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団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

ニワトリのIC434「馬頭星雲」

2023-03-04 | 天体写真
11日前にAliexpressに注文しておいたEQDIRECTケーブルが届いた。Aliを使うのは久し振り値段も送料込みで2k円弱と激安。FTDIシリアル変換ケーブルは基板のパチモンもあるらしく心配だった。その前にamazonで買ったものはマウントを認識しなかったので。

(追跡メールも今は出荷、出国、国内到着とそれぞれメールが届くようになっていたのには驚いた)

で、夕ご飯のあと雲も無いので庭に機材をセッティングして赤道儀とPCを繋いでNINAの望遠鏡タブでEQMOD ASCOM HEQ5/6を選ぶと無事接続できた 
ステラショットも同様に接続OK。

月も大きく明るいけれどQBPフィルターを付けて馬頭星雲に鏡筒を向けて撮影してみる。M42よりは暗いがそれでも何とか300秒で11枚とることができたのでサクッと処理。
当然納得できる仕上がりにはならないが、何よりケーブルが使えることが分かったのが朗報だ。それでもNINAの不安定さは解消されていないのが心配な点だ


ニワトリで撮ったM42オリオン大星雲

2023-03-02 | 天体写真
まだまだ試行錯誤が続いている撮影ソフトNINA
そろそろ月も明るくなってきたが庭に機材を広げて稼働のテスト
オリオン大星雲を狙うのも終盤戦
SyanscanのハンドコントローラーをPC Directモードにして接続
フレーミングでM42を選んで導入。明るい空で写る星の数が少ないのかプレートソルブがエラーがでてしまうが何度かやっている内にM42が導入できたので撮影スタート。輝度差があるので多段階露光で10秒、30秒、300秒でそれぞれ10枚を撮ろうとスタートするも撮影が始まらない。なにか設定する所があるかと見てみたが分からない。と、そのうち撮影が始まったようだ。ところが途中で止まってしまったので一旦家の中に戻り数分後戻ってみると又撮影が始まったが途中でPCがフリーズしてしまった。仕方ないので中止 

10秒30秒は各10枚撮れたが300秒は7枚のみ QBPフィルター使用
Pixinsight→Photoshopで画像処理したM42

星のゆりかご「トラペジウム」を飽和させないようPixinsightのMultiscaleTransformを初めて使ってみた。リニア画像には処理が反映されないので?だったが調べてみるとノンリニア画像にしてから処理をしなければいけないようだ


NGC2403 キリン座の銀河

2023-02-24 | 天体写真
撮っている時にNGC2403銀河は視直径は大きいけれど淡く難しいと言われ、後で画像を見てみると確かに腕もはっきりせずその通りだなあと処理するのを諦めていた。
ブログネタも無いので処理してみるかと16枚をPixinsightに読み込んでみた、がやはり難しい 

系外銀河NGC2403は地球からの距離は800万光年ということで、wikiで地球史年表を見てみるとまだホモサピエンスではなく猿人が出現し直立2足歩行を始めた頃とある。こうして800万年かかって届いた光だと認識すると、あらためて広大な宇宙で人間同士の戦争の愚かさを実感できる

2月14日旭高原元気村 SVBONY SV405CC   ゲイン300 オフセット20 -5℃
露出300sec×16枚 トリミング


M81-M82

2023-02-20 | 天体写真
この日最後に撮ったM81とM82
EQMODケーブルを使った接続とWifiアダプターを使ったPCと赤道儀の接続ができずハンドコントローラーのPC DIRECTによる有線接続により撮影制御ソフトN.I.N.A.を使って撮影。ASTAPを使ったプレートソルビングも2回目で写野の真ん中ドンピシャに導入 この日はすべてプレートソルブがうまく働き導入できたのが嬉しい(ソフトはASTAP、All Sky Plate Solver 、Plate Solve 2 の3つをインストール済)
5分×14枚をPixinsightで画像処理したがF7と暗いのでやっぱり最低2時間の露出が必要だ。M82の水素ガスのジェットが殆ど出なかったがHEUIB-IIフィルターでは無理か。
保護ガラスにゴミが付いていたようだが掃除しなければ
2月14日 旭高原元気村


