goo blog サービス終了のお知らせ 

団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

見えた「紫金山・アトラス彗星」

2024-10-14 | 天体写真
話題の彗星「紫金山・アトラス彗星」
昨日、日没後に双眼鏡で西空を眺めてみたが確認できず。
今日は彗星のある位置「金星とアルクトゥールスの間あたり」に丁度薄雲があって双眼鏡を使ってもなかなか見えなかったが、暗くなってきた18時15分過ぎ視界にはいってきた
ダストテイルもハッキリ確認できる
慌てて家に戻ってカメラに300mmの望遠レンズを付けてSS4秒iso640に設定して向けてみたがなかなか視野に入ってこなかった、が適当に動かし何とか入れることができた
その頃には雲も切れてきたが衰えた肉眼ではやっぱり確認できず。それでもカメラでは撮って出し画像でもよく確認できた

トリミング画像


次に見えるのは8万年後というがその頃にはきっと人類は滅亡している筈だ、と思う

IC1318/白鳥座γ星付近の散光星雲

2024-09-17 | 天体写真
網状星雲を狙ったが久々という言事もあり色々トラブルが重なり嫌になってしまい、24時も過ぎたので帰ろうかと思ったが、次は又いつ来れるか分からないと思い返し、もう一対象を撮ることにしてNINAのキャッシュに保存してある中で直ぐ近くのIC1318を撮ってみようと導入。
5分×12枚 計1時間露光
白鳥座γ星付近のIC1318は海外では「The Butterfly Nebula」という名前がついているがこの画像では蝶には見えない
9月6日 愛知高原元気村

網状星雲(NGC6960)/白鳥座

2024-09-16 | 天体写真
白鳥座の網状星雲の東側を撮った後,西側にあるNGC6960(Western Veil Nebula) に鏡筒を向けた時にピントが大きくずれてしまい修正するのに酷く時間が掛かってしまった。
それでも何とかピントは合わせ直し,開始したが今度は画像保存が出来ないとのエラーメッセージ等トラブル続出
結局撮影できたのは5分露光を7枚だけ
これをPixinsightで画像処理
9月6日 愛知高原元気村

NGC6992「網状星雲」

2024-09-13 | 天体写真
久し振りの天体写真撮影だったがトラブル続きで予定していた対象を全て撮ることはできなかった。

丁度今頃の時間になると天の川も天頂近くに位置するようになるので最初に網状星雲を狙った。
鏡筒の焦点距離288mmを35mmデジ1で狙えば東側にあるNGC6992と対をなす西側のNGC6960を一緒に撮ることが出来るが冷却カメラのセンサーサイズがフォーサーズなので35mm換算すると579mmになり、一緒に収めることができず別々に撮影してみる

改造デジ1でも余りうまく撮ることが出来ない対象でいつも画像処理で苦労していたが干渉フィルターを使うことにより数万年前に超新星爆発を起こし拡がりつつある姿を写すことができた
9月6日 愛知高原元気村駐車場

久し振りの天体写真を撮りにいくこと

2024-09-09 | 天体写真
この夏の気候は本当に異常事態。今日も36℃予報でこのまま20日過ぎまでこの暑さが続く予報がでている。
先週末は久し振りに天体写真ができるかもと思い出掛けてみた。
22~23時頃には雲が出る予報だったので1時間くらいで行ける近場の元気村に行ってみた
標高は600M弱とはいえ山の上は涼しく快適だったが肝心の方はトラブル続きで思うような撮影はできず  5月以来の遠征ということもあり苦心惨憺の一夜

まずは目標導入の為のプレートソルブのASTAPエラー→何故か実行ファイルがフォルダーから消えてしまっていたが幸いダウンロードファイルが残っていたの再度インストしたのだがエラー。これはall sky plate solver に変更して解決

機材設置から1時間以上たってようやくキャリブレーションも終了して撮影開始し1枚撮り終えたのだが画像保存ができずエラーメッセージ 撮影ソフトNINAは撮り終えた画像が出てくるのだが異常な画像になってしまっている。てっきりカメラの故障かと思ったのだが念のためPC再起動して撮ってみると問題なし。NINAのバグだろうか?

