遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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草露白し

2015-09-10 10:54:28 | 雑感
   八ヶ岳はまだ雲の中

台風一過、18号は若干の風と、激しい雨を伴ったが昨日の午前中には雨も上がり、眩しい青空が広がった。聞いてみれば刈谷の方も大した被害は出なかったらしい。ありがたいことである。

七十二候では、白露の初候「草露白し」。草に降りた露が白く光って見える頃。朝夕の涼しさがくっきりと際立ってきます。
たしかに朝はデッキが濡れるほどの露で、屋根からも水滴が落ちてきております。

スーパーの店先でも、桃やとうもろこしが終わりに近づき、ブドウや茸がたくさん並ぶようになってきました。食欲の秋本番です。

遠く山並みを見ると、秋雨前線の影響か、台風の雨雲の名残りか、厚い雲が赤岳、阿弥陀岳付近にかかっておりました。雲はたいてい西から東に向かって走っているのですが、さすがに台風の影響で南から北へ流れていました。

「御山洗い」という言葉があるそうです。富士山の閉山日にあたる旧暦7月26日頃に降る雨は夏の間大勢の人が登った富士山を洗い清める雨、御山洗いの雨と山麓の人の間で言い伝えられてきたそうです。

山岳部の仲間たち

2015-09-09 00:58:43 | 雑感
   会議は踊る

3月に亡くなった信大同級生を偲ぶ会の幹事会が名古屋のクックス会議室を借りて行われた。

西から東から10名の山岳部を中心とするメンバーが集合し、きめ細かく、あるいは先のことを見越して準備の議論をした。

最初の予定時刻3時は越えたが、4時前にはとりあえず終了。行事予定や役割分担などを決め、ともすると脇道に逸れがちな話を軌道に乗せながら、当初の目的をほとんど果たして終えた。

運動部中心なので特有の縦社会であるが、みな気持ちよく、前向きの議論と役割分担を決めた。皆仕事にはプライドをもって取り組んでいるらしく、山との両立を果たしている。山岳部で培った忍耐力、計画性、自戒への反省/改良、自然順応、などを発揮していろいろな分野の仕事をこなしている。

縦社会ではあるが、盲目的な関係ではなく、先輩との間で意見を戦わせるところが信州らしく、また命をかける活動をやっているクラブならではの伝統であろう。とてもいい人間関係ができていると感じた。

終わってからの飲み会も十分楽しく、酒が進んでしまった。双方相まって気分がとても良かった。

会社の仲間

2015-09-08 00:26:51 | 雑感
   この面々が訪ねてくれた
   宴は夜遅くまで続いた

3年ぶりに会社の仲間が我が山小屋を訪ねてくれた。近くでゴルフを楽しんだ後夕方我が家に到着。

しばらくぶりの来訪なので、歓待をセねばと、近所を走り回って食材を買い出しに。田舎の事ゆえ、肉屋からJAまで、あるいは自由農園までの距離がしっかりある。正に馳走である。
家内もボランティアの合間を縫って名古屋から駆け戻り、料理を用意してまた風のごとく去った。
彼女の手際良さは特筆モノである。あっという間に4,5品用意し「こんなもんでいい?まだできるけど」と宣う。十分感謝して客人を待つ。

3人は元東京支店、1人はその時の協力会社の人。みんな楽しい思い出のある人ばかりである。BBQは焼き手を一番若い人に任せ、ビールの後は日本酒タイム。愚痴や不平不満が殆ど無く楽しい酒であった。4時間以上かけてBBQを平らげ、ビール少々?と1升4合の日本酒を開けた。誰も二日酔いをしないのが不思議である。一人はほとんど飲まないから一人平均4合弱だから、皆強い。

翌日は御射鹿池を案内し、横谷渓谷の方を通ってICへ出た。御射鹿池は先月31日から水を落として点検をしていて、3mほど水位が落ちていた。珍しい景色ではあったが、魁夷の絵にある幽玄な雰囲気は残念ながら感じられなかった。

名残は尽きなかったが、茅野駅の近くの蕎麦屋で昼食を取り別れた。何という用事はないが、昔の仲間はいいものである。こう言う人間関係は大事にしたい。

   水位が下がった御射鹿池
   記念撮影
   ここに住み着いている鴨だろうか
   説明看板の前で

メンバーへの感謝

2015-09-07 01:48:34 | 行ってきました
  空港近くのホテル

今回のアメリカ旅行はSFからロスに飛び、SO世界大会の開会式他を見学し、再びバンクーバーへ戻った。この旅行は義妹夫婦、義姉と我々の5人チームだったが、呼吸もぴったり合い、なかなか楽しい旅だった。