16日も出撃だ

2023-02-19 | 天体写真
14日の遠征では機材の不具合で殆ど撮影もできなかったが帰ってくる途中、不具合の原因はWifiにあるのではないかとの思いに至り、やはり有線に戻してみるかと家に戻ってからamazonでEQMODのコードを探すと色々出てきた。その中でDsub9ピン接続できるものがあったのでポチ、ついでにノートPCにバックグラウンドで稼働させるべくEQASCOMもインストールしておいた。
これを使えばマウントとPCを繋ぎソフトの制御も可能になる、以前電材屋で部品を購入しEQDIRECTコードを作ってEQMODを使っていたことあるのだが、その後ステラショットを使うようになったのでコードは処分してしまっていたのが悔やまれる

翌日届いたので早速庭で接続テストをしたのだが・・・繋がらない
Widows10ではUSBのFTDIシリアル変換チップは自動で認識するとあったがダメなのでドライバーをダウンロードしておいた、デバイスマネージャーで確認するとCOMポートもUSBも認識は出来ているけれど繋がらない うーん
検索してみると繋がらないという悩みは結構あるようだ、ソフトとの相性?
コードの不良?
そうこうしている内に夕方になり天気も良いので今日も行ってみようと機材を積み込み旭高原に向け車を走らせた

現地に着いて念の為買ったコードを接続してみるもやはり繋がらない
wifiアダプターに変えてみてもsynscanProは接続できるもNINAは接続できない

先に来られていたTさんやMさんと話していると”電源を入れる順序もあるよ”と言われた、最初にマウントの電源を入れ、PC立ち上げは最後にするのが良いと・・・今迄考えたこともなかったがそのようにしてみても・・・やはり接続エラー

こうなればもう最後の手段、Synscanハンドコントローラを使った方法だ、電源オンし各種初期設定を行った後、メニュー画面のユーティリティでPCDIRECTを選択 EQMODのドライバー選択でCOMポートを指定し、その後NINAを立ち上げEQMOD HEQ5/6をプルダウンで選択 すると無事に接続できた  
NINAでスカイアトラスから明るい星雲で検索するとNGC2174「モンキー星雲」が頭上の位置にあったのでシーケンサーに読みこんで撮影を開始した。
ASTAPのプレートソルブングも一発で導入でき凄い(この後もすべてスムーズ導入ができた)これなら最初のアライメント省略できるのではないかしらん

ゲイン300 オフセット20 300sec×13枚(計65分)画像処理 Pixinsight
途中でPHD2の動きが変になったのでNINA上では使わず単独で使用


いつまで続くぬかるみぞ! それでも星空は美しい

2023-02-18 | 天体写真
新月期に入って来た14日、月出は25時過ぎなので先月以来苦労している撮影制御ソフトのご機嫌伺いに旭高原元気村へ行ってきた。
到着すると同業者のTさんの車一台のみ。寒波襲来で到着時の温度は既に0度近くおまけに時々ビューっと強風も・・・止めれば良かったと思いつつも兎に角安定運用が出来るまでは”どげんかせんといかんばい”の心境だ

店開きした後synscan Wifiを使ってNINAと比べれば比較的安定的に使えたSarpcapだけを使おうと始めてみた ネットワークでWifを探し、その後WindowsのSynscanProを接続 1スターアライメントで南東の空高く昇っていたシリウスを導入した後ピント合わせ、そしてNGC2359を導入しプレートソルビングをスタートするとほどなく視野中心に導入、幸先良しとばかり撮影スタート 終了後別の天体に向けようとした所でソフトがフリーズしてしまいここから苦難の果てなき道だ
再起動したりするもsharpcapがASCOMエラーの連続 Synscanアプリは直ぐ繋がるけれどsharpcapが一切受け付けなくなった ソフトを管理者権限で立ち上げたりするも脳内RAMは100バイトしかないのでどうにもならず・・・諦めた

SyanscanアプリでM51を入れて少し撮影し終わったのは26時過ぎ、19時からスタートして7時間のうち修行僧の如くひたすら下を向いてPCと格闘すること4時間強 すっかり嫌になってしまったこの夜

機材をかたずけバリバリに凍ってしまったフロントウインドウが溶けるのを待っている間、空を見上げると満天の美しい星空だった 

8枚だけ撮れたM51「子持ち銀河」(りょうけん座)
F7で露出5分では厳しかったが、ダークを当ててもアンプグローが目立つのが気になる




天体撮影ソフト「N.I.N.A.」が良さげだけれど・・・

2023-02-05 | 天体写真
冷却C-MOSカメラ導入で迷ったのは撮影制御ソフトをどれにするか
今迄のD810A等のDSLRでは”ステラショット”を使ってそれで何も不満はなかったが”2”にヴァージョンアップしないとC-MOSカメラは使うことができないと知りガッカり、更に多くの方が使っているZWO社のカメラならサポートされているがSVBONY社のものはサポート外だ。それは分かっていたけれど貧乏人根性でつい安さにつられてこのカメラにしたのだった。

