五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイム 感想②

2011年04月10日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2011年5月号 のつづきです。

 ①は、『みそララ』 『すいーとるーむ?』の感想です。

 

 次号は創刊30周年特別記念号。

 皆勤作品『おとぼけ課長』トリビュート4コマなどの企画盛りだくさん!

 そして、『ぽちゃぽちゃ水泳部』がスペシャルゲストです!!

 

 

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 今回のテーマは「似たもの2つ」。 二黄卵から双子、似た親子に似た者ライバルまで色々!!

 麻生さんが拓斗くんに対して抱く母心が健気だけど、反面教師という言葉もありますし(ぉぃ

 でも、似ていないからこそウマくいく典型例の榊&景山ペア。 関口さんのコメントに笑った!!

 

●ナイショのおままごと (むんこ 先生)

 ゲスト2回目! 徹夜明けでも、木の葉ちゃんのためなら~♪ ・・・な畑中先生が可愛すぎ(ぇ

 しかも「お泊り」提案に対して、挑発的な言動とるのも計算の内とか、このオヤジ侮れぬ!

 ラスト、畑中先生とおねーさんの“不通”が、木の葉ちゃんを介して“通じる”シーンは秀逸。

 

●たまのこしかけ (荻野眞弓 先生)

 コミックス第2巻、5月7日発売でゲスト登場! 35歳OL・赤羽たまこさんは、鉄道マニア!

 青春アダルトきっぷ入手に浮かれてますが、彼女が縁遠い理由も分かった気がする(^^;

 「鉄道の旅」を満喫しつつ、“楽しみ方”も心得ているたまこさんの姿が楽しかったですね。

 

●タマさん (森ゆきなつ 先生)

 くららさん、ギザ10に苦悩するの巻! ということで過去編ですけど、苦悩するくららさんの

 前に現れたイケメン“少年”の正体は、「タマさん」読者にはすぐさま察しがつきます、よね?

 これで別人だったらスゴイけど(^◇^;) くららさんの「恋」の行方が・・・悲しいね(ォィ

 

●わさんぼん (佐藤両々 先生)

 明月さんのお仕事風景、やはり職人。 草太くんとの関係も、良い方へ影響してるようで。

 東西「桜餅」論争は果てしなく続くものですが、東でも「道明寺」は見かけますよ、美味。

 咲良さんにしろ明月さんにしろ、草太くんへの視線が熱くてヤける! 明月さん、健気だ~。

 

●パパロバ (胡桃ちの 先生)

 今回、カンカン君が宿のパンフの文章を考える・・・って、フリーのライターさんでしたか。

 そのために、なごみさんの接客サービスを体験! 他人行儀に耐えきれない所は若いね。

 くだけていても、いつも通りのおもてなしはさすがですけど、ラストの要求にはどう応える!?

 

●サクラ町さいず (松田円 先生)

 新年度、学校関係者には特別な4月ですけど、七夕先生も新生活スタート・・・か?(^^;

 「新しい恋に入学したい」って斬新ですね。 そいえば「田畑」が本名でしたか、忘れてた。

 しかし、七夕先生に恋愛相談とか鵜飼さんもモノ好きな・・・て、相談内容がスゴイな(^∇^;

 

●天子様が来る! (安堂友子 先生)

 「売れたら猫をかぶらなくなるアイドル」なんて、もうその時点でアイドルじゃないよ?(真剣) 

 しかし今回は、まさかの四天王ネタに1人大笑い!(*゜´∀`゜) 1人(匹)だけ逃げてたね。

 そしてラスト2本の「柱の傷」ネタが、双方ともに「キレイ」という点では一致していて面白い!

  

●はこいり良品 (井上トモコ 先生)

 「童話を大人にも読んでもらうには・・・」と考えた末のポップが、「本当はコワイ」系で厳し。

 今回、商店街の3美女の結婚観から、それぞれの苦労?が垣間見れて面白かったけど、

 しおりさんと青空さんの会話の後ろで“妖気”を放つ2人には笑った! 願望はあるのか・・・

 

●こてこてふぁみりあ (たまご 先生)

 大阪の生活になじめたり、なじめなかったりする青木さん一家の様子が面白い。

 旦那さんの「大阪」に対する理不尽な要求は、一部の関東人なら持っていそうな感覚かも?

