左 玉子焼き 手前 フキノトウの天麩羅
蓼科湖近くの蕎麦屋。
このお店はいつも行列で待たないと入れないのだが、本日は12時15分という
お昼のゴールデンタイムに、たまたますべりこみセーフ。最後のテーブルに座れ
た。震災の影響だろうか。それでもちょうどいい具合にお客は回転し、常にテー
ブルも小座敷も満席だった。
ここの女将さんの客さばきと板さんの清潔感、料理の旨さ、器の吟味された選び
方、それぞれがバランスを保っており、やっぱり並んでも入りたい店である。
ここの厚焼き玉子で冷酒をいっぱい、というのがこたえられないのだが、今日は
フキノトウの天麩羅も頼み、昼間から一杯と至福の時を過ごした。
ここの店名と同じ銘柄の日本酒は甘口だが、つまみにぴったりの酒で、一合でほ
ろっときた。甘露甘露。外は春爛漫、内も春真っ盛りである。
仕上げの蕎麦もまた良い。二枚に分けて出される「ざる」冷たく、コシがしっか
りしており、そば粉の香りが鼻に抜ける。
本日も大満足の昼飯であった。
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