撮影途中、広角レンズを付けたカメラで撮ってみた





さそり座アンタレス領域のカラフル星雲

2024-05-07 | 天体写真
青い馬頭星雲を撮った後、アンタレス付近の美しい星雲を撮るのが今日の第一目標。23時半頃には南東の空に30度近くまで昇ってきたさそり座、一旦球状星団のM4を導入した後、若干の位置補正を行ってから撮影準備。
月出が2時半過ぎなのでざっと2時間はいけるのでiso3200(2200に変更したつもりが変わっていなかった)5分露光でスタート。
画像処理は前回と同じくステライメージ9でコンポジットしたFITSファイルを
GraExpertでカブリ補正しその後はPixinsight処理を開始。以前N さんからオンライン講習で教示いただいた方法を思い出しながらスクリプト→ユーティリティ→カラーマスク画像を各色作りストレッチを行い、最後は最近使っているAffnityphotoで微調整
アンタレスの左下のHα部分は元画像はもっと鮮明にあるけれどGraExpertでカブリ処理すると薄くなってしまった。この現象は他の人でも同様の現象が出ることがあるようで自分のスキルでは何ともならず。
5月3日 茶臼山面の木駐車場
機材  Borg71FL+7872レデューサー  HEUIB-Ⅱフィルター f288mm / EQ6Pro 
カメラ NIKON D600(天体改造)  300秒×Total28枚(140分) iso3200
 ASI120MM/PHD2でガイド撮影
撮像ソフト ステラショット
画像処理  ステライメージ9 Pixinsight Affinity photo

やっぱり難易度高い IC4592「青い馬頭星雲」/さそり座

2024-05-06 | 天体写真
最近はずーっと農作業が忙しかったが夏野菜の定植も終わりに近づき新月期だ
今一つ天気の方は安定しておらずこの新月期は天体写真撮影も諦めていたがGWに入った3日の夜は好天が期待できたのでポータブル電源、カメラ、モバイルバッテリー等充電などを済ませ久しぶりの茶臼山面の木園地へ向かった。きっと駐車場は同好の車で一杯になるだろうと早めに到着。5時を過ぎても以外にも車の数は少ない
気が付くと北側駐車場に星友のSさんの車があるのを見つけ挨拶&懇談
まずは長距離砲で銀河狙いとのことだが当方は持って行った単焦点機材では撮れないので22時頃まで車中待機だ。
21時半過ぎに特徴的はさそり座の星が昇ってきたのでまずは「青い馬頭星雲」に鏡筒を向け5分露光でガイド撮影をスタート。久し振りの写真撮影ということでトラブルを心配したが何事もなく順調に進んでいき23時半ごろには終わった。
ここは今までも数回撮っているが南天のカブリもあり画像処理が苦手でなかなかうまく処理できた試しがない。
処理手順もすっかり忘却の彼方で思い出しながら四苦八苦
ステライメージ9でσクリッピングで加算平均コンポジットしたFitsファイルをpixinsightでゴニョゴニョして更にAnifftyで調整したが背景の均一化ハードル高し

5月3日 茶臼山面の木駐車場
機材    Borg71FL+7872レデューサー  HEUIB-Ⅱフィルター f288mm / EQ6Pro 
カメラ   NIKON D600(天体改造)  300秒×Total24枚(120分) iso3200        
      ASI120MM/PHD2でガイド撮影
撮像ソフト ステラショット
画像処理  ステライメージ9 Pixinsight Affinity photo



NGC2264クリスマス星団

2024-02-21 | 天体写真
カゴメ星雲を撮った後,いっかくじゅう座に広がる散開星団クリスマスツリー星団(Christmas Tree Cluster)を導入し撮影 付近にはコーン星雲もあるがそこそこ淡いので露光時間を2時間としてみた。ナローバンドフィルターを使うとH αの赤一色なってしまうのが難だ。
口を広げたように見える白い部分はフォックス・ファー星雲がありブルーの色合いになっているが表現できなかった
2月14日 愛知高原元気村
機材    Borg71FL+7872レデューサー f288mm / EQ6Pro 
カメラ   SV405CC −5℃ sv220フィルター 300秒×Total24枚(120分) ゲイン300 オフセット10        
      ASI120MM/PHD2でガイド撮影
撮像ソフト N.I.N.A. 
画像処理  Pixinsight Affinity photo

