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歴史街道を歩く会 8月例会  北国街道その1  JR田村駅 ~ 長浜市内

2015年08月22日 23時29分20秒 | 歴史街道を歩く会

「歴史街道を歩く会」の8月例会に参加しました。何時もの例会は小型のバスを使って出かけますが、今月と来月はJRの列車に乗って出かけるという例会です。
東海道線。北陸線と乗り継いで田村駅に向かいました。田村駅から北国街道を歩き、長浜市内を散策。黒壁スクエアー辺りは観光客で賑わっていました。

北国街道を歩いていて、各所で地蔵盆の行事を執り行っている風景を見かけました。私たちの地方では地蔵盆は余り、なじみの無い風習ですが、関西他方ではこの行事が各所で行われている事を知りました。信仰とかと言うのでなく、地区の行事として取り組まれています。これからも続けて行って欲しい庶民行事です。

米原駅で

米原駅で東海道線から北陸線に乗り換えです。
北陸方面に向かう6番ホームには既に列車が入線して来ていました。
姫路発の列車で12両編成で走ってきました。ここ米原駅で8両と4両に分割です。前方の4両はこの後、近江塩津を目指します。列車の分割が珍しいのでしょう、子供と親がその作業に見入っていました。



米原駅。9時00分です。
発車は01分となっています。
列車の時刻を調べましたら、米原駅着が8時49分で、発車が9時01分です。列車の分割作業もあり、10分余りの停車です。
間も無く、発車です。
何を話しているのでしょうネ。




4両編成の列車ですが、満員の乗客です。
私たちは、次の次に下車します。
ですから、座席に座ることにはこだわりません。




田村駅に着きました。
走り去る近江塩津行き。


田村駅から

田村駅に着きました。
かつては駅員の居る駅だったのでしょう。
私たちが下車した時は、無人駅でした。




田村駅から。
これから歩き始めます。
駅に降り立った時から、パラパラと降り出しました。




田村駅を出て、東に歩くと、やがて田村神社の前に来ました。




立派な田村神社の本殿です。
男性お二人が境内の掃除をしていました。
お話しに寄ると、明日が田村神社の祭礼だそうです。
祭りにあわせて掃除をしていたのですが、特別に本殿前の扉を開けていただきました。




歩いていて、前方にテントが張られ、提灯が下がったところが見えました。
田村地区の地蔵盆の場所でした。
通りすがりですが、お地蔵さんにお参りしました。
飛び入り的な形でしたが、歓迎の眼で迎えられました。


中学生でしょうか。
何を話しているのでしょう。
普段、近所でも言葉を交わす事が無いのでしょうか。
言葉を交し合える。
こう言う所も、地蔵盆の良いところかも知れません。



雨の中を歩いてきました。
前方に神社が見えますが、忍海神社です。
白い花が咲く大きな木はサルスベリでした。




街道の石の標柱。
読み難い字ですが、左北こく道、右京いせ道と書いてあるようです。




ポツンと有る路傍の地蔵さん。
ここも地蔵盆で提灯が下がっています。




北国街道で琵琶湖ビューポイントが望める「さいかち橋」へ来ました。



大きなさいかちの木。
皀莢と書いて、さいかちと読みます。




良畴寺(リョウチュジ)に来ました。
びわこ大仏と呼ばれる、大仏が見えます。




街道を歩きます。
右側のフェンス横は北陸線の線路となっています。


ヤンマーミュージアムへ

北陸線の下を潜り、ヤンマーミュージアムに来ました。




エントランスに入ると正面に大きな機会が据え付けて有ります。
近寄ってみてみたら、世界で最初のディーゼルエンジンです。
このミュージアムのシンボル的な機械なのでしょう。




壁のガラスケースの中にセレッソ大阪のユニホームが展示してあります。
ヤンマーはセレッソ大阪を押しているのだと知りました。




こちらはヤン坊マー坊のコーナーです。
長年にわたって「ヤン坊マー坊の天気予報」流されてきました。
放送された時代のモノを紹介しています。
始まった頃のモノなのでしょう。左上のモノはモノクロです。