前回の遠征の際は使ったことがあるSharpcapを使ったのだが何故か撮影画像の解像度が仕様と異なることが分かりフラット&ダーク補正が出来ず、ならば違うソフトを導入しよう考えた末APTとNINAの2択から決めることに・・・APTも良さそうだったが(約19€)廉価とはいえ有料なのでネットで評判も良さそうなオープンソースのNINAをインストールしてみた。使い方を調べてみると無料とは思えないとても高機能なソフトだ。使い方をメモし、玄関で赤道儀とカメラを接続してテストをしてみようとセッティング。

EQ6ProにはsynscanWifiアダプターを接続し電源投入  PCのネットワークでSynscanを接続、SynscanProを立ち上げ接続  デフォルトのまま接続しNINAを立ち上げカメラをonし、まず冷却性能のテストだ、このカメラの冷却性能については指定温度まで下げることが出来ないとかという話もあり、先日カメラだけを接続してSharpcapでテストしてみると−10℃で設定しても−5℃までしか下がらなかったので再度のテストだ
今回は外気温12℃で−15℃に設定し暫く見てみると−13℃で冷却パワー100%になりこれ以上は目標温度に達することはできないとエラー表示が出てしまった

がもうしばらく待ってみると設定した−15℃まで冷えてくれて合格、試しにSharpcapに変えて同じ条件でスタートするも−13℃迄しか下がらないことが分かった。この時の冷却パワーは100%。それでもこれ位冷却できれば良しとしよう
ここまでは良かったのだがソフトをNINAに戻し接続のチェック ここでASCOMドライバーのエラー表示が出てしまい何度もトライするもだめ

一旦PCを再起動してみると時間はかかるもののカメラと赤道儀の接続はできた

ピントを合わせる為、撮像画面にして手動フォーカサーを開くと主要なターゲットの星が選べるがこれは便利だ。そのままプレートソルビングも出来る

で適当な星をクリックし導入強制終了し立ち上げてみると今度もフリーズしてしまい接続不可となりこれ以降何度やっても駄目。ASCOMドライバーを入れ変えたりもしたがどうにもならず最後は諦めることに。


シーケンス画面からフレーミングの設定などが出来てこれが使えれば便利だ

予めプロフィールでカメラと鏡筒の焦点距離を設定しておけばフレーミングも簡単に決めることができる。M31を検索すると↓の画面がでてソルビングも出来るようだ


PCはWindows10のcore i3でメモリーも8GBと今となっては低スペックなPCだが、システム要件は満たしているので原因が分からない。
ネットで検索してみたがNINAの不安定動作について探し当てることはできなかったので残念だ。
     










SV405CCで撮ったM42オリオン大星雲

2023-01-24 | 天体写真
本当はNGC2237のバラ星雲をPixinsightで処理した時緑色のバラになってしまった時気が付くべきだった。が凡庸でしかも退化している脳では無理だったようだ。

プレートソルバーを使った導入補正に失敗した後、釣果なしのボウズではまずいと2237とM42オリオン大星雲を撮ってみた。
でやはり処理すると同じように緑色のオリオンになってしまうが画像処理で何とか出来ないかと四苦八苦。その途中ではっと思ったのがカメラのベイヤー配列。
Pixinsightではライト画像を読み込んだ後WBPPでバッジ処理をしている。
CFAセッティングのモザイクパターンは今までAutoでやっていて問題なかったのだがステライメージ9で画像を読み込んでFitsファイルのヘッダーを見てみるとベイヤー配列はGRGBになっていたので

オートを外しGRGB指定で処理してみるとちゃんとした色合いの画像がでてきた。これが分かるまで半日以上もグダグダしてしまった。でも何故オートだと駄目なんだろうか?
バラ星雲の処理でボーダーになってしまったがBIAS、DARKだけで処理すると問題ないことが分かりどうもフラット画像に問題ありと思い、再度LEDパネルを使い減光用のシートをクリアファイルに挟み込んでヒストグラムを見ながら露出2秒で撮り直してみた。
このフラット画像40枚を使い処理したのだがWBPPでスタックはされるが画像を見ると補正が出来ていないようだ
STFでオートストレッチしただけの画像
やはりデジカメと違ってC-MOSカメラは使い勝手が違う
鏡筒/ BORG71FL+レデューサー0.72(7872) 291mm f4.1 
フィルター/HEUIB-II 
カメラ/SVBONY SV405CC  RAW16 Gain200  -5℃
30秒×10枚 5分×10枚
BIAS×30枚 フラット×40枚 ダーク×10枚
Pixinsightで処理



