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団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

クレセント星雲(NGC6888)/白鳥座

2023-06-23 | 天体写真
南天のさそり座方面が済んでから頭上に昇ってきたうっすらと横たわる天の川、この場所はちょっと明るいのではっきりとは見えないのが残念だ。

その天の川の白鳥座デネブの近くにあるNGC6888クレセント星雲(三日月星雲)、もっと焦点距離の長い鏡筒で拡大して撮るのが良いと思うが、この辺り散光星雲が一杯広がっていいるのでどう撮っても良さそうということで撮ってみた。
三日月というよりクラゲに見える。その周囲に青いベールのようにOⅢがあるが出なかったのは露出時間が少なすぎるのだろう。色々やっている内に派手な色合いになってしまったが複雑でよくわからない

NさんからNINAなら簡単に同一画角で導入できると教えてもらったので次回追加撮影してみようかな。

6月16日 愛知高原元気村
機材    Borg71FL+7872レデューサー /EQ6Pro 
カメラ   SV405CC −5℃ SV220フィルター 300秒×17枚(1時間25分) ゲイン300 オフセット20 
      ASI120MM/PHD2
撮像ソフト N.I.N.A. 
画像処理  Pixinsight、Photoshop

さそり座の彼岸花星雲(NGC6357)と出目金星雲(NGC6334)

2023-06-21 | 天体写真
この日の遠征は農作業が忙しく出発が遅れてしまった。
梅雨真っ只中の奇跡的な晴れ、しかも週末となればホームグランドは満車だろうと諦めて元気村へ。

天の川が昇ってくるのは21時過ぎなので最初に撮る対象をさそり座方面と考えていた。
最初はIC4592「Blue Horsehead Nebula 」に向けてみた。
もともと淡い星雲で今までもうまく炙り出すことができず自分にとって難敵だった。
しかも今回はワンショットナローバンドフィルターをレデューサーにはめ込んでいたので反射星雲でもあり写らないかも知れないと危惧してはいた。
案の定、撮り終えた画像を確認するとてみると全く写っておらず空振りだ。計1時間半露出したが画像処理してもどうにもならない。撃沈!

次に狙ったのはさそり座の尾っぽの近くで輝いている、彼岸花星雲(NGC6357)と出目金星雲(NGC6334)この対象も明るい南天だがフィルター効果で撮って出しでもはっきりと確認できた。
下側に写っている出目金星雲の尾っぽが切れてしまい構図に不満が残ってしまった。
上の彼岸花星雲、ヒガンバナには見えないなあ。カニかクワガタ?両方とも別に星雲はあるが・・・

6月16日 愛知高原元気村
機材    Borg71FL+7872レデューサー /EQ6Pro 
カメラ   SV405CC −5℃ SV220フィルター 300秒×11枚 ゲイン300 オフセット20 
      ASI120MM/PHD2
撮像ソフト N.I.N.A. 
画像処理  Pixinsight、Photoshop

夏の天の川

2023-06-17 | 天体写真
新月期となっても梅雨時真っ只中で遠征は諦めていたが16日の予報は晴れだという。夕方暗くなるまで畑にいたので出るのが遅くなってしまい夜遊びの行き先をホームグラウンドの面の木ではなく愛知高原元気村にした。いつものR153経由ではなく矢作川に沿って小渡から元気村へ通ずる道路を走ってみたのだが車も少なく快適で距離も近いようだ。

到着すると同業者の車が10台位、いつもより多い。

準備して撮影開始。この日は珍しく何のトラブルもなく順調そのもの。この所ずーっとトラブルに悩まされてきたので拍子抜けだ。

途中で三脚を出してワンショットで撮った天の川。
南天の激しい光害が目立つ

tamron15-30mmf2.8 15mmでSS20秒iso2200
35mmで天頂方向

網状星雲NGC6960

2023-06-07 | 天体写真
西から雲が流れ始めてきたので北アメリカ星雲を早めに切り上げて次に導入したのが網状星雲のNGC6960
遠征して何度か撮ったことがあるが自分にとってはなかなかの難物
今回はフルター効果がどれだけ得られるかのテストだったので明るい空では期待できないと思いつつも撮影開始してみた、残念ながら7枚撮り終えた所で雲に覆われてしまい諦めて撮影終了。

