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団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

いて座M24、M17オメガ星雲

2022-04-10 | 天体写真
さそり座のカラフルタウンを撮っていたが途中で木立が視野に入ってきてしまい撮影中断。
少し離れたいて座方面は大丈夫だったのでM24を導入し撮影続行。
薄明近くまで撮ったものを画像処理。天の川中心部方向となるので物凄い数の微光星がある。暗黒帯と微光星が集まる「バンビの横顔」と呼ばれる領域。

4月5日 天竜奥三河国定公園 茶臼山面の木駐車場
機材 Nikon D810A / Borg71FL/レデュサー0.72DGQ7872  288mm
   ISO1600 300秒×13枚(65分)フィルター/IDAS HEUIB-II
   EQ6Pro/ASI120MM PHD2でガイド撮影 ソフトウエア/ステラショット
画像処理 Pixinsight Photoshop cc

白鳥座サドル付近を135mmで

2022-04-08 | 天体写真
この日、本当は135mmでさそり座のカラフルタウン付近と青い馬の首星雲を一緒に撮ろうとしていたが極軸合わせをしようとSharpcapを立ち上げたがライセンスが切れているのに気が付かず極軸を合わすことができなかった。
なのでカメラを北に向けたあと昇ってきている白鳥座方向サドルを導入しPHD2を使ってガイドしたらどうなるだろうと2分露光してみた。ガイドグラフは酷い暴れようだったが、拡大しなければそれ程星の流れは分からなかったのでそのまま1時間ほど放置プレイ。
この後広角レンズに変えて天の川を撮影。その時は15mmでも1分露光だと流れてしまったのだが・・・そこそこ極軸は合っていたのか謎。
レンズも安物だし満足できる画像にはならないだろうとサクッと処理してみた

4月5日 天竜奥三河国定公園面の木駐車場
AZ-GTi(赤道儀モード) ASI385MC/Canon35mmCマウントレンズ/PHD2でオートガイド
Nikon D600(IR改造) 135mmf2.8→f4 iso1600 120秒×29枚
Pixinsight→Photoshopで画像処理

茶臼山で撮ったしし座トリオ銀河

2022-03-31 | 天体写真
新月期に入って来た27日。暖かくなり,道路の雪も解けただろうと出撃準備。予報は今一だったが行ってみようとホームグラウンドの茶臼山方面に向かった。
日曜日ということもあり少し早めに出掛けたが、いつもの場所に着くと車の数は意外に少なく3台のみ。どうも予報では完璧な夜空は期待でき無さそうということなのだろう、すでにSさんやYさんは到着済で準備を始めていた。
風もそこそこ強く西から雲が流れてきてしばらく様子を見ていたがそのうち良くなることを期待してセッティングを始める。
この時期は持っている鏡筒では狙えるものも限られているが今日はしし座のトリオから撮影開始。700mmのF7屈折にフラットナーをつけてフルサイズをAPS-Cにクロップすれば1050mmとなる。
途中雲も流れてきたり、更に0時前には雲が流れて一面の曇り空、やむなく撤収を始めたのだが、片付けが終わる頃空を見上げると満天の星空。天体撮影あるあるだ。
iso3200、430秒×12枚 ステライメージ9で画像処理 トリミングあり

マルカリアンチェーン/おとめ座

2022-03-07 | 天体写真
この日は25時過ぎには帰る予定だったのでかたつむり星雲を撮った後、東の空に昇ってきたおとめ座銀河団銀河が並ぶマルカリアン鎖を撮ろうと向けてみた

やはりフラットが合わず画像をトリミング。それでも周辺減光やカブリがうまく修正できない。
それにしても6600万光年かかって届いた遥か彼方からの銀河の光。ホモサピエンスが誕生してたった20万年前ということだから宇宙のスケールから考えれば人類の歴史なんてほんの一瞬の事。古今東西「金」「女」「権力」で争いを繰り返し、そして又、今ウクライナで起きている戦争。全く何と愚かな事か。
iso2200 5分×15枚(合計露光時間75分) pixinsight→Photoshop
他の方のブログを見ていたら写真に天体名や座標が記入されてpixinsightを使った方法も紹介されていたのでやってみた。
ImageSolverとAnnotateImageを使って
SCRIPT→ImageAnalysis→ImageSolverで座標と焦点距離&センサーのピクセルサイズを入力、SCRIPT→Render→AnotateImageとすると表示される。