SV405CのファーストライトでNGC2237を撮ってみた

2023-01-22 | 天体写真
SV405CCの実質ファーストライト
天体用C-MOSカメラはデジタル一眼と使い勝手が違うので早く慣れないといけないといつもの遠征地へ。
先日庭でテストして以来だが特に今回はプレートソルブを習得したいと思っていた。
現地に着いて機材をセットし極軸合わせ、所が電子極望の具合が悪く合わすことができない。Sharpcapで合わせられるのでこれでやってみようとしたがなかなかコツもあるようで完璧にはできす、Goodのレベルでスタート。
南東の空に昇っているシリウスでアライメントしようとSynscan とSharpcapを立ち上げ開始。画面にシリウスが入ってきていないのでここでプレートソルバーの出番だ。まず最初にAll Sky Plate Solverで行おうとするがエラー表示。何度やってもエラーがでてしまう
synscanの位置表示確認、望遠鏡の焦点距離等をチェックしテストすると大丈夫だがやっぱりエラー表示が出る。ソルバーをASTAP(庭では大丈夫なこともあったので)に変えてやってみるも同じ。露出時間やゲインを変えたり、ビニングを1から2,3としたり・・・なんだかんだと2時間位やっていただろうか
どうしても導入補正ができない。問題の切り分けも出来なくなってきて諦めたネットでは皆さんスパスパと導入出来ているようだが何が悪いんだろうか。
あと冷却機能もチェックしたが−10度に設定したがー3度位で冷却パワーが100になりそれ以上下がることがなかった。この時の気温は2度位でマニュアルでは外気温より30度位は下げることが可能とあるが・・・。(その後テストしてみたけれど-15度まで下げることもできたが時々によってばらつきがあるようだ温度センサーorドライバー不具合?)

結局最後は、目視でM42を導入して撮影、その後バラ星雲を入れて撮ってみた。
C-MOSカメラのゲイン200、露出時間300秒に設定し10枚撮影
撮って出し画像、鏡筒はf4.1だがデジカメと比べると圧倒的に暗い


画像処理はPixinsightで行い、Bias、ダーク、フラットそしてライト画像を読み込ませWBPPでバッジ処理すると出てきた画像はとんでもないことになった

フラット、ダーク,BIASの画像とライト画像の解像度が違い
フラット、ダーク、BIASは4144'2822だがライト画像は4144’2816になっている、仕様は4144’2822だが、解像度の違いが関係あるのかないのか?
試しにライト画像だけでインテグレーションしてみると
緑色のバラ星雲が・・・
WBPPのモニターではすべてうまく処理されているようだが

それではとステライメージ9でスタック処理したTiffファイルをPixinsightに読み込んで再処理した画像はまともになったが何が原因だろう

冷却C-MOSカメラが届く

2023-01-10 | 天体写真
年末のセールで買っておいたSVBONY社の冷却C-MOSカメラが届いたのでテスト開始
sonyのIMX294のフォーサーズセンサーを使ったカメラ。ZWO社のASI294MC-proを使っている人が多いと思うがZWO社の価格が$1280に対し$847とかなり安くなっていたので購入に踏み切った。発売からそれ程時間も経過していなし製品レビューも多くは無いが多分大丈夫の筈(何の根拠もないが・・・)
なにより国内価格で6万近い差は大きい。
天文カメラはZWO社、QHY社と最近その名を聞くようになったSVBONY社といずれも中国の会社。カメラと言えば日本のお家芸だったけれど,こと天文用のC-MOSカメラとなるとこの3社となる。中国製と言えば全面的な信頼はまだ置けない(品質管理の部分)が相当前から世界をリードする製品群が多くなっているも事実だ。天体望遠鏡も最近は評判の良さそうなものが発売されてきている

年末に注文しておいたものが8日で届いたので早速荷を開きカメラのチェックを開始。本体と各種接続リング、USB3.0ケーブルそして冷却用AC電源ケーブル、各国語対応のマニュアル。レビューにはセンサーに被せるキャップが緩すぎとあったがそんなことは無く改良が施されていた。

