幾何学模様をさらに個性的に創作、デザインする方法
フックド・ラグ制作 村田春代
この山形デザインは何処にでもあるデザインでよーく見てみましょう。この2色のパターンから数えきれないデザインが頭を悩ませないで自由
にできますね。100通り位のデザインがラグでやると自由につくれます。勿論幾何学であれば布地を変えることで出来ますがピースを直線で
つなぎ合わせていくのは時間もかかります。しかしラグつくりだとそれが自由に絵具をのせていくようにインスタントにデザインができていきます。
え?と思う方は20人位の子供にこの幾何学模様を好きなように色塗りいてもらうと鮮明に理解できますね。
つなぎ合わせるブロックの直線つなぎを無視できるからです。
フックド・ラフ制作 丸山くみ フックド・ラグ制作 大月三千代 フックド・ラグ制作 井上直美
キルトブロックのピースを自由に色彩の違う布地で埋めていけば誰一人同じものが出来ず、上のような個性的な面白いデザインができます。
直線が曲がっても面白くなりますし、いたずら的に愉快なデザインが考え抜かないでできます。その上、ピースの中の模様も自由にクリエイト
することができます。ブロックが正方形である必要もありません。
このように色遊びをすることでもどんどんデザインの世界が広がって行くことを実感したラグ作りでした。
シンプルだけれども力強いデザインをもっともっと考えられるはず!と思わせてくださったレッスン。
大きな作品を作り終えてまた次何を作ろうかと考える楽しみを感じています。
恵先生のレッスンはラグの手法をのみを習いに行くのではなくて
ラグやキルトのデザインのおこし方、想像のしかたはもちろん、
暮らし方や生き方をお聞きできるところがとても魅力的なレッスンだなと思っています。
そういう考え方をできるようになっていくことは
キルトを教えている私にとってはとても重要なことだとも思っています。
ラグを作ることでキルト作りのしかたも変っていく!と思います。
今回思いもかけずこのような大きな作品展に参加できてよかった!
普段お目にかかれない他の生徒さんとの交流も少しですができてつながることができたのも、この作品展に出ることができた意味のあることでした。
先生と共に準備のお手伝いもほとんどできなかったところを代わって行ってくださった他の生徒さんにも
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。