この場合はM86を指定することにより座標も入ってきた。
M86付近


IC2177「かもめ星雲」

2022-02-06 | 天体写真
魔女の横顔星雲の撮影が終わる頃には次の目標「カモメ星雲」が南中してきたので鏡筒を向けて撮影開始。時折薄雲も流れてきたようだが幸い撮影には影響がなかったようだ。画像処理に四苦八苦。何度も何度もやり直したがなかなかうまくいかない。バックグラウンドの色調整が難しくこれ以上は無理だった。

撮影に使っているLenovo製のPCのCPUはCorei3とCorei5の2台。性能は期待できないがガイドや撮影用なら大丈夫だがもう買ってから4,5年になる(しかも1台はリースアップの中古)。寒さもあり内蔵バッテリーの持ちが悪くなってきている。この日も早々と警告メッセージが・・・100V出力ができるメルテックのポータブル電源で充電し難を逃れたが帰ってから調べてみると2台とも満充電でも60%位しか充電できなくなっている。ポータブル電源は今リチウムイオン電池で大容量のものが沢山あるが寒さにも強いリン酸鉄で大容量のものはそれなりの値段だ。ブラックフライデーセールで迷ったけれど買いそびれてしまった。700WH級がもう少し値段がこなれてくれると嬉しいが。

1月28日 愛知高原元気村
機材 Nikon D810A / Borg71FL/レデュサー0.72DGQ7872   288mm
   ISO1600 300秒×30枚(150分)IDAS HEUIB-IIフィルター
   EQ6Pro/ASI120MM PHD2でガイド撮影 ソフトウエア/ステラショット
画像処理 Pixinsight Photoshop cc

IC2118/魔女の横顔星雲

2022-02-04 | 天体写真
オリオン座の直ぐ近くエリダヌス座「魔女の横顔星雲」
この日の元気村は駐車場に到着すると誰もいない。金曜日で予報も良かったのでこの後何台は来るかもと思っていたが結局撤収迄まで星屋さんは現れず。
誰もいない駐車場で机の上に置いたBluetoothスピーカー から音楽を流しながら、そして時々聞こえてくる鹿の鳴き声をBGMににして撮影。
普段行くホームグラウンドのような空の暗さは望むべくもない,標高も低く,遠くに豊田市街地の明かりが輝いており仕方ない

IC2118はオリオンの1等星リゲルに照らされた反射星雲なので極力露光時間を稼いだ方が良いと思い3時間を設定。
周囲に分子雲やらHα領域などが拡がっているのでできるだけ炙り出そうと処理をしてみた。

画像を回転させると横顔に


1月28日 愛知高原元気村
機材 Nikon D810A / Borg71FL/レデュサー0.72DGQ7872   288mm
   ISO1600 300秒×34枚(170分) IDAS HEUIB-IIフィルター
   EQ6Pro/ASI120MM PHD2でガイド撮影 ソフトウエア/ステラショット
画像処理 Pixinsight Photoshop cc

ぎょしゃ座の散光星雲

2022-01-31 | 天体写真
エンジェルフィッシュ星雲を撮った後、ぎょしゃ座方向にカメラを向けた。
撮影のソフトウエアはステラショットを使っているがカメラレンズを使っている時に時々導入補正が出来なくなる時がある。極軸合わせはSharpcapのPolar Align 機能を使用して合わせている。合ってくるに従いPoorからFair更にGood→Excellentまで行けば完璧だが今日はガイド撮影なのでFair(2.51)の状態で撮影開始。PHD2のガイドグラフは結構荒れ±4~8秒角となっているがギア精度によるものだろうから仕方ない
導入はIC405を中心に設定したがズレてしまっていた。試し撮りはしたが淡いエリアなのでよく分からずそのまま撮影継続。失敗作になってしまったが画像処理してみた。
ぎょしゃ座は大小の散光星雲や散開星団があり賑やかなエリアだが135mmの画角では中途半端な感じでもっと広角の方が良かったのかも知れない。 
1月28日 愛知高原国定公園 元気村
マウント AZ-GTi(赤道儀モード)
カメラ  Nikon D600(改造)/135mm f2.8→f4
     iso1600  180秒×18枚
ガイドソフト  PHD2 ガイドカメラ ASI385MC/canon Cマウントレンズf1.4
撮影ソフト ステラショット
画像処理 pixinsight、Photoshop cc