まずは本家のHPから最新のドライバーをダウンロードしてきてPCにインストール。ところがここで困ったことにデバイスマネージャーで見てもカメラを認識しない。色々やっても何故かカメラを認識しない。昨日から何度もやりなおしていたがカメラを認識するときとしない時があり困った。
どうもUSB3.0ケーブルの端子が具合悪いようで差し込み方によっては認識できる。この画面はカメラを認識できた時でファームウエアがversion2.0.0.6と最新のものにアップグレードされていることが判る


認識した時に撮影制御ソフトのsharpcapを立ち上げてみる。
そして主力の鏡筒BORG71fl+レデュサーでピントが出るかどうか心配だったM57→36.4 変換リングに接眼ヘリコロイド(4317)を接続してみるとピントが出ない、光路長を短くしないといけないようだ。付属のリングに替えて短くするとピントが出た。カメラの制御ソフトsharpcapを立ち上げてライブビューで1km以上遠い瀬戸市のデジタルタワーを入れてみる。
焦点距離は35mm換算537mmになる

ついでに冷却のテストも行ってみる −10度に設定して暫くすると設定温度近くまで下がってきたので制御されているようだ。
今度の新月期にテストしてみよう。

この所少し天体写真のモチベーションが下がってきているが、これで又暫く遊べそうだ。









赤道儀wi-fi アダプターの接続テスト

2022-12-30 | 天体写真
午前中に2ケ所の墓参りを済ませて帰ってきた後、玄関先でsynscan Wi-fiアダプターの接続テスト。

先日遠征の際、赤道儀のハンドコントローラーの具合がおかしくなり、コントローラーなのかマウントの基板なのか分からないが念のためSynscan Wi-fiアダプターを買っておいた。とかく新しい機材を買うと使い方をまず覚えなければならず面倒といえば面倒。で事前に接続チェックをしてみた。

このアダプターを使えばスマフォのアプリSynscan Proからでも制御することができるのでハンドコントローラーのLANケーブルを外してアダプターに挿入
アプリから認識させると接続OK、次にSkysafariと接続、これも問題なく接続できた。使っているスマフォのOSはAndroid12だが前の9ではskysafariがどうしても接続できなかったが今回は難なくOK。

アライメント時、星の名前だけではどこにあるのか分からないので星図ソフトつかって直感的にアライメントの星を指定できるので自分のレベルでは必須
不具合の原因も本体の基板ではなかったようで一安心だし、コントローラよりアプリの方が使い勝手も良さそうなので買って正解だったようだ

便利になるとはいえスマフォだけでは完結せず撮影とオートガイドはPCを使わなければならないので次にPCでWi-fi接続のチェックを行う。
PC用のSynscanを立ち上げて赤道儀の電源on→接続。問題なし。次に撮影制御ソフトのステラショットを立ち上げ赤道儀設定でsynscan wi-fiアダプターを選択するも接続できず。ASCOMドライバーも前に入れてあったのでこちらにするとOKだった。しかし使っているステラショットはヴァージョンが古くC-MOSカメラでの撮影は出来ない。
キャプチャーソフトの課金して使っているShrapcapなら撮影もできるようなので立ち上げて設定→ハードウエアタブでマウントをSynscan App Driverにしておけば冷却C-MOSカメラを使った撮影もでき、位置補正をするプレートソルビングも出来るようになる筈だが果たしてどうなるやら?









激寒の夜撮ったIC434(馬頭星雲)

2022-12-26 | 天体写真
M45を撮り終えて次に狙ったオリオン座の馬頭星雲。
カラフルで美しい散光星雲
M45を撮り終えた後,撮影開始、暫くPCモニターを見ていてもガイドグラフの乱れも無いので車の中に入り買ってきたパンなどを食べB・エバンス等を聴きながら暫く放置プレイ
少し前からamazon Prime Musicは自分がダウンロードしたものだけではなくシャッフルプレイになってしまい使い勝手が悪くなってしまったが聞き流しする分には構わない
暫くして車から出てみると赤道儀が挙動不審になってしまってグラフが乱れている。うんっ!何だ。所がハンドコントローラーがまったく反応しない。寒さでおかしくなったのか?色々やってみるもののダメ。最後はスイッチを強制終了。
そして再起動しアライメントしようと動かすととんでもない方に動いってしまう、手動でシリウスに向けて同期し目標に導入しようとするもやはり別の方向に動いて行ってしまう。前の座標はリセットされないのだろうか?初めての経験
それでも時間はかかったがIC434を導入し再度撮影開始
ISO1600で5分を24枚撮影した後、ぎょしゃ座の星雲を撮る計画をしていたが再び赤道儀の動きがおかしくなり嫌になって結局この日はお終い
25時前にはすっかり凍り付いてしまった窓ガラスが溶けるのを待って退散