其の7枚で画像処理してみた
星雲のバックグラウンドをニュートラルグレイにしたかったがどうやってもうまくいかず被りが取れない。
スタック枚数をもっと増やせばもう少しカブリ補正もできたかもしれないと思うと残念。暗い空で撮っても青や赤の星雲はここまで浮かび上がってこなかったのでやはりフィルター効果は大きい

今度暗い場所に行った時に再度撮影してみよう
6月3日  愛知県長久手市 自宅庭にて
鏡筒&赤道儀/Borg71FL+レデューサー/EQ6Pro/PHD2ガイディング
カメラ/SV405CC −5℃ SVBONY/SV220フィルター 300秒×7枚 ゲイン300 オフセット20
ソフト/N.I.N.A. 
画像処理/Pixinsight、Photoshop

満月の下で撮った北アメリカ星雲

2023-06-05 | 天体写真
IC1396を撮った後、電線が画角に入らない高さまで昇ってきたNGC7000「北アメリカ星雲」を撮ってみようと導入。
さすがに撮って出し画像↓でもはっきりと確認できた。

FITS画像をステライメージ9でベイヤー変換のみ
ほぼ満月の明るい空でもこれだけ写ってくれれば嬉しくフィルターに助けられた。
5分×9枚を画像処理 トリミング
6月3日  愛知県長久手市 自宅庭にて
鏡筒&赤道儀/Borg71FL+レデューサー/EQ6Pro/PHD2ガイディング
カメラ/SV405CC −5℃ SVBONY/SV220フィルター 300秒×8枚 ゲイン300 オフセット20
ソフト/N.I.N.A. 
画像処理/Pixinsight、Photoshop

満月の空の下で

2023-06-04 | 天体写真
ほぼ満月だった昨日の夜、以前に購入しておいたワンショットナローバンドフィルター(SV220)の効果はどの程度あるのだろうと夕食後庭に機材を拡げてテスト撮影をしてみた。

当然ながら空は相当明るく、2等星の北極星も何とか確認できる程度だったが極軸合わせもでき準備完了。
 半値幅(7nm)なのでアライメント星が見つかるかどうか心配だったがこの夜も何故かベガを導入してもプレートソルビングのエラーが出てしまう。
けれどガーネットスターの近くのIC1396を導入すると真ん中に入って来たので撮影スタート。ピントの追い込みも十分できなかったけれど撮影後の撮って出し画像を見るとIC1396がかすかに写っているのには驚かされる。
最も近くにあるLED街路灯や空のカブリも酷いので暗い空で撮ったものとは比較できない 

 電線が通っていたがシグマクリッピングでスタックすると消えてくれた

ゲイン300で300秒×9枚を処理してみた。
この後、網状星雲と北アメリカ星雲を数枚づつ撮影。

前に使っていたQBPフィルターに比べ光害地でのデュアルバンドフィルターの効果は遥かに大きいことが分かったが画像処理は難易度高し

6月3日  自宅庭にて
Borg71FL+レデューサー/EQ6Pro
SV405CC −5℃ SVBONY SV220フィルター 300秒×9枚 ゲイン300 
N.I.N.A. 
Pixinsight、Photoshop



M17「オメガ星雲/いて座」

2023-05-30 | 天体写真

干潟星雲を取り終えたのが25時40分過ぎ、薄明開始まであと1時間余りあるのでもう一対象撮ろうと直ぐ近くの三裂星雲を導入しようとしたが何度やっても導入できない。操作ミスだろうが・・・。といっても35mm換算で1400mm近い焦点距離になるのでとても星の並びを見ながら手動で入れる技は持ってない

代わりにM17のオメガ星雲を入れて撮影

撮り終えて片付けが済む頃には東の空が白んできて、久し振りの長い夜遊びだった

5月23日 愛知高原元気村
10cm屈折(+フラットナー)fl700mm /EQ6Pro
SV405CC −10℃ HEUIBーⅡフィルター 300秒×10枚 ゲイン300 オフセット20 
N.I.N.A. 
Pixinsight、Photoshop

