昨日は雨上がりで天気も良く快晴。前日の雨で空気も綺麗、更に月明かりは新月に近いのでこれは一度前からチャレンジしてみたかった星の微速度撮影をしてみようとネットで近所の撮影スポットを探すと自宅から100km以内で行ける場所に旭高原と茶臼山があり、両方とも星観測の人々の間では有名な場所であることが判り、夕方から向かいました。
今回は1時間くらいでいける旭高原元気村という場所に決定。ここには公共の天体望遠鏡の設備もある位ですから期待を込めて向かいました。
いつも鮎釣りにいく矢作川沿いに上流に上がり、細い山道を上り詰めると高原があり色々な施設があります。GWやこれから夏に向けて多くの人が訪れるでしょうがまだ今はひっそりとしています。それでも車が数台、いずれも天体観測にきた人たちのようです。
綺麗な夕焼け、太陽が伊吹山(多分)に消えていく所が撮れました。電線が邪魔でした。
NIKOND300s+AF-S NIKKOR70-300m ED
陽も長くなってきたので残照で暗くならず漸く星が見えてきたのは20時頃、レンズをTOKINA AT-X124PR-DXⅡ12-24mmF4の12mmの超広角にしマニュアルでISO1600、WB晴天、SS15秒にセットしインターバルタイマーをセット撮影枚数900枚にしてシャッターボタンを押しあとは寒いので車の中でひたすら待ちます。全部取り終わるのが23時過ぎになる訳です。
そんなことして何が面白いのと言われる向きもありましょうが、こうゆうことを愉しいと思っている人間もいるということです。
ただ何もすることなくじっと長時間待つのがちょっと辛いです。結構寒くて車外温度は2℃。
遅くなると結構車がやってきます。大体がカップルですが望遠鏡を積んできて星を見ている人もいます。今日は土曜日なので特に多いのかもしれません。
去年夏3千メートルの山の頂上で観た星の数とは比べるべくもありませんがそれでも結構な数の星が見えます。
で、写真は?というと見事に失敗しました。
その理由
構図が悪くて車のヘッドライト光がはいってしまったこと。
途中からレンズが夜露でびっしり濡れてしまったこと。(防止の為カイロは持っていったのですが途中でベンジンが切れてしまい使い物にならなかった。)
暗くなってからではピントを合わせるのは無理だったこと
カメラかレンズ側なのか或いは設定に問題があった所為なのか変な模様がでてしまったこと
などで0時まで頑張ったけれど写真は使い物にならなかった(嗚呼)
まあしかしこれで少しは要領も判ってきたような気がするので、またチャレンジしてみようと思っています。