2013年1月号
表紙は、サンタコスのらいかさん! 膝の絆創膏が可愛らしいですね~。
さらに新連載『坂の上の職人工房 nest』や、『センセイあのね?』の3人組も載ってますが、
つぐみさんの格好はどーゆーことなの? 先生へのプレゼントはわ・た・し!ってやつかー!?
今月の「お隣の人は誰で賞」は、『孔明のヨメ。』より、白眉さん!
前回に引き続き、水鏡先生の塾風景ですが、まぎれこんだ月英さんの隣にいる方は・・・?
名前は出てきませんでしたが、眉が白いのをみれば、三国志ファンならピンと来るはず!
「泣いて馬謖を斬る」の故事で有名な馬謖さん・・・ ではなく、その兄上殿ですね~。
「馬氏の五常、白眉最も良し」 これもまた有名な言葉であります。
あと鳳雛さんの名前も出てきて、私ほくほく。 好きなんですよ~。 今回色々すごかった!
【12月7日、コミックス15巻発売!】
●らいか・デイズ (むんこ 先生)
もうすぐXmasで、プレゼントをどーする子供たち? ・・・の巻。
しかし、4コマ誌ってよくサンタ・ネタを見かけるのですが・・・ いいんですかね?
子供さんとか読んだりしたらとか考えると、いろいろ気になってしまったり(^^;
それはともかく今回は、子供たちでお買い物!
マッキーが両親へのプレゼントを買いに行くのに、同行するらいかさんたち。
なんでもそろうというNANDEMO HANDSへ着きますが、
慣れているマッキー以外の面々は驚いてばかりで、珍しい商品に目移りしまくり。
そんな様子が楽しかった!
とくに、らいかさんがロールのプチプチで遊ぶのを想像するシーンに笑った゜(*゜´∀`゜)゜
あんなに嬉しそうにプチプチすんのか~。 うっすらと“狂気”すら感じましたよ!
まあ、マッキーのおかげで、購入は未然に防がれましたが。
もう、らいかさんが選ぼうとするモノの珍妙さに、笑いっぱなしでありました。
などなど、子供たちのXmas前の買い物風景、そして当日の姿が楽しかったお話。
らいかさんは止めてくれた友人たちに感謝しなきゃね、と思わせるラストに、
メリークリスマス! と言葉をかけつつ・・・ 今後も楽しみです!
【新連載!】
●坂の上の職人工房 nest (胡桃ちの 先生)
女性1人・男性3名による、工房物語!
天野照(あまのてらす)・通称テラさん。
彼女が目を覚ますと、外は初雪の世界でした・・・
と始まった本作品。
まず、テラさんを起こしたのが、トモくん。
朝食を作っているのが、てーしくん。
遅れて食卓へやって来たのが、ランくん。
それぞれ職人として働く人たちで、個性も3者3様の面白さ!
とくに、男だけど外見が可愛く、長女気質な世話焼きタイプ・トモくんがよく動いてますね。
てーし&ランはカッコイイ系のスタイリッシュなイイ男。
彼らのキャラクターが、どのように動いてゆくのかにも注目でしょうか。
そんな3名を束ねる?テラさんは、トモくんに世話焼かせてばかりですが、
それでも重要ポジションの人物。 女性1人と男性3名という関係も気になる所。
さて、どんな物語がくりひろげられることになるのか・・・ 今後が楽しみです!
【新作登場!】
●黒い大家さん (こいずみまり 先生)
ミステリアスな大家さんのいるアパートのお話。
高校生になったばかりの白丸千花さん。
遠縁のおばが経営するアパートに下宿することになったのですが、
大家・黒井華織さんは真っ黒な格好だし、アパートは不気味だしで、いろいろ不安・・・?
といった内容でしたが、たしかに大家さん、アヤしすぎ(^◇^;)
格好はともかく、アパートの外観、そして大家さんの部屋と、ミステリアスな雰囲気で、
大家さん自身もどこか奇妙なために、千花さんの不安に拍車をかけてます。
でも、雰囲気以外はまともだし、優しいし、「おばさん」と呼ばれることに抵抗を感じたりと、
なかなか普通にイイ人っぽい感じでもあるのは好印象。
そんな大家さんと千花さんのやりとりが、微妙な緊張を伴いつつも面白いお話でした。
他の住人さんも、なかなか楽しそうなキャラクターがいるようですし、
これはつづきに期待ですね!
【ゲスト作品】
●踊る!アントワネットさま (にしうら染 先生)
まだ平和の中にいるマーリー・アントワネットを中心とした宮廷生活を描く物語。
絵描きのマリーさんが、ある日出逢ったマリーさんは、
なんと王太子妃(現・王妃)のアントワネット様だった!
と始まった物語ですが、タイムスペシャル感想で書いてますので、細かいことは割愛(ォィ
ゲスト登場の今回は、マリーさん、エリザベート様、アントワネット様の3人で遊ぶお話。
エリザベート様と交流しているマリーさん。
鬼ごっこをしようと持ちかけられますが、ベルサイユ庭園の広さを考えると、さすがにムリ!
そこで宮殿の中で、ということになりますが・・・
なんてお話でしたけど、まだ幼いエリザベート様はともかく、
アントワネット様までもが可愛らしいのだから、見ていてなごんでしまいますね~。
さらに、マリーさんとの仲良しっぷりが、これまた楽しい。
エリザベート様よりも大きな2人が、抱き合って泣いてしまうとは(´▽`;)
といった風に、平和なひと時をすごすアントワネット様たちの姿が、微笑ましい本作品。
タイムスペシャルの方では、マリーさんの恋模様?や、アントワネット様の悩み、
そしてアントワネット様に忍び寄る影などなど、いろいろで気になる展開が・・・?
