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団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

飯盛山(豊田市)のカタクリ

2010-03-29 | 山歩き
豊田市の足助町飯盛山の斜面にカタクリの大群落があり春一斉にうす紫色の花を咲かせます。

ここのカタクリは自生していたものを観光協会の人たちが大切に守って増やしてきたものです。山にはイノシシの防護柵なども張り巡らせ下草刈りなど熱心な保護活動が実って今日のような見応えのある群落が出来あがったようです

今年はどうだろうと思いながら山歩きがてら見てきました。残念ながら既にピークは過ぎており全体的に枯れ始めている状態、せめてもう1週間位早く行くべきでした。

今年は例年になく開花が早かったようでその為終期も早まったのではないでしょうか。




写真を撮るのは早々に諦め標高250mの頂上まで山歩き。少し登れば直ぐ頂上に着きます


帰りの下山道で見つけた花
<ニリンソウ>

ニリンソウの若芽は山菜として食べることができますが、トリカブトの葉が良く似ているので注意が必要
<ヤマルリソウ>



岩屋堂から岩巣山

2010-02-08 | 山歩き
浄源寺でセリバオウレンを撮ってから直ぐ近くにある岩屋堂に行き駐車場に車を止めてから歩きだします。岩屋堂は愛知三河高原国定公園内に位置しており特に紅葉が有名だった筈。
子供の頃にはバスに乗ってここにきてプールで何度か泳いだことがありその水は渓谷で湧き出している水をいれていたのかどうか、兎に角冷た~い水だったことを記憶しています。
何せその当時はまだ学校にプールは無く、ため池で泳いでいる毎日だったのでプールへ行くことが物凄く嬉しかったのです。

紅葉の季節は多分多くの人で賑わうのでしょうが今の季節は寂しいもんです。日曜にも関わらず殆どの店は休業していました


プールの前にあるこの店の手前を左に入るとすぐに岩屋堂があります。
ここは奈良時代の僧「行基」がこの岩窟で時の聖武天皇の病気平穏を願い三体の仏像を彫った霊跡と
いう説明がされています。
少さな渓流の先には小さな滝もありました。


ここから山道に入るのですが展望台まではづーっと登りで体が温まります。展望台に着くと濃尾平野が眼下に望めます。このルートは東海自然歩道のコースとなっています。


瀬戸市の向こうには名古屋駅前の高層ビルが見えます。しかしこうして見てみると名古屋は本当に高層ビルが少ないことが判ります。


少し休憩した後はまた山道を鳥の声を聞きながらゆっくり歩いて行くのですが昨日降った雪でしょうか所々残っているので気を付けないとすベって危ない所も所々あります


途中で変わった木を見つけました。コブだらけの松の木



岩屋堂から1時間位歩いたでしょうか? 岩巣山への案内板が見つかりません。暫くそのまま歩いて行ったのですが?と思い戻って分岐にもどり違う道を5分程行った所に岩巣山の三角点がありました
分岐に案内板があればいいのに・・・。判りずらかった。


標高は480mとあるのでこの道は秋から早春にかけて歩くのが一番でしょう。

ここからは御嶽山が見えました。又今年、梅雨が明けたら満天の星と天の川を見に行ってこよう


その帰り道、道から外れた陽のあたる南斜面に座り込んで景色を見ながらコンビニで買ってきたサンドイッチと飲み物で簡単昼食。こんな時は湯を沸かしラーメンの方が良かったかも知れない。今度は
ガソリンコンロを持ってこよう。

休憩含めて往復3時間位の歩きでしたが、このところの寒さでなまっている体には丁度良い運動だったようです。

海上の森を歩く

2010-02-05 | 山歩き
昨日の朝母親をデイサービスに送り出した後(送り出した後は本当にホットします!) トーストを食べながらこのまま家にいても寒いしぃ~、ふと思い出し前から行きたかった「キララの森」に行こうと決め洗濯を終えて車で現地に向かいます。

