今回のお話は、よかったですね~。

 もちろん今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●ちぼとぼく (私屋カヲル 先生)

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 愛蔵版コミックス『ちぼとぼく』1巻、12月27日発売!

 ということで、久方ぶりのご登場となりました~。

 愛猫・ちびを溺愛するケンヂくん、その猫中心な生活を描いた4コマ作品です。

 

 1回目から読んでいたわけではありませんが、

 私が4コマ誌を毎月読み始めたころにも連載しておりましたので、覚えています。

 今回も変わらずに、ちびへの溺愛が激しいケンヂくんの姿が面白おかしい。

 そこに、ちびの性格の悪さやら、泰然とした態度が加わって、可笑しさが増している印象。

 1本目の【ひとんち】の犬に襲われそうなちびとか、まさにそんな感じで(^∀^;)

 

 2本目の【歩み寄る人類】は、ちびとのペアルックをもくろむケンヂくん。

 「猫愛」の文字には笑った゜(*゜´∀`゜)゜ ちびの嫌がる表情にも!

 さらに、歩み寄っても笑顔なケンヂくんがさすがすぎて、もー完敗でしたよ!

 3本目【母の口実】も、猫をダシに節約しているはずが・・・ なオチが見事。

 電車に乗るちび、ふてぶてしくも可愛かった~。

 

 などなど、ちびを中心にした猫生活が楽しい本作品。

 愛蔵版コミックスが、12月より毎月1冊ずつ発売とのことです!

 

 

 

●突撃奉仕 暴ランティア部 (東屋めめ 先生)

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 コミックス1巻、ほやほや発売中~!

 まんがライフWINにて連載中。 今月号、『リコーダーとランドセル』との2本立てでゲスト!

 湯川伊香保さんは転校生で、クラスになじめず友達できず。

 そのため先生に紹介されたボランティア部に入り、交友関係を築こうとしますが、

 そこは、ドS部長が仕切る“暴ランティア”部で・・・ というお話。

 

 詳しくは連載の方を読んでいただければ・・・

 ということで今回は、「受験生の代理で神社に絵馬を奉納」に来たボランティア部。

 でしたが、伊香保さんだけなぜか巫女服。 もちろん、ドS部長・黒川くんの差し金です(^^;

 さらに、「友達ができる神様がいる神社」すらも策略のうちとか徹底してるし!

 

 そんな感じで、黒川くんに振り回される伊香保さんが可笑しな本作品。

 ほかにもいろいろありますけど、これだけされても部に居続けるのは、

 彼女がドMだから・・・ なのかどうか(^◇^;)

 まあ、ツッコミも装備しているので、バランスはとれているのかな?

 コミックス1巻が発売中とのことで、ますます盛り上がりそうですね!

 

 

 

●何もかも思い出 (仙石寛子 先生)

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 シーズンゲストになっているんですね、母子の繊細な関係を描いた4コマ作品。

 今回は、母と息子で大そうじ。

 その途中、大きなくもを見つけて、外へ放してやる母。

 それをみて、母が虫を平気なことに軽く驚く息子・やっちゃんでしたが・・・ と始まるお話。

 

 しかし、そのことを息子から聞かされた母は、

 自分が虫を平気になったのは、やっちゃんが原因だと語り始めます。

 そしてそんな話から、息子は自分をもっと頼れと母に述べ、

 それに対して母は何かを感じているようですが、これがまさに母心といった内容。

 しみじみと、母の息子に向ける愛着をみた気がします・・・

 

 いずれ離れてゆく息子。 日に日にたくましく育つ息子。

 そんな姿を思い浮かべ、または毎日感じているのでしょうね。

 などなど、母子のささやかな心情が細やかに描かれる本作品。

 次のシーズンゲスト登場も、楽しみにしております!

 あと、引用した画像の4コマなのですが、母が1コマ目・息子が3コマ目という構図で、

 これが見事に、読者の視点を誘導するものになっていたのが印象的でありました。

 

 

 

【最終回!】

●なりきりコスピーちゃん (いがらしみきお 先生)

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 コスプレ好きな悪魔の一族・コスピーちゃんの“日常”を描いた4コマ作品。

 最後は、ついに魔族の総攻撃を受けるコスピーちゃん一家!

 といっても、攻撃してきているのは、おじいちゃんなんですが・・・

 

 なんて感じの最終回。

 魔族の総攻撃といっても、何と言うかチャチなものばかりで、大したことないのはご愛嬌。

 でも、それが続くとなるとさすがにストレスになるわけで、やめさせようと、

 コスピーちゃんが「敵」の総本山に乗り込みますが、まあ、相手はおじいちゃん。

 最後は、拍子抜けな結末でしたが、家族仲良くなシメとなっていて、

 めでたしめでたし・・・ かな? お父さんには厳しい状況になってますけど(´▽`;)

 

 本作品では、魔族でありつつ、コスプレ好きなコスピーちゃんのふるまいが、

 周囲に人々との交流の中で、面白おかしく描かれてきました。

 天使族との戦いも、魔族からの攻撃も、すべてがスゴそうで実はそうでもないという、

 何ともシュールなネタが可笑しさとなっていましたね。

 ただ、そのシュールさがシュールすぎて、インパクトに欠けている部分も、たまにあったり?

 とはいえ、2010年2月からの連載、楽しませていただきましたー!

 

 

②へつづきます。