しかし考えて見ればそれはメンバー各々の尽力にあった。義弟はともかくこの旅行中レンタカーの運転を一人でやってくれ、大きなランクルを駆動させてくれた。義妹は持ち前の英語力と交渉力でホテル、ツアー、レストランとの折衝をこなしてくれ、姉は要所要所でで我々に食事などをご馳走して気を使ってくれたし、なによりもグループ全体の楽しい雰囲気作りをしてくれた。家内はこの旅行の大筋の計画や飛行便の手配、ホテルの手配を妹と二人でやってくれ、いつもの旅行のように個人旅行を快適に出来た基盤を築いてくれた。

こうしてこの旅行は私を除く4人のお陰で快適に過ごすことが出来た。感謝感謝である。

 このホテルから空港までは目と鼻の先である

ペブルビーチ、カーメルへ

2015-09-06 00:52:29 | 行ってきました
   朝の海岸
   ホテルテラスにある彫像
   テラス1階のパラソル
   この日の海


朝9:30 ホテル発。少し先のフィッシャーマンズワーフへゆく。駐車場は有料だ。波止場から釣り竿を出している親子がいた。覗いてみると小味みたいな小魚が水面に一杯泳いでいた。場所を少し街中へ移し、大きなホテルのテラスへ移る。眼下の海は波静かで水青く、海藻もゆらぎ、水鳥が泳いでいる。午前中なのにもうカヌーや、ボードを楽しむ人がいる。テラスのパラソルの下でサンドイッチ、フルーツ、ヨーグルト、コーヒーの朝食をとる。
   街の建物もなにか懐かしさを感じさせる。
   ペブルビーチ付近の海
   海岸が次第に切り立ってくる
   バンカーだらけのコース

終わって街中を通るが、なにか景色はヒロ・ヤマガタの絵みたいである。海岸沿いの荒れ地を過ぎるとゴルフ場が見えてきた。沢山のゴルフ場がひしめいている。海岸沿いにも林の中にもコースが設定されている。次第に緑が多くなり、クラブハウスと見間違うほどの大きな家が数多く立っている辺りに標識が出ていて、ペブル・ビーチ・ゴルフコースへと導かれる。駐車場は人の出入りが多く、少し待てば駐車はOKだ。

   クラブハウス
   練習グリーン
   カートも小洒落ている
   練習グリーンとクラブハウス

PGAツアートーナメントで有名なこのコースはプレーフィー500$、宿泊1000$だという。それでも半年先まで予約で一杯だそうだ。川奈みたいか。一番ティーを見たが、途中胸像が2体立っており、歴史を感じさせた。一番は右ドッグレッグのコースである。パター練習場は結構若い人も多く、貧富の差が激しいこの国ならではである。折角なので、プロショップへ寄り、帽子とマーカーを記念に購入。

ここを後にして、次に向かう。カーメルの町は何かフェスティバルをやっていて駐車場はどこも満車。やむなく通過してサンフランシスコに戻る。空港近くのベイエリアホテルへ。

   ここは何番?
   荒れ地が多い

モントレーへ

2015-09-05 00:24:44 | 行ってきました
   モントレーのリゾートホテル
   ホテル入口
   ホテルが面する海岸

ソノマからは更に西へ向かい、海へ出てモントレーへ。相変わらずカーナビの調子が悪く時折ダウンしてしまう。途中ナパに戻ってしまう事故もあったが昼飯は近くのモールで軽くベトナム料理のフォーですます。時にはこう言う軽いうどんみたいな料理は助かる。しかしカーナビの調子はいぜんとして悪く目的地近くになってもなかなか目的地へ誘導してくれない。モントレーの街へ少し戻り再び海岸沿いに立つリゾート・ホテルへ到着。砂浜への降り口がある、正にリゾートだ。

   日が傾く海
   大きなリゾートホテル
   海岸沿いの道 遠くに泊まったホテル

まだ5時台で太陽は高く、海岸沿いの道を散歩に出る。そこだけ舗装されている道路を開放感を楽しみながら歩く。さすがアメリカ、ジョギングや自転車の人とすれ違う。遠くには大きなホテルが有り、ここがリゾート地であることがよく分かる。

   レストラン
   夕日に映える客席
   料理はまずまず
   海に落ちる夕陽
   黄昏の浜辺

せっかくの海沿いのホテルなのに部屋はオーシャンビューでないので、早めに食堂に行く。レストランは海沿い、夕日が海に落ちてゆく景色を楽しむ。若いカップルあり、年配の夫婦あり、リゾートを楽しむグループあり、ゆったりとワインを楽しむ人が多い。本当に休日だ、という気分だ。
ウエイターは馬鹿に愛想がいいが、やたら高いワインを勧める。