家を出るときは立春とはいえ外気温は6℃と超寒。車で山に向かうにつれ外気温がどんどん下がっていくので不安になりながらも走って行ったのですが国道と分かれて林道方面に向かうといきなりの雪道、外気温はマイナス3℃。ノーマルタイヤなので林道で立ち往生してはたまらん、とすごすごと引き返す羽目に。
なのでキララの森は春までお預けです。

U-ターンし家に帰る途中このまま帰るのもなんだしなあということで「海上の森(かいしょと読みます)」に立ち寄る事にしてみようとルート検索。
「海上の森」は愛知万博の会場に予定にされていたのでしたが、オオタカの営巣が見つかりすったもんだした挙句、結局主会場の変更でそのまま残された里山だったと記憶しています。
名古屋市東部の瀬戸市の郊外に拡がる広大な里山丘陵地帯で、万博の前は殆ど知られていない所でしたが最近は名前が知られるにつれ山歩きを愉しむ人たちが多く訪れるようになっています。

駐車場に着くと立派な建物があります。ここが「あいち海上の森センター」です。



 
少しだけ中に入ってみました。里山に生きる動物や植物等の生態等が写真やビデオで紹介されていました。



建物を後にして山に入っていきます。聞こえるのは小鳥のさえずりと木の間を抜けていく風の音だけ。静かな山道をゆっくり歩きます。山道は1m位ですが良く整備されているのでスニーカーでも大丈夫です。







歩いていると、段々体も暖かくなり階段を上って物見山の頂に立つとそこは強風が吹いており顔が引きつってしまいます。温度計がありマイナス2℃の表示!寒いはずです




しかし眺めはなかなかgood!
名古屋市内方面を望むと。   中心部からは20km位は離れていると思います


すこし下って人家のある方に歩いて行くと懐かしい風景が目の前に現れました。


今日は一部のコースを3時間ぐらいで歩きましたが林道やそれをつなぐ山道が沢山あり有る程度頭に地図を入れて歩くようにしないと案内板はあるにせよ迷ってしまうこともありそうです。暫く前に遭難騒ぎも確かあったと記憶しています。
平日ということもあり今日出会った人は一人のみ。静かな山歩きでした。

絶景 さった峠

2010-01-16 | 山歩き
青春18切符が残り1回となりそれも20日で終了するのでどうしようかと考えていましたが、前から行きたいと思っていた「さった峠」を歩こうと朝早く家を出ました。
名古屋駅7時55分の快速豊橋行きに乗り込んで途中豊橋、浜松で乗り換え興津駅に着いたのが丁度11時。名古屋駅から3時間、東京との中間地点です。


ここからとなり駅の由比まで峠越えの道を歩きます。駅からは案内板も分岐地点に設置され迷わず歩くことができます。
鮎釣りの早い解禁で有名な興津川を越え、途中コンビニでBeerとおにぎりを買ってのんびりと歩いていきます。陽射しが結構強く暖かく感じます。しばらく街並みの中を歩くのですが平日ということもあり歩く人も少なかったです。

峠の入り口に差し掛かかると急坂となりますが良く整備されているので不安はありません


梅や桜の木が植えられていますが、もう桜が咲いているのにはビックリ。
寒桜でしょうか?


梅も咲き始めています。



一汗かくといきなり目の前にドーンと富士山が現れます。少し雲が流れていますが素晴らしい眺め。峠の上には展望台もありここで昼ご飯を食べながら大休止。

広重と同じ視点で



この峠の標高は200mちょっとそんなに高くはないのですが、なにしろ急なので高度感が凄いです。東海道のなかでは箱根、鈴鹿と並んで3大難所ということだったそうですが確かに海岸直下まで山が迫り「親知らず、子知らず」と言われていたように当時は大変でそれで峠越えの道が作られたとあり、この峠道を中道というそうです。

