17日の面の木遠征、陽も沈むと気温も下がり心地良く、おまけに雲一つ無い夜空で最高の夜の予感。
20時を過ぎに撮影可能となり,南東方向のへび座のSh2-54,NGC6604辺りと思っていたがまだこの時間では位置が低く、代わりにケフェウス座のアイリス星雲を導入しゲイン300の300秒露出で撮影を始めた。1枚撮った画像を見ると何だか冴えない。分子雲に囲まれた青く美しい星雲が見えない。しかしそのまま撮影続行して1時間。念のため撮影しながらアイリス星雲を調べようとしたが携帯電波は届かず諦め。
帰ってから調べるとこのアイリス星雲は反射星雲だった。反射星雲は、銀河も同様だがワンショットナローバンドフィルターでは写らない。1枚露光ではこんな風にしか写らなかった。無知の涙
夜の短いこの季節、貴重な時間を浪費してしまった。orz
諦めて次の対象へ、前回撮った網状星雲のNGC6990の対の位置にあるNGC6992にして撮影続行。うまく導入すればNGC6990もギリギリ一緒に収めることができたのだがこれも後の祭りになってしまった。
アイリス星雲と違いこちらはナローバンドフィルターの効果は大きく,フィラメントをはっきりと写し撮ることができた。
最近、時々不具合だったガイドカメラの調子も良くノントラブルでホッ
7月17日 天竜奥三河国定公園 茶臼山面の木
機材 Borg71FL+7872レデューサー / EQ6Pro
カメラ SV405CC −5℃ SV220フィルター 300秒×Total12枚(60分) ゲイン300 オフセット20
ASI120MM/PHD2でガイド撮影
撮像ソフト N.I.N.A.
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