今年初遠征

2022-01-30 | 天体写真
新月期に入ってきた28日、SCW予報やWindyを見ていると夜はそこそこ良さそうな天気。厳寒期ではあるが久しぶりに遠征してみようと朝からカメラや赤道儀用電源の充電等準備開始。
ライブカメラの画像を見てみるとホームグラウンドへは積雪で厳しそう、標高の低い元気村方面は道路も大丈夫ということでGo。
寒さ対策は上下超極暖下着に下半身はインナーダウン+防寒パンツ+モンベルのローガンダウンパンツ、上着は防寒ベストにヒーター入りパーカーとダウンの3枚重ね。更にホッカイロとスノーブーツで防寒対策を完璧を期して出発。
標高600m弱の駐車場に着いて店開き。到着時の気温は2℃だったが準備していると汗ばんでくる程だった、
しかしここの空はやっぱり明るい。
そろそろ時期的に単焦点では撮る対象も限られてきているが135mmの単焦点ではまだ撮ったことがないエンジェルフィッシュ星雲を狙ってみた。

sh2-264「エンジェルフィッシュ星雲」

1月28日 愛知高原国定公園 元気村
マウント AZ-GTi(赤道儀モード)
カメラ  Nikon D600(改造)/135mm f2.8→f4
     iso1600  180秒×38枚
ガイド    PHD2 canon Cマウントレンズf1.4 ガイドカメラ/ASI385MC
画像処理 pixinsight、Photoshop cc

M42オリオン大星雲

2022-01-05 | 天体写真
今年の初撮りは1日。
庭で撮った冬の定番M42のオリオン大星雲。
ISO800で6秒×10枚、30秒×10枚、180秒×10枚で処理。300秒でも同じ枚数を撮ったけれど中心部の輝度が高く飽和してしまったので使用せず。
画像処理  Pixinsight→Photoshop
QBPフィルター使用、周辺部トリミング



2022年最初の撮影はニワトリで

2022-01-03 | 天体写真
待望の新月期、けれど寒さ厳しく遠征地は積雪、ノーマルタイヤでは行くことも叶わない。歳が明けた1日の夜、日没後の空には雲も無くニワトリに挑戦。名古屋市郊外の光害地ではあるけれど企業の休みの影響もあるのか多少は暗い空のような気がする。
夕ご飯の後庭に機材をセッティング、暖かな部屋から出ると寒さが身に染みる
22時前から撮影を始める。
オリオンの三ツ星が天頂近くまで昇ってきたので鏡筒をM42に向けてステラショットを立ち上げ、シリウスとリゲルでアライメント。でPHD2でキャリブレーションした後撮影開始。M42星雲中心部のトラペジウムを分離するべく露出時間を変えて撮影すればHDR処理で分離可能となる。
日が変わり子午線を越えるあたりで終了し次にNGC2237の”バラ星雲”を狙ってみた。この日はkasaiのフィールドフラットナーにQBPフィルターを付けて撮影。撮って出し画像でも星雲が見えるのはやはり空はいつもより暗い。
ISO1100で300秒の露光 NEFファイルをJPEGで縮小保存したもの
途中でバランスウエイトが下がってしまって何枚が流れてしまったが8枚が使えたのでpixinsightで処理を行う。所がPixを使うのが1ケ月振りですっかり手順を忘れてしまっておりいよいよ脳細胞がグズグズに溶けてきているようだ。
何とかノートを見ながら処理してみたが基本的なことしかできなかった。
その画像をPhotoshopに渡して完成させてみたが庭でこれだけ撮れれば良しとしよう
BIASは使用したがフラット、ダーク画像は撮影しなかったので使用せず


NGC2273 バラ星雲 / いっかくじゅう座

2021-11-16 | 天体写真
11月3日に撮ったいっかくじゅう座のバラ星雲。433mmで撮ったがもっと大きく写した方が迫力は出てくる。この日の対象はすべて2時間露出で撮影したがガイドも順調で大きな乱れも無くこの対象も5分×24枚すべて使うことができた。

撮影対象によってはそうでない時もあるがバラ星雲の星はPIで強調すると星の中心がピンク色になる。これはスターマスクを使いリードアウトモードでGの輝度を図り、HTでハイライトクリッピングングして飽和させれば良いらしい。やってみると確かに白く飛んでピンク色は消える。しかしそうするとすべての星が白色になり不満が残る。マスクの作り方と星色強調方法がキモだ。


11月3日 天竜奥三河国定公園 茶臼山 
Borg71FL/×0.72レデューサー 288mm f4.1/HEUIB-Ⅱフィルター
Nikon D810A(APS-C Crop 換算432mm) ISO2200 300秒×24枚
EQ6Pro/ASI120MM/PHD2でオートガイド/ステラショット
Pixinsight→PhotoshopCCで画像処理