旅もそろそろ終わりに近づいてきたが、ここの夕暮れは悪くない。日が落ちると海で楽しんでいた人は当然砂浜に上がるが、浜では焚き火が焚かれ、打ち寄せる白波と赤い火がいいコントラストを描いていた。

ソノマ 米ワインの故郷

2015-09-04 06:29:07 | 行ってきました
   丘陵地に広がるぶどう畑

米ワインといえば、ナパが有名だが、その隣にあるソノマもワイン生産地として名高い。近年ワインの世界品評会でフランスを抑えてアメリカワインが金賞を受賞した。しかも2年連続である。
ワインを国の名産物としているフランスにしてみれば、放っておけない事態だが、どんな土地柄なのか訪ねてみた。ヨセミテの次の訪問地である。

ヨセミテから西へ、山岳地帯から丘陵地へ5時間ハイウエイを走る。次第に丘は荒れ地にところどころ緑の果樹が植えられ、そこだけは濃い緑に覆われている。ブドウだけでなく、桃やその他の果物を作る果樹畑が丘を彩る。そのスケールの大きさは、ひとつの畑が野球場より大きいことで表されるか。とにかく大きい。これでは日本の「園芸」と揶揄される、肌理細なか作物の手入れができるはずもない。ソノマの町へ入って目的のホテルを探すがカーナビの調子が悪く、なかなか目的地へ付かない。
人にも聞いて、3度くらい迷った挙句、地名番地からやっとホテルに付いた。2階建ての素朴なモーテルで中庭は緑で埋まり、プールも完備している。「9時以降は騒がないこと」などと注意がある。

   エル・プエプロ・イン
   ホテル内部

市役所はこじんまりとした可愛い建物で、夕食はその近くで摂った。料理もワインもまずまず美味しかった。料理=ビーフのサラダ、ムール貝、アンティパスタ(生ハム、サラミ、モッツアレラチーズ、ナス)エビと鮭のリゾット、カラマリ さすがワインの里である。酒=ダークビール、白ワイン(ソービニオン)
ホテルまでは歩いて25分ほど。夕暮れ(といっても9時近かったが)の町を軽く酔っ払って歩いた。

   市役所夕方と朝
   ビジターセンター

翌日朝、市役所向かい側のビジターセンターでワイナリィの情報を仕入れる。ここで一番はセバスティアーニという近くのワイナリーだそうだ。
試飲会場は11時開場だとのことで、それまで周りをぶらつく。なにせ大きなワイナリーだ、出入りの業者は大型トレーラーや、タンクローリーでやってくる。試飲会場の入口に「2012,2013年連続受賞の幟が飾ってある。ひょっとしたらここがフランスを奮起させたワイナリーかもしれない。

   ワイナリーの壁
試飲会場入口の幟
   ワイナリー内部

11時予定通り開場。白3種赤1種を試飲。比べてみたらやはり高いもののほうが深みがあり、美味しいような気がする。だが単独で飲んだ時は、どれも美味しいのだろう。シャルドネとソービニオンでは前者の方に旨味があるように感じるが、料理と合わせるには後者のほうがいいような気がする。そんなことを考えながら、ワインを2本購入しアントニオーニを後にした。ここで1時間ほどもかかったので、他のワイナリィへは行かずにモントレーへ向かった。

足下から秋

2015-09-03 13:52:20 | 雑感
    芒は赤い穂を沢山出していた
   雨が続き茸も顔を出している
   コスモスは淡い色で咲いていた


立秋過ぎ、お盆前後、あの頃のあの暑さが漸く遠のいてきました。ここ2,3日は日照もなく、暑い中にも秋を感じさせます。
耳を澄ませば蝉の声も小さくなり、夜の虫の声が次第に増してくるようです。

24節気は処暑、まさに「暑さが少し和らぐ頃」です。72候は「天地始めて粛(さむ)し」または「禾乃登る(こくものみのる)」。
あるいは二百十日のころです。蓼科に居ると丁度季節が72候にマッチしているのですが、そうは言ってもまだまだ夏の風情です。

散歩に出た際、秋の兆候を探しました。探してみると其処此処に秋がやってきていました。確実に季節は移ってきています。
自然は偉大です。

着実に歳をとるはずです。

   落葉樹はほのかに紅葉を始めていた
   マツムシソウが咲いていた
   萩の花も真っ盛り
   薊の花