M8 干潟星雲/いて座

2023-05-28 | 天体写真
撮影している間、南の空は雲が沸き続けていたが日が変わる頃には消えてさそり座が見えてきた。天の川もそれ程はっきりとは見えていなかったがいて座の散光星雲M8(NGC6523)、「干潟星雲」にカメラを向けて5分×12枚撮影。
思えばこの対象は暫くぶりの撮影
5月23日 愛知高原元気村
10cm屈折(+フラットナー)fl700mm /EQ6Pro
SV405CC −10℃ HEUIBーⅡフィルター 300秒×12枚 ゲイン300 オフセット20 
N.I.N.A. 
Pixinsight、Photoshop


NGC4565 Needle Galaxy

2023-05-25 | 天体写真
ずーっと不調が続いている機材のテストを兼ねて,予報は今一だったが元気村に
撮影に出かけてみた。
今回はニワで事前にテストしておいたので大きな不具合も出ず、そこそこ撮影できたのが最大の収穫。

最初におとめ座のマルカリアンチェーンを狙ったがカメラの向きが横位置だったので構図的に失敗、銀河団の連なりを写すにはもっと焦点距離の短い鏡筒を使う必要があった。ステライメージ9でスタック処理


次に撮影したかみのけ座の系外銀座 地球からの距離は4千万光年
使用センサーIMX294を使ったC-MOSカメラのアンプグローが酷く気になりダークを引いても残ってしまうが、画像処理ソフトをステライメージ9で行うと綺麗に消えた。
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等倍まで伸ばしてみたら星のハロが目立ってしまった('_'、) 
5月23日 愛知高原元気村
EQ6Pro/10cm屈折(+フラットナー)fl700mm 
SV405CC −10℃ HEUIBーⅡフィルター 300秒×18枚 ゲイン300 オフセット20 
N.I.N.A. PHD2
ステライメージ9、pixinsigh、Photoshop

白鳥座サドル付近の散光星雲

2023-05-18 | 天体写真
季節も過ごしやすくなりというより季節外れの猛暑のこの日、快晴予報を見て暫くぶりに面の木へ出掛けてみた。家を出る時は30℃越えで半袖Tシャツ姿、日が変わり帰る頃には寒さで震えたが。。。この日も機材の具合が良くなく別の意味で震えてしまった。

星友さん達に久しぶりにお会いできて良かったのだが、ずーっと不具合が続いている機材のテストだったが又新たな不具合発生だ。

暗くなりアライメントしようとNINAで恒星を選んで導入しようとすると鏡筒がとんでもない方に動いていってしまう。何度やっても同じ。観測地の緯度経度
やタイムゾーンが狂っていないかチェックし間違いないのを確認してみても全くだめ。極軸合わせを済ませた19時半から23時近くまでああでもないこうでもないと試行錯誤し、ベテランのNさんにも見てもらうも解決できず。使っているソフトEQMODに原因があるのではとはNさんの見立て。翌日ソフトのASCOMやEQMODを入れ変えて庭でテストしたところ正常に戻ったのを確認、プレートソルビングは相変わらず成功しない時が多いが。。。)

その頃には夏の天の川も昇ってきたので、坊主で帰るわけにはいかずカメラを冷却からデジ1に変え、鏡筒も載せ替え、そしてsynscanのハンドコントローラーを使って撮影開始。実はこの時も新しいPCを使おうとしたがCOMポートが見つからないとステラショットと接続できず、幸い古いPCも持っていたのでこちらに繋いでようやく撮影ができた白鳥座のサドル付近。

「青春の蹉跌」ならず「老人の蹉跌」になってしまった夜だった

5月16日 天竜奥三河国定公園 面の木
Nikon D600 ISO1600 300秒×18枚
EQ6Pro/Borg71FL+レデュサー7872/HEUIB‐Ⅱフィルター
pixinsigh→Photoshop








トラブル続きの天体写真、先日の撮影テスト

2023-05-05 | 天体写真
月が大きくなってきたけれど先日届いたノートPCと、これも買っておいたデュアルナローバンドフィルターを使っての天体写真撮影テスト
Nさんから今頃ならAbell39とかキャッツアイ星雲などが撮り頃と教えてもらったのでこの対象を狙うことにする

21時過ぎに庭に機材を拡げた後、肉眼では見えなかった北極星も極軸望遠鏡を覗くと見えてきたので極軸を合わせ、マウントのスイッチ0N

撮影制御ソフトNINAを立ち上げマウント接続するといきなりASCOMドライバーエラー表示が出てきた 何だろう?