崖の下には東海道線、国道1号線があり、海の上を東名高速道路が通る日本の大動脈となっています。新幹線はトンネルとなっています。

休憩した後は由比に向かって峠を下ります。道の両側はみかんやビワの木が植えられています。収穫した実を運ぶ為の軌道に刃がつけられた所謂アプト式の小型モノレール?があちらこちらにあります。それにしても傾斜角度45度を超えるような急峻な山肌にある木からどうやって実を採ったり枝の剪定をしているのか不思議です。命綱を着けないと危なくてとてもじゃないけれど作業できないのではないか。転んだら最後怪我ではすまないでしょう。



歩く道は舗装され、ときおり車も通るのでこの写真からは急であることが判らないのですが道路の下は一気に下まで落ち込んでいます。


由比は古い宿場町の景観が所々残された静かな町並みで史跡も残されています
懐かしいポスト。ここは「あかり博物館」


由比はしらす漁と桜エビ漁が有名です。桜エビは知られるように駿河湾の特産です。特にこの由比漁港でそのうち7割が水揚げされているとあり、本当は生桜エビをたべてみたかったのですがシーズンオフでしょうか。船は漁港の中で出漁の時を静かに待っていました




港の中にある漁協の直売店では桜エビのかき揚げを食べることができ満足。美味かった!!


日帰り鈍行列車の旅では時間も限られ駆け足にならざるを得ないのが残念です。

初詣とハイキング

2010-01-04 | 山歩き
朝起きて、さて初詣をどうしたものかと考えていたのですが少し遠出をしてみようという訳で数年行っていない鎌倉の鶴岡八幡宮に決め、併せて少し山歩きもと考え昼前に家を出ます。

赤羽から湘南新宿ラインに乗れば鎌倉まで乗り換えなしで一直線です。駅に着くと大変な混雑です。昼食は蕨餅と美味しい蕎麦で有名な「こ寿々」に向かったのですが老舗だけあって30人ほども並んでいます。
建物は古民家がそのまま使われていますがトヨなんかも本物の銅が使われておりなんちゃって古民家ではないですね。




暫く並んだ後、案内され蕎麦を注文。流石に量は少なめではあるものの味は一級品。beerと樽酒で乾杯!!



満足した後は蕨餅を買って境内に向かいますが人人人・・・の波。



特に本殿前は急な階段なので何度もロープ規制があります。



なんとか参拝を済ませ破魔矢を購入した後祇園山ハイキングコースに向かいます。色々あるコースのなかでは一番手軽なコースですが少しのアップダウンもあり腹ごなしには丁度良い1時間程の山歩きです。
歩いて気がついたのですが鎌倉というのは山に囲まれているんですね。源頼朝が開いた鎌倉幕府もこの地形を考えて開かれたのでしょうか?


コース終盤の山頂の見晴台からは夕闇迫る湘南の海が一望できました




晩秋の上高地

2009-11-10 | 山歩き
稲刈りが終わったら上高地行って紅葉を見て来ようと思っていたけれどなかなか々願いは叶わず今日になってしまいました。
朝2時に目覚ましをセットするも起きたのは3時前、慌てて準備し車に乗り込みナビをセットし目的地に向かいます。
途中眠たくなって休みつつも7時半過ぎには沢渡駐車場に着きシャトルバスで上高地に向かいます。

間もなく上高地は来年の春まで(確か15日~)行くことが出来なくなります。
大正池で途中下車したのですが、大昔行った時とはかなり池の様子も変化しています。絵ハガキで見るような池ではなく立ち枯れの木も少なくなって池の大きさも変わってきています。土砂で段々池が埋まっていっているんですね。


途中田代池で日の出を迎えたので、霧氷を撮ろうと思っていましたが上手くいきません




すっきりした写真が撮れません。何故だろう。本当は霧氷が光に輝いてとても見応えがあったのです。

梓川に沿って遊歩道を上流に向かうと河童橋です。穂高連峰が目の前に立ちはだかります。既に頂上付近には雪が降り岩肌が白くなっています


川の中にはイナワ等渓流魚が群れています。ここは確か周年禁漁区だった筈で魚がうようよ。この魚は多分ブラウントラウト(ボケちゃってますがシューベルトの「鱒」で歌われたのはこの種類です」)



