団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

絶景 さった峠

2010-01-16 | 山歩き
青春18切符が残り1回となりそれも20日で終了するのでどうしようかと考えていましたが、前から行きたいと思っていた「さった峠」を歩こうと朝早く家を出ました。
名古屋駅7時55分の快速豊橋行きに乗り込んで途中豊橋、浜松で乗り換え興津駅に着いたのが丁度11時。名古屋駅から3時間、東京との中間地点です。


ここからとなり駅の由比まで峠越えの道を歩きます。駅からは案内板も分岐地点に設置され迷わず歩くことができます。
鮎釣りの早い解禁で有名な興津川を越え、途中コンビニでBeerとおにぎりを買ってのんびりと歩いていきます。陽射しが結構強く暖かく感じます。しばらく街並みの中を歩くのですが平日ということもあり歩く人も少なかったです。

峠の入り口に差し掛かかると急坂となりますが良く整備されているので不安はありません


梅や桜の木が植えられていますが、もう桜が咲いているのにはビックリ。
寒桜でしょうか?


梅も咲き始めています。



一汗かくといきなり目の前にドーンと富士山が現れます。少し雲が流れていますが素晴らしい眺め。峠の上には展望台もありここで昼ご飯を食べながら大休止。

広重と同じ視点で



この峠の標高は200mちょっとそんなに高くはないのですが、なにしろ急なので高度感が凄いです。東海道のなかでは箱根、鈴鹿と並んで3大難所ということだったそうですが確かに海岸直下まで山が迫り「親知らず、子知らず」と言われていたように当時は大変でそれで峠越えの道が作られたとあり、この峠道を中道というそうです。

崖の下には東海道線、国道1号線があり、海の上を東名高速道路が通る日本の大動脈となっています。新幹線はトンネルとなっています。

休憩した後は由比に向かって峠を下ります。道の両側はみかんやビワの木が植えられています。収穫した実を運ぶ為の軌道に刃がつけられた所謂アプト式の小型モノレール?があちらこちらにあります。それにしても傾斜角度45度を超えるような急峻な山肌にある木からどうやって実を採ったり枝の剪定をしているのか不思議です。命綱を着けないと危なくてとてもじゃないけれど作業できないのではないか。転んだら最後怪我ではすまないでしょう。



歩く道は舗装され、ときおり車も通るのでこの写真からは急であることが判らないのですが道路の下は一気に下まで落ち込んでいます。


由比は古い宿場町の景観が所々残された静かな町並みで史跡も残されています
懐かしいポスト。ここは「あかり博物館」


由比はしらす漁と桜エビ漁が有名です。桜エビは知られるように駿河湾の特産です。特にこの由比漁港でそのうち7割が水揚げされているとあり、本当は生桜エビをたべてみたかったのですがシーズンオフでしょうか。船は漁港の中で出漁の時を静かに待っていました




港の中にある漁協の直売店では桜エビのかき揚げを食べることができ満足。美味かった!!


日帰り鈍行列車の旅では時間も限られ駆け足にならざるを得ないのが残念です。
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