良く判らないがかまわずそのまま撮影用のC-MOSカメラを接続し、手動フォーカスターゲットの中からMifakを選んで導入すると動いて行ってくれた。
その後、導入補正の為にプレートソルブするがまたもやエラー表示だ。何度かやってみるもエラーが続くのでソフトをASTAPからASPSに変えてみると今度は成功し星が真ん中に導入出来た。

それでは撮影を始めようと、ピントを合わせガイド用のPHD2を立ち上げると今度はガイドカメラと接続できない。
PHD2の設定をリセットしたりその後2,3時間ほど色々試してみてもどうしてもカメラとの接続が出来ない・・・
すっかりイライラが募ってしまったが結局この日はこれでThe END。

後日改めてやってみてもどうしてもガイドカメラとの接続が出来ない
使っているASI120MM、買ってから何年になるのか?本体の故障かと思ったけれど前使っていたPCに接続すると問題なく接続ができた。
で別の撮影用のSVBONYの冷却カメラを繋いでみるとこちらは問題なくカメラと接続ができる。そうなると問題はカメラドライバーにあるのかと思いダウンロードしデバイスマネージャーでドライバーの削除とインストールをやってみてもうまくいかない。インストール後、「デバイス マネージャー」にカメラは表示されるが、「API を完了するにはシステム リソースが不足しています」(コード 10) と理解不能なメッセージが・・・

ZWO社のHPのフォーラムで検索すると同じトラブルが出てきたが、この方は何度かケーブルを差したり抜いたりしていると認識したようで解決できたのだが自分の場合はうまくいかず、スキル不足で解決の方法が見つからない。。
ドライバーのファームウエアを削除したりインストしたりしたのだがカメラが接続出来なければ更新もできなくお手上げだ。

もうすっかり諦めガイド用に別のカメラを買うつもりでいたのだが、GWに家族を連れて息子が来たので一縷の望みをかけてPCの操作をしてもらった。PCのプロセッサーがAMDの場合、相性の問題があるかもいうことで色々やって見てくれたりした。デバイスマネージャーで認識できなかったのもどうやったのか分からないが接続できるようにしてくれたようでファームウエアの更新も出来たとのこと。早速カメラを接続してみるとデバイスマネージャのビックリマークが消えPHD2でも画像が確認できるようになっている。これで一件落着だ。ただASCOMのエラー表示がまだ気にはなっているが一応動いてくれたので晴れた夜に再度テストしてみよう。


これでカメラの買い替えはしなくても良くなったが、しかし中学生の孫からアップルウオッチをせがまれてしまい買ってやることになり痛しかゆしといったGWだった。



天体撮影用PC到着

2023-04-29 | 天体写真
前回遠征の天体写真撮影が終わった翌日,画像処理しようとPCを立ち上げファイルをUSBに転送しようとすると画面が点滅しファイル表示が出来なくなってしまった
ブラウザーやソフトの立ち上げは問題ないものの保存ファイルにアクセスができなくなりお手上げ。買ってから7年位経っているのでそろそろ寿命かも知れない。ちょっと前にHDDから512GBのSSDに換装したばかりだが・・・

夜の車の運転がしんどくなってきてそろそろ引退を考え、この所カメラやレンズ等をかなり断捨離してきたが撮影はPCが必須。なので買うことにした。撮影用だけなので中古を探したけれどcore-i5以上のCPU搭載だと4.5年前のものでも4万前後。それならもう少し足して新品を買う方が良いと思い色々探してみた

撮影ソフトのNINAはローエンドCPUのCeleron搭載でも動くらしいが心配なのでミドルレンジのCPUの中から選ぶことにする。近くの家電量販店のPCコーナーを除いてみると殆ど10万以上の値付け、国産メーカーのものはデザインも良くサポートも厚いだろうがofficeも要らないし車で運ぶので重さも関係ない。
ということで海外メーカーの中から選ぶことにして液晶画面が大きい15.6型を探すと1年前の発売モデル等候補がいくつかあった。その中からHPのCPUがAMD-Ryzen5625U、メモリー16GB、ストレージがSSD512GBで格安のものをチョイス。今年初めには8万近かったが6万ちょいとコスパは良し。PCの価格は短期間で随分変わるものだ。
そして直販サイトで注文し1週間で届いた。