初めて撮ったIC417(sh2-234)Spider星雲

2024-02-19 | 天体写真
この日最後に狙ったのはぎょしゃ座方向。散光星雲や星団などがある賑やかな場所だが夜も深まり、星の形が五角形になっている”ぎょしゃ座”もかなり南西に位置し撮るのは20枚が限度だった。この星雲は初めて撮ったがやはり淡くワンショットナローバンドフィルターを使っても厳しく、最低2時間位は必要だろう
何度も画像処理をしてみたが納得できる絵にはならなかった

右上がおたまじゃくし星雲で真ん中左当たりの星団がM35になるようだ



2月14日 愛知高原元気村
機材    Borg71FL+7872レデューサー f288mm / EQ6Pro 
カメラ   SV405CC −5℃ sv220フィルター 300秒×Total20枚(100分) ゲイン300 オフセット10        
      ASI120MM/PHD2でガイド撮影
撮像ソフト N.I.N.A. 
画像処理  Pixinsight Affinity Pho





2/14久しぶりの天体写真撮影

2024-02-16 | 天体写真
今月の新月期は丁度連休と重なり、しかも良い天気が続くという天体写真を趣味にしている人にとっては絶好の機会だった。生憎自分は出かけることができず連休が終った14日にチャンスが巡ってきた。月も大きくなりつつあったのだがこの機会を逃すと冬の星雲が撮れなくなってしまうので出かけることにした。山に行くのも12月以来2ケ月振り。
標高500Mほどに位置する元気村も昨日の朝は雪が残っていたがHPを見ると朝方にはすっかりなくなっており、暖かな陽気が影響したようだ

夕方現地に着くと雲も無く防寒着を着て準備していると汗ばむくらいだった。南の空に高くオリオンの三ツ星があり空は春の空だ。沢山ある冬の散光星雲ももう撮影できる対象は限られているがこの日の最初はIC2177の「カモメ星雲/Seagull nebula 」

画像処理はいつものpixinsightを使って行ったが久し振りで手順をミスったり散々、 物忘れのスピードが半端ないことを改めて実感するばかり

IC2177

2月14日 愛知高原元気村
機材    Borg71FL+7872レデューサー / EQ6Pro 
カメラ   SV405CC −5℃ sv220フィルター 300秒×Total18枚(90分) ゲイン300 オフセット10        
      ASI120MM/PHD2でガイド撮影
撮像ソフト N.I.N.A. 
画像処理  Pixinsight Affinity Pho

↓はPixelMathの演算子はどう使うのかなあと調べている内にあったカラーカメラで撮った画像をいかにもモノクロカメラで撮ってハッブルパレットで処理したような色合いになるプロセスNarrowband Normalizationを紹介されていたのでHOOを使ってみた
相当複雑なプロセスのようで中身はサッパリだが興味を惹かれる色合いになった





IC434 「馬頭星雲」/オリオン座

2023-12-19 | 天体写真
8日に行った元気村で25時過ぎから導入撮影した美しい散光星雲
名前の通り馬の頭の形をした巨大な暗黒星雲や燃える木星雲と言われるNGC2024等 Starnet2を使い星を分離し処理したが星部分に強いストレッチを掛け過ぎたようだ 
12月8日 愛知高原元気村
機材    Borg71FL+7872レデューサー / EQ6Pro 
カメラ   SV405CC −8℃ HEUIB-Ⅱフィルター 300秒×Total16枚(80分) ゲイン300 オフセット10        
      ASI120MM/PHD2でガイド撮影
撮像ソフト N.I.N.A. 
画像処理  Pixinsight Photoshop