ヤンマーの創業者。山岡孫吉の記念館的なコーナーです。ブロンズの胸像も有ります。
湖北の寒村から大阪へ出て行き、一旗揚げる事が出来ました。




DVDの画像で紹介していました。




こちらはヤンマーの歴史が年表で表現してあります。
ヤンマーが創業を開始した場所が、永原と書かれていました。
永原は湖北。
西浅井町で、トワイライトエキスプレスが廃止となる時、撮影に行ってきた駅です。
あの地からヤンマーがスタートしたのだという事が判りました。



ショップ&カフェのコーナーです。

団体で訪れたヤンマーミュージアムです。
時間的に余裕が無く、ザット館内を眺めただけです。
またの機会に訪れて、ゆっくりと館内を見て回りたいと思いました。

北国街道を歩きます。

道の両側には古い家屋が並びかつて街道だった雰囲気が有ります。




「馬通り」の石組みが紹介してあり、立ち止まって説明を覗き込みます。




こちらは町名の説明がしてあります。




説明板を覗き込みます。
長い歴史の中。
町名が変わったりしています。
説明板が古くなり読み難くなっています。




黒壁スクエアーまで歩いてきました。
ここで、一旦解散し、13時に集合です。


茶しん

以前、長浜へ来た時、ホワイト餃子の店を見かけました。
それで、長浜へ来たならホワイト餃子の店に行きたいと思っていました。
店の名は「茶しん」と言います。
関西地区でホワイト餃子の店はこの店だけのようです。
店の前に来ると何人かの人が待っていました。入口に名を記す用紙が備わっていました。記入して順番を待ちます。




店内です。
20分余り待って、店に入れました。




ホワイト餃子とビール。そして中華そばです。
ホワイト餃子でビールを飲んでみたかったのです。
今日は、JRで来ていますので、飲酒のの事は気にしなくても好いです。



こちらは茶しんで売っている「暫」と言う回転焼です。
茶しんの直ぐ横がこのコーナーとなっています。
ここでは、2個買い求めました。


ホワイト餃子とビール。それに中華そば。
何か、想像していた味とは違いました。



集合場所に戻ります。

茶しんを出て集合場所に向かいます。
途中に寄った店。メイプルリーフ手づくり工房。
自分用にファッションウオッチを買いました。


店に有った名刺です。


長浜市内を散策

13時にみんなが集合しました。
これから長浜の町を歩きます。
前方のアーケード。
山車の上で行われる子供歌舞伎を表しています。




長浜市のホームページには「まちなかをうるおす米川」と書かれています。
川の両側まで家屋が迫っています。
かつてはこの川を荷を乗せた船が行き交ったようです。




大通寺の参道。
これから大通寺に向かいます。




北国街道の通りまで戻って来ました。




長浜の街中を歩いていると、珍しいバスが目の前を横切りました。
右側は咄嗟にシッターを押したので、切れてしまった。
びわ湖を遊覧する水陸両用バスです。



こちらはダックツアーのパンフ。





長浜城向かって歩きます。
途中、見かけたのは、ここでも地蔵盆をやっていました。


長浜城へ

長浜城へ入城します。


帰路へ

長浜駅のエスカレータ。
帰路。
列車に乗るよう駅に向かいます。
長浜駅は新しい駅でした。
以前の駅の姿を覚えていませんが、今は橋上駅となっています。



播州赤穂行きの普通列車が入線してきました。


地蔵盆

今回。歩いていて何箇所も地蔵盆を行っている所を見かけました。左の上は高橋町の地蔵盆です。
左の中は若い奥さんが当番のようにしてお地蔵さんのお守をしている。そんな感じがしました。
左の下は子供がローソクを供えていました。
右の中や右の下。沢山の供物が供えて有りました。
地蔵盆の風習。これからも続けて行って欲しいと思います。
私の周りでは地蔵盆の行事の事を耳にした事がありません。岐阜で、提灯祭りがある聴いた事が有ります。赤い提灯を下げます。この事が地蔵盆だったのかも知れない。

今回、歩いて、タマタマ歩いたところで地蔵盆の行事が執り行われていました。これまで目にしたことの無い行事であり、新鮮に思えました。


コメント
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