撮影用ソフトやドライバー等をインストールしておいた。起動まで15秒位と爆速だ。メインマシンのデスクトップは9世代のインテルcore-i7だがRyzen5625Uとベンチマークは同じ位。

赤道儀とカメラを接続してNINAでテストしてみたが問題なく動作もOK,ただEQMODでステラショット接続が導入ボタンを押しても動かない。けどこれはsynscanハンドコントローラーを使えば大丈夫なので良しとしよう。








M106 galaxy

2023-03-19 | 天体写真
14日の遠征時、最初に撮ったりょうけん座のM106。これを撮ったのは初めてかも知れない 
画像処理も思うように行かず諦めていたけれど備忘録として残しておこう

鏡筒の焦点距離は700mmだがフォーサーズセンサーなので換算すると1400mm弱になるが、やはり地球からの距離は2000万光年以上になるので小さく迫力に欠ける。 











NGC2903 galaxy

2023-03-18 | 天体写真
しし座のトリオ銀河を撮った後、NGC2903に鏡筒を向け導入。一発で真ん中にプレートソルブもできた。
2時間コースで撮影したけれど撮った画像をみると少し星が大きくなっている
しっかり止めネジを締めたつもりだが緩んでピントが狂ってきたようだ。
pixinsighを使った画像処理で星を小さくしてみたが比較的明るい銀河の筈なのに両腕もはっきりしない。
F7と暗い鏡筒なので2時間ぐらいでは無理というものか。

3/14 旭高原
使用ソフト NINA  カメラ SV405CC ゲイン300 300秒×23枚 


旭高原へいくこと(銀河の撮影)

2023-03-17 | 天体写真
冷却C-MOSカメラを導入後、コード地獄から逃れようとWifiアダプターを買ったり、デジ1では使えたステラショットが安さにつられて導入したC-MOSカメラでは使うことができず撮影制御ソフトを「N.I.N.A.」に変更したのだがWifi接続が不安定だったりフリーズしたり安定性に欠けなかなか思うようにできなかったこの2ケ月余り。一時は7年前に撮影用として購入したPCの所為かと買い替えも考えたが他に何か良い方法ないものかと思っていた。

ASCOM-EQMODハンドコントローラーをPCダイレクトにして使うことはできたがRC232シリアル変換ケーブルを使えばもっと簡単にできるのでamazonで件のケーブルを買ったのだがマウントを認識しない。仕方なくAlliexpressで見つけたケーブル屋さんから再度購入。心配だったが届いたケーブルはちゃんとFTDI社のチップを使っているらしく家でテストしてみると接続はOK。

先日、まだ上弦の月も大きく24時過ぎには昇ってくるが天気も良かったので旭高原に向かった。春の空なので今一つのシーイングだが6時間ぐらいは撮影できるのでうまくいけば2時間づづ3対象を撮ろうと計画

NINAを立ち上げおおぐま座のフェクダを導入、プレートソルビングすると画面の真ん中へ入って来た(プレートソルバーはASTAP)そしてフレーミング画面でM106を選んで導入するとフェクダの近くなのでほぼ一発で真ん中近くまできてくれた。更にプレートソルブを行うと中心になったのでカメラの冷却も−10℃まで下げて撮影スタート (どうもこのカメラのドライバーが良くないのか冷却機能が弱い。海外サイトでは新たなドライバーがアップされているが日本のサイトではまだ更新されていないのは何故だろう)
新たなドライバーが2/23付けで更新されていた

結局この日は最後までソフトの不具合もなく順調に撮影ができたのが一番の収穫。この3ケ月近く家の中やニワトリでテストしてなかなか思うように制御できず悶々としてきたがどうやらこれで一件落着となった、のかな?
M65、M66、NGC3628は、しし座のトリオ銀河で三つ子銀河 とも言われている 地球からの距離は凡そ3500万光年