M31処理のやり直し

2023-12-17 | 天体写真
8日に撮って画像処理したアンドロメダ銀河。
なかむらさんから背景が赤に片寄っているとの指摘を受け改めて見ると確かに赤が強かった。
なので改めて最近Photoshopに代わって使い始めたAfinity photo2を使ってやり直してみた。ソフトの使い方が良く判っていないが天体写真用のバックグランド補正フィルターを使って調整、その後ホワイトバランスを調整、更に星がうるさいので最小値ボカシフィルターで星を減らしてみた。
比べてみるとかなり違ってしまっていたようだ。
前回


IC2118「魔女の横顔星雲」

2023-12-15 | 天体写真
日が変わる頃になるとオリオン座も天頂迄昇ってきたのでIC2118を導入して撮影開始。分子雲の様子が魔女の横顔に似ているのでその名前がついているが成程と思う形だ。
288mm焦点距離の鏡筒でカメラのセンサーがフォーサ-ズなのでギリギリ収まったがもう少し広角で狙った方が周囲の複雑な色合いもあるのでその方が良かったかもしれない
画像は顔に見えるように回転した
12月8日 愛知高原元気村
機材    Borg71FL+7872レデューサー / EQ6Pro 
カメラ   SV405CC −8℃ HEUIB-Ⅱフィルター 300秒×Total18枚(90分) ゲイン300 オフセット10        
      ASI120MM/PHD2でガイド撮影
撮像ソフト N.I.N.A. 
画像処理  Pixinsight Afinity photo2


M31「アンドロメダ」

2023-12-12 | 天体写真
プレアデス星団を撮った後はこれも冬の定番アンドロメダを導入し撮影開始
毎年秋から冬にかけてⅠ度は撮影するが明るい対象なので撮るのは簡単だが、画像処理は難しい いつもはもっと彩度を上げたりすることが多くアップしてから一日経って画像をみるとやり過ぎていることが多いので今回は彩度など余り上げずに処理を進めてみた 何度もやり直したりしたがこれ位で良い気がする、尤も2時間近く時間を掛けて撮ったのでもうちょっと良くなると思ったけれど…難しい。中心付近のバルジ部分が飛ばないよう5秒と15秒露光15枚と含めWBPPで一括処理したがその効果も出ていない気がする。段階露光の処理方法をよく調べなければ。

12月8日 愛知高原元気村
機材    Borg71FL+7872レデューサー / EQ6Pro 
カメラ   SV405CC −8℃ HEUIB-Ⅱフィルター 300秒×Total23枚(115分) ゲイン300 オフセット10      ASI120MM/PHD2でガイド撮影
撮像ソフト N.I.N.A. 
画像処理  Pixinsight Photoshop CC


12月8日の夜遊び

2023-12-11 | 天体写真
この日は予約してあった病院で検査を受け帰ってきたが穏やかな天気で夜も朝まで快晴予報 来週後半にはふたご座流星群もあるがあまり予報は良く無さそう
それならばとポータブル電源やノートPCを充電し出掛ける準備をした。
茶臼山は既に雪があるとのことだったので元気村に向け出発

出掛ける前にNINAで撮影目標をキャッシュファイルに保存しておけば現地でそのファイルを呼び出すだけで撮影開始可能となるので冬のメインどころを選んでおいた プレアデス星団、アンドロメダ銀河、馬頭星雲、魔女の横顔星雲を各1時間半~2時間の露出での撮影計画、現地着は18時前だが夜の長い今の季節なら早い時間でも北極星も確認できるので極軸合わせを済ませ19時前後には撮影開始できた この日はトラブルも珍しくなかったが、プレートソルブはASTAPに指定しているが以前からエラーが出てうまくいかない  All Sky Plate Solver (ASPS) にすれば時間はかかるが導入はできるので問題は無いがASTAPのエラーの原因が掴めない

終了まで雲の到来は無かったものの空のヌケは今ひとつ、だが贅沢は言っておられえない、M45/スバルは天頂近くまで昇ってきているので直ぐ撮影スタート

12月8日 愛知高原元気村
機材    Borg71FL+7872レデューサー / EQ6Pro 
カメラ   SV405CC −10℃ HEUIB-Ⅱフィルター  300秒×Total17枚(85分) ゲイン300 オフセット10
      ASI120MM/PHD2でガイド撮影

撮像ソフト N.I.N.A. 
画像処理  Pixinsight Photoshop CC