河童橋から更に上流の明神池を目指し歩いていきます。すっかり紅葉も終わり静か
な散策ができました。この時期に来て却って良かったのかもしれません
途中で猿の群れに遭遇したのですが、もう人間に馴れているようでこの猿は2m位まで近づいてきました。後ろを向いてケツをポリポリ。すっかり舐められてしまいました。


暫く静かな路をゆっくり歩いて行くと明神池に着きます。明神池は神聖な場所でしょうか。神社があり300円を払わないと池畔に行くことが出来ません。

明神池


 明神池で遅い昼ごはんをいただきゆっくりと対岸の道をバスターミナルに向かって戻ります。途中から足の付け根が酷く痛くなってきて辿り着けるだろうかと一瞬心配しましたが何とか戻ることができて3時前のバスで駐車場に戻ってきました。

日帰りも出来ますが今日は乗鞍高原温泉泊まりです。

(乗鞍高原温泉 温泉民宿山栄荘で)

御在所岳の紅葉

2009-11-02 | 山歩き
ようやく稲刈りアルバイトも終了し本当なら遅れている冬野菜の準備に取りかかねばならないけれど昨日は昼過ぎから雨になってしまい今日の畑仕事は出来ないなあ
と朝布団の中で思いながら、じゃあ御在所の紅葉をみに行こうと思い立った訳ですね

6時過ぎに布団をでて早速準備に取り掛かります。といってもザックにカメラなんかを入れるだけ。7時半過ぎに家を出て直売所に落花生をおいて東名阪道経由四日市ICで降り、三重県の湯の山温泉まで凡そ100km約1時間半の距離です。

今回は中道登山道を登るのですがこの道はなにせ初めてです。サラリーマン時代勤務していた会社の保養所の横を通って更に上へ行くとロープウエイの乗り場に着き車はこれ以上先には進めません。駐車場のおじさんの旗に誘い込まれるように駐車場に入ってしまいます。本当は無料駐車場がある筈でしたが道を誤ってしまったようです。仕方がないのでここに車を置き歩き始めます。
ロープウエイ乗り場から頂上を望むと↓
ひっきりなしにゴンドラが登っていっています。紅葉の見ごろの時期でしょう


ここからしばらく道路を歩いて登山道の入口を目指します。


本当はこの小屋の方には来ていけない。道なりに進むとまた舗装道路に出てしまう。5分ほど道路を歩くうちにどうも間違えたのでは、と戻ってみるとやはり分岐を間違えてしまったようです。初めての人にはちょっと判りずらいです。
直ぐに急登が始まり辛い山道を喘ぎながら徐々に高度を稼ぐと大きな岩が、これはオバレ岩です




花崗岩の登山道を更に高度を稼ぎ振り返ると、地蔵岩と呼ばれる岩が望めます
自然の造形美ですが、どのようにしてこの絶妙のバランスになったのか?不思議



他にも至る所で変わった岩が望めます


途中キレットもあります。鎖があるので安心、それでも滑落してしまえば只事では済まないので一歩一歩慎重に進みます



朱や黄色の葉





中道はロープウエイに沿って登る所が多いのでゴンドラが所どころ望めます。


ゆっくり登るとそれでも昼過ぎには頂上へ。すっかりガスってしまい全く見通しがききません


温度は7℃ですが強風で寒いことといったら、観光客の皆さんはそそくさとロープウエイで下っています。
歩けば頂上直下までは見通しが効いたんだよー ほら
眼下に伊勢湾が望めます


しかし紅葉を見るにはゴンドラの上から見るのが一番ですね。最初は違う道を歩いて下ろうと思っていましたが、雨も降り初め軟弱なGはゴンドラで下ったのですが紅葉はここから見るのが一番でした。