Pixinsightで画像処理

12月20日 旭高原元気村

今年最後の元気村での夜遊び

2022-12-23 | 天体写真
寒波襲来で鉛色の空だったが予報を見ると夜には快晴になるとあったので今年最後の夜遊びだと準備をして出発。家を出る時の気温は3度、これじゃあ山に着く頃はマイナスになるかもと危惧したが着いてみると1.5度。思っていた程は寒さを感じなかった。それもその筈、極暖タイツの上にモンベルのインナーダウン、そしてこの前買ったワークマンの最強ダウン入りパンツ、更にその上からモンベルの分厚い防寒パンツを履いているので都合4枚重ね、着ぶくれでブカブカだけどこれなら南極でもOKかも知れない・・・
この日は多分-5℃位まで下がったと思うが震えることはなかった
     montbel ローガンダウンパンツ    ワークマン ヒュージョンダウンモンスターパンツ
下半身が寒くなければ大丈夫だが、上はこれもワークマンで買った8Vバッテリーが使える電熱ベスト。今まで5Vのものを使っていたが寒い山では熱量不足。8Vなら背中に暖さを感じることができる。
Yさんが盛んに寒い寒いと言っていたので種類の豊富なモンベルを勧めておいた。

この日は3対象を予定していのだがトラブルで思うようには行かなかった
最初に狙ったのはおうし座のスバル/プレアデス星団(M45)、2時間近く撮影し周囲に広く広がる分子雲を撮りたかった。19時過ぎに撮影スタートし21時頃に終了したのだが終わって鏡筒もガイド鏡もレンズが曇ってしまっていた。勿論ヒーターは巻いていたのだが。断線? 

周囲のモクモクとした分子雲、なかなか浮かび上がらせるのは難しい。
5分×20枚をPixinsight→Photoshopで画像処理

5分×20枚で処理

IC2177(かもめ星雲)/いっかくじゅう座

2022-11-25 | 天体写真
日本ではわし星雲と呼ばれているが、海外では”Seagull Nebula”形もかもめの方が近い気がするのでカモメ星雲。
この日の2対象目だが24時を過ぎ、空も澄んできてから撮った。
天体用の改造カメラでなくても良く写るということだがピンクに近い赤、そして青い色が混じった美しい星雲だと思う。
Pixinsight→Photoshopで画像処理
11月21日 愛知高原元気村

IC433クラゲ星雲/ふたご座

2022-11-23 | 天体写真
予報は今一つだったがこの先も余り期待できないのでダメ元で行ってみることにして電源を充電して元気村に行ってみた。暖かな日だったので茶臼山も考えたのだが更に30分走らなければいけない。帰りの事を考えると30分は大きい。
香嵐渓の渋滞にはまり込み、予定より遅れて着いてみると前回と同じTさんと久しぶりにお会いするTさんの2台の車。

すっかり暗くなってしまったが店開き。予報通り湿度が高く、直ぐに車の屋根がビッショリ。おまけにAZ-Gtiと広角で撮ろうと持っていたカメラでSharpcapで極軸合わせをしようとするとCCDカメラに星が映らない?暫くいろいろ調整してみたがどうもうまくいかない。更にカメラにインターバルタイマーを付けようとすると差し込み口の形状が違う。カメラが隣同士に置いてあったので間違って持ってきてしまった。
諦めて機材を車にしまい込んで別の機材をセット。
しかし今度は霧が・・・ それでも暫くすると晴れてきてふたご座も昇ってきて狙える頃になったのでメモしてきたIC443付近の座標を入れ導入、そして撮影開始。
10枚撮った所で画像を再生確認するとクラゲらしいものが写っていない。
クラゲの隣に位置するsh2-249を出来るだけ入れたかったので座標入力したが間違っていたようだ。ここでも1時間近くのロスだ。改めてIC443で導入しiso3200で5分×24枚をセットし再スタート。

曇り防止の為ガイド鏡に巻き付けたヒーターの調子も悪く、時々ティッシュで露をぬぐうなど今回は色々とトラブルが重なった。
結局27時の店仕舞いまでに2対象だけに終わってしまい残念な夜遊びだった。

中央付近がクラゲだが、口を開けたR・ストーンズのマークにも見える。
GraXpert→Pixinsightで20枚を処理

11月21日 愛知高原元気村