そうしたことを含めて、もちろん、今後も楽しみです!
●銀河系女子高生ありすちゃん
(原作:サカザキ 先生/作画:はなこ 先生)
不思議ちゃんか? ホンモノの宇宙人(銀河)か? 謎の少女の日常生活!
まんがタイムスペシャルで連載スタートしたての作品。
転校生・空居ありすさんは宇宙人!?
多くのクラスメイトは及び腰になるも、増田くんと春菜さんの2人は興味津々。
3人の交流から始まる、謎の少女との日々が穏やかに描かれた4コマ作品です。
今回も、宇宙人キャラだから語尾をそれらしくしようと考える3人(^▽^;)
増田&春菜の提案に、素直に従うありすさん、面白ッ! ちゅーがイイよ、ちゅー。
さらに、星に関する談義もよかったですね~。
星のようなネックレスと始まり、「地球」を手に入れたり、そんな3人のやりとりが楽しい。
そして、地球はレアな星であると語るありすさんの言葉が、印象深かった!
まあしかし、この3人のやりとりはオールボケなんですよね。
そのあたりが味になっているのですが、彼らのほかにも面白い人たちが登場していて、
味わいは多種多様。 全体的に、おバカな雰囲気が楽しい作品となっています。
連載始まったばかりですが、今後も楽しみです!
●小森さんは断れない! (クール教信者 先生)
頼みごとを断れない少女の毎日。
まんがタイムオリジナルで連載中!
小森しゅりさんは、人からの頼みごとを断れない女子中学生。
でも、それを苦にするわけでもなく、「人の役に立つのが好きだから」と
頼まれごとをこなす日々を描いた4コマ作品です。
ゲスト登場でも、やっぱり頼まれ体質な小森さん。
登校途中、道を聞かれる小森さん・・・と思ったら、それが連続で来るものだから進めない!
友人めぐみさんには宿題見せてほしいと頼まれるし、とにかく頼まれまくりの日常です。
もう1人の友人まさ子さんは、頼みごとをなるべくしないよう配慮しますが、
結局、手を貸してもらうことになったりと、小森さんの頼られ体質は並じゃない!
・・・先生の“頼みごと”に応えていたのは、何と言ったらよいのやら(^∀^;)
そんな様子が面白おかしいわけですが、
それだけではなく、小森さんの心情や、彼女を中心とする友人同士の距離感、
互いの思いやりなどにも見所がある作品になっています。
頼みごとを断れない、けれど、便利屋として使われているだけではないことがわかる
ラストの4コマなど、なかなかよろしいんじゃないでしょうか?
まんがタイムオリジナルで連載中、今後も楽しみです!
●凪くんの不運な棚ぼた (かわのゆうすけ 先生)
大学生と厄病神と座敷童との共同生活。
まんがタイムジャンボで連載中!
大学生・凪平太郎のもとにやって来た、厄病神と座敷わらし。
2人は凪くんが不幸になるか、幸せになるかを競うことに・・・ というお話。
「今回ってゲストなんでしょ?」と、厄病神さんのメタ発言からスタートした今回、
初めて読む人にもわかりやすいようにと、第1回をも1度やり直すとか言ってます(;´∀`)
その提案に基づいた出逢いのシチュエーションが、とんでもなくベタかと思いきや、
予想の斜め上を行ってて笑った!
一方、座敷わらしちゃんも試み、なんとも可愛らしい登場・・・
だったのに、厄病神のせいでカワイソウなことに(´▽`;) そんな様子が面白かったですね。
などなど、凪くんを不幸にできるか、幸せにするかを競っている2人。
厄病神・座敷わらしの特性をいかした内容に、凪くんのむっつりスケベぶりなどが加わって、
さらにメタな視点でのギャグが笑えたりと、ネタ的にも良い感じの作品。
最後とかいいんですか、編集部?(・∀・;) と心配になりつつも、今後に注目したいです!
●ヒタキあやかしゆき (矢直ちなみ 先生)
雪女と、彼女に見張られている少年のお話。
まんがタイムファミリーでゲスト掲載されていた作品ですね。(毎月読めてないので不明確)
ヒタキくんは雪さんの正体=雪女であることを知っていますが、それをばらすと命がない!
そんな関係の2人がくりひろげる日々の生活風景を描いた4コマ作品です。
学校での2人も、見張り見張られの関係ですが、
さほどの緊張感もなく、むしろヒタキくんは微妙に楽しんでいる風でもありますね。
ところが、雪さんが「冷え性」であることを心配したクラスメイトが、
ストーブであたためようとしたから、ややこしいことに!
一瞬、ヒタキくんが雪女であることをばらしたと、誤解した雪さんの反応が可愛らしかった。
そうした2人のやりとりが、冬の空気の冷たさの中、じわりあたたかく感じられましたね。
妖怪好きというヒタキくんの属性も、面白味になっていそう。
見張り見張られ2人の日々、緊張感あるのかないのか、ちょっと不思議な関係ですが、
冬のイメージが心地よいのも含めて、楽しめますので、つづきに期待です!
【新人4コマまんが大賞 今月の1本!】
・めぐるんぱ (プラ太 先生)
2人の少女の会話が楽しい4コマ作品。
とぼけた性格の主人公さんと、その友人・千鶴さん。
帰宅の途中で甘い物食べに行こうという話になりますが、
おとぼけさんのボケっぷりを中心に、2人の会話がギャグテイストな面白さ。
千鶴さんのツッコミとのバランスが、漫才風味に楽しめる4コマ漫画になっていますね。