やっぱり難しいね。Sh2-240「レムナントーSimeis 147」

2021-11-13 | 天体写真

この新月期2回目の出撃ができた。この日は一晩かけて難題レムナントを撮ろうと準備。 撮影できる高さまで昇ってくるのは21時過ぎ。28時まで撮影できれば7時間。19時過ぎにはすっかり暗くなり撮影ができたけれど赤道儀の具合が悪くアライメントで星を導するも全然導入できない。極軸も合わせているがどうしたことだろう。導入はステラショットを使っているがおかしい。焦点距離も288mmで導入出来ないわけがないのだが・・・。なんだかんだと結局撮影開始できたのはレムナントが東の空に昇ってきた21時半過ぎ。

フィルターをQBPに変えて露出300秒に設定し21時17分撮影開始。終了したのは午前4時前。この日は時折 雲が流れてきていたが狙った方面は影響が少なくほぼ大丈夫だったのは幸いだった。

季節が進んで寒くなりカメラの電池の持ちも悪く予備を2個使用。5~6年前に買った赤道儀用の75000mAhの容量のモバイルバッテリーがヘタリ気味で最後まで持つのか心配だったか残量インジケーターが5個の内残り1個で無事終了。

使用可能なコマは77枚。合計385分だがまだ足りない。

PostProcessingまでpixinsightで処理し16ビットTIFF画像をPhotoshopに渡しゴリゴリとフィラメント強調処理。

いままでの最高露出時間は4時間だったのでそれよりは良くなった・・・超新星残骸-難しい!

10月5日 天竜奥三河国定公園 面の木駐車場 

Borg71FL×0.72レデューサー 288mm f4.1/QBPフィルター/Nikon D810A

EQ6Pro/ASI120MM/PHD2/ステラショット ISO3200 300秒×77枚

Pixinsight→PhotoshopCC

 


IC434馬頭星雲(Horsehead Nebula)

2021-11-12 | 天体写真

この日3回目に狙ったIC434の馬頭星雲。オリオン座にあるカラフルな星雲。何度撮っても撮りがいのある綺麗な星雲だ。

中心付近の明るい大きな星がアルタニク、そしてすぐ下にあるのがNGC2024の「燃える木星雲」と名付けられたオレンジっぽい色をした星雲。もう少し拡大してメラメラを撮ってみたいがまだ出来ないでいる。

周囲を取り巻く分子雲も薄っすらとあることが分かる。

11月3日 天竜奥三河国定公園 茶臼山 面の木駐車場 Borg71FL/×0.72レデューサー 288mm f4.1/HEUIB-Ⅱフィルター

Nikon D810A(APS-C Crop 換算432mm)

EQ6Pro/ASI120MM/PHD2でオートガイド/ステラショット ISO2200 300秒×24枚

Pixinsight→PhotoshopCCで画像処理


天頂の天の川

2021-11-10 | 天体写真

今月の新月期は珍しく晴れが続き、3日と5日の2回出撃できた。午前3時過ぎまで撮影しているとかたずけて家に帰ると5時過ぎ、

すがにその日は一日死んでいる。しかし現地でお会いした星友Yさんは4日連続で出撃と信じられないタフさ。若さが羨ましい。

画像処理が残っているが今回は5日に撮った白鳥座方面の天の川。3分露光を40枚ほど撮ったがこの日は薄雲が流れてきており使えたのは12枚のみ。

11月5日 天竜奥三河国定公園 茶臼山面の木駐車場

Nikon D600(改造)/Tamron15-30mm F2.8→F4 30mm→APS-Cクロップ 換算45mm

AZ-GTi 赤道儀モード/ASI385MC/35mmCマウントレンズ/PHD2で追尾撮影

180秒×12枚 pixinsight→PhotoshopCCで画像処理


スバル(M45)

2021-11-08 | 天体写真

おうし座のスバル(プレアデス星団-M45)衰えが激しい自分の眼では5個くらいしか確認できないが望遠鏡で撮ると青白い星が

美しい。この日は135mmカメラレンズでもカリフォルニア星雲と一緒に撮ってみたが処理が進まない。

反射望遠鏡で撮ると十字の回折光が出てスバルの写真としてはその方が良いと思うが持っていないので仕方ない。一時買う一歩手

前まで考えたが、冷静になってみると後何年も出来ないと思うので軍拡は諦めた。

Nikcollectionを使った分子雲強調ヴァージョン