ケーブルカー乗車口
駅
かなりの高度差である
あっという間に終点
同年会二日めの目玉は日蓮宗総本山、身延山久遠寺への参拝である。確かに大石寺と違い、鬱蒼たる林の中に立つ本山は厳然と鎮座していた。見上げる山の上にそびえているのだが、我々後期高齢者はバスとケーブルを乗り継いで本堂に到着。
三門から伸びる急勾配の石段は菩提梯と言われ、287段ある。上から覗いて「こりゃ急勾配だ」とケーブルカーに感謝する。
菩提梯
本堂
内部
脇の五重塔から本堂に上がり、祖師堂、報恩閣と進むこれから先は信者のみで立ち入り制限である。報恩閣は寺務取扱所で僧侶が忙しく立ち働いていた。
建物はいずれも宏壮で、威厳があり総本山の面目躍如であった。「信は荘厳にあり」という格言そのままである。山の緑に抱かれたこの地に来るだけで心が洗われるようであった。
せっかく来たので宝物殿を覗いて帰った。時間に急かされてゆっくり見れなかったのが残念であった。
祖師堂を望む
廊下からの庭
前庭を望む