 あと、関西の「ノリ」に驚く所とか(^◇^;) そんな東西カルチャーギャップがよい感じです!

 

●Fever!! ~貧乏レイジの同居人~ (城戸みつる 先生)

 いつもどーりに、おばけ達のボケに対して、ゆるく、時に厳しくツッコミまくるレイジくん。

 外国人さんに話しかけられたレイジくんを助けるカッパさん。 まず「役立つ」アプリに笑い、

 次にそれに対するツッコミに笑った! 意味ないッ!!゜(*゜´∀`゜)゜ あと、化け猫さんが面白い。

 

●うえぽん! (なつみん 先生)

 キャノンちゃんの花粉症は危険すぎる!! クシャミで、キャノンの威力がとんでもないことに!

 クマさんすらも敵わないとは(((( ;゜Д゜))) 先生には通用しなかったけど・・・先生、やるな!

 しかし、山本さんが登場して面白さ倍増中なのに、次回クライマックスってどーゆーこと?

 

 


◆ まんがタイム 感想①

2011年04月10日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2011年5月号

 Manga_time_2011_05

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

●みそララ (宮原るり 先生)

 麦みそさん、インタビュー原稿作成中。

 Manga_time_2011_05_p043

 しかし、その原稿の量が、辞書かっつーくらいの厚さに(^^;

 それだけの文章を書けるのはスゴイことなのだけど、それを完成形にするためには、

 文を削らなければならない・・・・・・でも、どう削ればよいのかが分からない!

 

 今回は、そんな麦みそさんのお話でしたが、

 文章を書く上でのためになる内容満載で、大変勉強になりました。

 私などは、ボキャブラリーが乏しいこともありますけども、

 文章にまとまりないし、論旨の展開ヘタだし・・・論文書いてた頃のこと思い出すと(((;=д=.))

 

 

 マース女子(!)飲みの席。

 Manga_time_2011_05_p045

 そこでの大島さんによる文章の書き方講座、ためになりました!

 「簡潔に書く」や「文を削る」といったことは、頭ではわかっていても、では実際どうするか?

 と考えてしまうことしばしば。

 

 なので、大島さんの具体例を挙げた説明がとてもわかりやすく、

 さっと頭に入ってくる感覚で、楽しめながら学べたような気がします。

 私も気をつけなきゃイカンことばかりでした・・・・・・

 

 

 そして、文の構成・・・何を活かし何を削るか。

 Manga_time_2011_05_p047

 ここで見事だったのは、その具体例に「梨絵さんの話」を取り入れていたこと。

 彼女がデザイナーを志した背景や、その後の“現実”、そして現在の境遇という流れを、

 文の構成の解説に当てはめることで、話に引きこむのと同時に、梨絵さんのキャラクターに

 さらなる愛着を感じさせることにもなっていて面白かったです!

 「仲間の素晴らしさ」や、クール&オドりえには笑った!゜(*゜´∀`゜)゜

 

 さらに、大島さんが語る「書き手の意図」によるミスリードの説明なども興味深い。

 様々な分野でそうしたものは感じられますからね・・・・・・

 

 それはともかく、麦みそさんはこの講座で学んだことを活かし、

 彼女本来の力をさらに高みへと引き上げることができるのか?

 原稿の完成と、その反応などが楽しみです!

 

 

 

●すいーとるーむ? (東屋めめ 先生)

 ゆる~りふわふわ、ゆかりさん。

 Manga_time_2011_05_p080

 春の陽気にゆるんでいます。

 永井くんにとってはチャンスの季節!?

 

 ということで、そんな永井くんのゆかりさんウォッチする姿が楽しい話でした。

 ゆるんでいるのはゆかりさんよりも永井くんの顔だとか、

 「ゆるみ」について盛り上がる女性陣だとか、

 そして何より、ストッキング(タイツ?)をスルスル脱いじゃう塩田さんだとか、

 いろいろ面白かったー!

 

 あと、秋さんの永井くんに対する評価もゆるんでいたことに、

 彼女の内面が少しだけ垣間見えた気がするのは、気のせいでしょうか・・・

 まあ、オチついてましたけど(^◇^;)

 

 「気を張るばかりで いざという時にへとへとになってたら困る・・・」

 だから「ゆるさ」も大切なのだという、ゆかりさんの言葉は至言。

 そんなことに感服しつつ、今後も楽しみです!

 

 

②へつづきます。